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万葉集の最後に収録されている大伴家持の和歌についてです。 新しき 年の初めの...

gag0jtさん

2013/11/1917:49:52

万葉集の最後に収録されている大伴家持の和歌についてです。

新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事

この歌の修辞法を教えていただけますか??
序詞と、体言止め以外

にありますでしょうか??

たとえぱこの歌は「の」が何度も繰り返されていますが、
これは反復法や押韻などということができるのでしょうか??

調べてみたのですが、よくわかりませんでした。

よろしくお願いします。

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2013/11/1918:06:56



ご指摘の通りです。技法的には接続の助詞「の」の連用によって快いリズムを生んでいます。そして結句を
名詞止めとして落ち着いた雰囲気を出しています。技法としては「連綿」と言います。
この歌のような連綿美の歌に佐々木信綱氏の「いにしへの大和のくにの薬師寺の搭の上なる一片の雲」があります。

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2013/11/1919:06:23

「の」は格助詞であって、接続の助詞ではありません。
この繰り返しは反復法の中でも「結句反復」という 文節ごとに同音を配する技法です。もちろんリズムを作るため。
また、「新しき年の初め」と「初春」が同義反復になって、めでたさを強調しています。
「序詞」ではないと思います。

「しけ」は 「雪が降り敷け」と「吉事が繁(し)け」(いよいよ盛んになれ)との懸詞になっています。
句切れは 命令形の「いやしけ」で切れるので、中間切れです。
体言止めですが、この「吉事」が 「吉事よ!」と呼びかけているのか、「吉事が」と倒置法になっているのか、解釈が分かれるところです。いちおう、両方の解釈があることは知っておかれたほうがいいでしょう。

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