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震災で不通のJR山田線 復旧工事始まる3月7日 18時29分
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東日本大震災で大きな被害を受け、今も不通になっている岩手県のJR山田線の沿岸部の区間で、震災発生から4年となるのを前に7日から復旧工事が始まりました。
JR山田線は東日本大震災で大きな被害を受け、震災発生からまもなく4年となる現在も、沿岸部の宮古と釜石の間の55キロ余りの区間が不通になっています。
JR東日本は、この区間を復旧させたうえで第三セクターの三陸鉄道に運行を移管する予定で、震災後、分断されていた岩手県沿岸部の鉄道は、三陸鉄道の下で再びつながることになります。
7日、宮古駅で行われた着工式で、JR東日本の冨田哲郎社長は「震災から4年を前に着工式を迎えることができ喜んでいます。この路線が地域の足として活躍できるように協力していきます」とあいさつしました。
また宮古市の山本正徳市長は、「4年がかかりましたが、復旧に向けた住民の思いが一つの形になりました。復旧に向けて沿線自治体としても協力していきます」と述べました。
着工式のあと、本格的な工事に向けて、被災した鉄道施設で測量作業が始まりました。
JRは来年秋を目標に一部区間を先行して復旧させ、平成30年度中の全線復旧を目指す方針です。
JR東日本の冨田社長は「岩手県では来年に国体が、また平成31年にはラグビーのワールドカップが開かれることを念頭に、一日も早く復旧できるよう努力していきたい」と話していました。
JR東日本は、この区間を復旧させたうえで第三セクターの三陸鉄道に運行を移管する予定で、震災後、分断されていた岩手県沿岸部の鉄道は、三陸鉄道の下で再びつながることになります。
7日、宮古駅で行われた着工式で、JR東日本の冨田哲郎社長は「震災から4年を前に着工式を迎えることができ喜んでいます。この路線が地域の足として活躍できるように協力していきます」とあいさつしました。
また宮古市の山本正徳市長は、「4年がかかりましたが、復旧に向けた住民の思いが一つの形になりました。復旧に向けて沿線自治体としても協力していきます」と述べました。
着工式のあと、本格的な工事に向けて、被災した鉄道施設で測量作業が始まりました。
JRは来年秋を目標に一部区間を先行して復旧させ、平成30年度中の全線復旧を目指す方針です。
JR東日本の冨田社長は「岩手県では来年に国体が、また平成31年にはラグビーのワールドカップが開かれることを念頭に、一日も早く復旧できるよう努力していきたい」と話していました。