サメよけ水着:苦手な模様で効果期待 素材メーカーが販売
毎日新聞 2015年03月09日 22時47分(最終更新 03月09日 22時58分)
素材メーカーの山本化学工業(大阪市)は9日、サメが苦手な模様をあしらい、サメよけの効果が期待できるウエットスーツ素材の販売を始めると発表した。「アンチシャーク素材」と名付け、今後、欧州のスポーツ用品メーカーなどに売り込む。
サーフィン用とダイビング用の2種類があり、サーフィン用はサメが嫌うとされるウミヘビのような白と黒のしま模様を手脚の部分にあしらった。ダイビング用は濃淡の違う青色を不規則に使い、サメから見つかりづらくした。
2013年9月から14年12月までオーストラリアで先行販売し、累計1万着が売れたため、本格展開を決めたという。(共同)