2015年3月9日19時58分
捜査を装って買春相手の女子中学生らの個人情報を不正に入手したとして、警視庁は9日、大森署元警部補、徳重雄二容疑者(44)=懲戒免職、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪で公判中=を虚偽有印公文書作成・同行使と公務員職権乱用の疑いで再逮捕し、発表した。
徳重容疑者は「関係を持った少女の年齢や住所を確認したかった」と話し、容疑を認めているという。
人事1課によると、徳重容疑者は昨年5月、不法就労事件の捜査と偽って照会書を作成し、電話番号計50件を携帯電話会社4社に照会。女子中学生の名前や住所を含め、捜査に関係のない情報を回答させた疑いがある。少なくとも約20件が捜査に関係なかった、と同課はみている。
徳重容疑者は、この中学生や別の女子中学生(当時)に現金を渡してみだらな行為をしたとして神奈川県警に児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕され、警視庁が昨年12月に懲戒免職とした。
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