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サハリン州知事拘束 建設工事巡る事件に関与か3月4日 18時38分
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北方領土の開発に影響力を持つ、ロシア極東のサハリン州の知事が捜査機関に拘束され、ロシアのメディアは、州発注の建設工事を巡る事件などに関わっている疑いがあると伝えています。
ロシア極東サハリン州のアレクサンドル・ホロシャビン知事(55)は、4日午前、サハリン州の中心都市ユジノサハリンスクで捜査機関に拘束されました。
捜査機関は、ホロシャビン知事を拘束した容疑について、今のところ明らかにしていませんが、ロシアのインターファクス通信は、州発注の建設工事を巡る事件などに関わっている疑いがあると伝えています。
また、地元メディアによりますと、ほかにも州政府の幹部数人が拘束され、ホロシャビン知事の執務室や自宅で捜索が行われたということです。
ホロシャビン知事は、エネルギー開発が盛んなサハリン州北部のオハ市の市長を経て2007年、プーチン大統領から州知事に任命され、豊富な人脈を基にサハリン沖のエネルギー開発を推進してきました。
北方領土問題では一貫して日本への返還に反対し、プーチン政権が進める北方領土開発に影響力を発揮する一方、北海道をはじめとする日本との経済交流には積極的で、たびたび日本を訪れ、企業の進出を呼びかけてきました。
捜査機関は、ホロシャビン知事を拘束した容疑について、今のところ明らかにしていませんが、ロシアのインターファクス通信は、州発注の建設工事を巡る事件などに関わっている疑いがあると伝えています。
また、地元メディアによりますと、ほかにも州政府の幹部数人が拘束され、ホロシャビン知事の執務室や自宅で捜索が行われたということです。
ホロシャビン知事は、エネルギー開発が盛んなサハリン州北部のオハ市の市長を経て2007年、プーチン大統領から州知事に任命され、豊富な人脈を基にサハリン沖のエネルギー開発を推進してきました。
北方領土問題では一貫して日本への返還に反対し、プーチン政権が進める北方領土開発に影響力を発揮する一方、北海道をはじめとする日本との経済交流には積極的で、たびたび日本を訪れ、企業の進出を呼びかけてきました。