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No.3120
2011年11月15日(火)放送
オリンパス損失隠し 問われる日本企業
放送の一部をご覧いただけます。
出演者
牛島 信
さん
(弁護士)
北村 洋次
(NHK社会部・記者)
日本を代表する光学機器メーカーである「オリンパス」。有価証券の投資など、財テクの失敗で生じた損失を長年に渡り隠し続けていたことが明らかになった。その穴埋めに企業買収の偽装工作で生み出した巨額の資金を充てていたと見られている。コーポレイトガバナンス(企業統治)が厳しく問われるようになって既に久しいにも関わらず、なぜ、20年近くもバブルの傷は隠蔽されたのか。海外からは「日本の企業風土を問う」厳しい視線が注がれている。番組では、関係者の取材から、巨額の損失を代々引き継ぎながら先送りしつつけてきた企業体質を浮き彫りにするとともに、海外の反応なども伝えていく。
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2012年1月10日(火)
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日本を代表する光学機器メーカー、オリンパス。
バブル崩壊で生じた財テク失敗の巨額の損失をおよそ20年にわたって隠し続けていたことが明らかになりました。
経営の透明化が厳しく問われる中でなぜ損失は隠蔽されてきたのか。
取材で明らかになったのは社長とその側近だけで作られた巧妙な仕組み。
社長の方針に異論を挟めない社内の雰囲気もありました。
世界に誇る技術力を持つオリンパスの不正。
日本の企業は大丈夫なのか。
海外からは厳しい視線が注がれています。
20年を経てあらわになったバブルの傷痕。
会社の内部で何が起きていたのか迫ります。
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