本日の経済ニュース
電機ベア、膠着状態で溝埋まらず 経営側警戒、一斉回答まで紆余曲折も 2015年春闘で電機産業の労使交渉が本格化するなか、賃金を一律に引き上げるベースアップ(ベア)をめぐり、前年を超える水準を求める電機連合と固定費増を抑えたい経営側との溝が埋まらない。「経済の好循環」実現に向けて、最終的には前年を上回る水準のベアで決着するとの見方が支配的だが、経営側の警戒感は根強く、18日の一斉回答までに曲折も予想される。
ドローンに専用周波数割り当て 総務省方針、国内メーカーの開発促進 総務省は、産業分野やホビー分野でドローン(無人飛行機)の利用が拡大していることに対応し、混信の防止や違法電波の取り締まり強化を狙いに専用の周波数を割り当てる方針を固めた。同時に、国内で欧米製や中国製のドローンが幅を利かせるなか、周波数割り当てを国内メーカーによる機器開発の促進につなげたい考えだ。
トヨタや富士重など日本車攻勢 欧州市場が回復基調、競争激化へ 欧州の自動車市場が回復基調にある。ギリシャで表面化した債務危機などで低迷が続いていたが、昨年の新車販売は7年ぶりの前年比増となった。独フォルクスワーゲン(VW)グループなど欧米勢に対し、日本勢はシェア拡大に向けて新車攻勢をかける。もっとも、ウクライナ情勢をめぐるロシア経済の低迷など、先行きリスクもくすぶる。
エアアジアが格安周遊券 ASEAN域内10カ国の約140路線対象 マレーシアの格安航空会社(LCC)アジア最大手のエアアジアは、東南アジア諸国連合(ASEAN)域内10カ国の約140路線を対象にした周遊航空券の販売を2月に開始した。今年末に予定されるASEAN経済共同体(AEC)の発足に伴い、人やモノの往来が活発化することを見越し、域内を格安料金で周遊できる航空券の導入で利用客のさらなる獲得を図る考えだ。国営ベルナマ通信などが報じた。
縄文系日本人は肌にシミができやすい 弥生人と大きく違う ポーラ化成工業は9日、鼻が高いなど縄文人に近い骨格や体質の特徴を持つ日本人は、肌にシミができやすい傾向があるとの研究成果を発表した。紫外線などの刺激を受ける遺伝子の配列が、日本人のもう一つの祖先とされる弥生人と大きく違うことを要因としている。
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