亡くなった弟の“遺品ゲーム”を兄が起動、故人が最後に見た景色とは
事故で亡くなった海外ゲーマーの遺族による、遺品となった『スカイリム』のプレイレポートが、海外フォーラムRedditで注目を集めています。
この記録の主要人物となるのは、imgur投稿者lastrogu3氏と、その弟で『スカイリム』ファンでもあったTaylor氏。imgurでは、lastrogu3氏とTaylor氏はNESやセガジェネシス時代からのゲーマーだったと語られています。
lastrogu3氏が他フォーラムでこのことを投稿したところ、数人のユーザーから「Taylor氏が『スカイリム』で最後に見た風景に花を手向けたい」との返信を受けたようです。
こちらがTaylor氏が遺した『スカイリム』セーブデータのプレイ風景。スカイリム地方の景色と相棒だったフォロワーを目にしたlastrogu3氏は、Taylor氏がプレイしてきたキャラクターを一歩たりとも動かさなかったとのことです。
Taylor氏はサブクエストの多くを未攻略のままにしていました。lastrogu3氏曰く、彼はクエストを攻略していくよりも、街や自然の探索を好んで『スカイリム』をプレイしていた模様です。そんな彼が最後に訪れていたのは、スカイリム地方の首都「ソリチュード」周辺。英語で“孤独”を意味するこのロケーションが最後の地だったことには、再び死の悲しみを痛感させられたとも語っています。
Taylor氏のダークエルフ“Bear”が最後にセーブしたポイントはこちら。一部のRedditユーザーは、この地点に花を手向けに訪ねるスクリーンショットをアップロードしています。『スカイリム』を通して行われたこの追悼は、今後も海外フォーラムを中心に広がっていくかもしれません。
記事提供元: Game*Spark
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以前みたレーシングゲームで亡くなったお父さんのデータのゴーストカーを抜きかけてやめた話も胸が熱くなったけどこういう話に弱いらしい。