競技用自転車にローラーブレーキを義務づけよ
▼競技用自転車にあっては雨も大敵だ。最たるのがブレーキ。前輪だけでなく後輪までもがホイール(リム)を消しゴムのようなパッドで挟む「キャリバブレーキ」を採用している。痛恨の極みはパッドがむきだし状態で設置されていることだ。
▼常時、風雨にさらされているわけで、雨水に濡れた状態では制動距離も伸び交通の安全を確保できない。そこで注目されるのがローラーブレーキ(画像)。カバーで覆われているため雨にも強いと定評だ。重量のあるママちゃりでも的確にブレーキが効くなど実証済みだ。、
▼競技用自転車は標準仕様がスピードレース用であり快適性とは相いれない。全天候に対応するなど街乗りに適した形で販売するのが本来の姿だ。改造費は負担となろうが交通安全のために背に腹はかえられぬ。競技用自転車にローラーブレーキを義務づけるべきだ。法改正をまちたい。
後輪の車軸に設置するローラー
ブレーキ。雨にも強い
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| 01:44 | コメント:26 | trackbacks:0 | TOP↑
「ローラーブレーキ」とは良い案ですなあ。
競技用自転車のキャリバブレーキなど、雨が降ったらクソの役にも立ちませんからね。元々が集団走行時のスピードコントロールの為のブレーキですから、制動力など度外視した設計です。こんなもんで公道を爆走練習するなど自殺行為ですな。
「ローラーブレーキ」も義務化するべきですが、ついでにABS(アンチロック・ブレーキ・システム)も義務化していただきたいですね。制動力が上がります故、転倒リスクを減らしつつ効率よく減速するにはABS装備は必須です。
重量増やコストが上がるなどの問題もありますが、安全には代えられません。法改正を待ちましょう!
| 自転車は歩道 | 2015/03/05 07:40 | URL |