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●ハクチョウ 北帰行 (03/09 18:58)
 9日は各地で気温が上がり、3月下旬から4月上旬並みの暖かさとなった。平内町の海岸では冬の間羽を休めていたハクチョウがシベリアをめざし、次々と飛び立っていた。
 ハクチョウの飛来地として国の天然記念物に指定されている平内町の浅所海岸。この冬はおよそ300羽が飛来したがいつもの年より10日ほど早い先月末から北に帰り始め、今いるのは100羽ほど。
 9日も夜明けとともに大きく羽を広げて準備したあと、激しく水しぶきを上げながら水面を飛び立っていた。
 シベリアまで帰るハクチョウの北帰行は来月末まで続くという。



●マンサク咲く (03/09 18:56)
 弘前公園では春を告げる花「マンサク」がいつもの年より5日早く咲き始めた。
 開花したのは弘前公園北側の武徳殿前にあるマルバマンサクで、8日黄色い可憐な花が咲き始めた。
 いつもの年より5日早く、記録を取り始めた1993年以降4番目に早い開花となった。
 弘前公園ではマンサクが咲いてからおよそ40日でソメイヨシノが咲くと言われている。
 民間の気象予報会社「ウェザーニューズ」が今月4日に発表した桜の開花予想では、弘前公園のソメイヨシノは過去5年間の平均の開花日に比べ3日早い4月22日となっている。



●9月にも健全化団体脱却 (03/09 18:54)
 全国で唯一破たん寸前の財政健全化団体に陥っている大鰐町。行財政改革が順調に進み、ことし9月健全化団体から脱却する見通しとなった。
 大鰐町の山田町長は取材に対し、ことし9月で財政健全化団体から脱却する見通しとなることを明らかにした。
 大鰐町はリゾート開発の失敗で破たんした2つの第三セクターの債務のうち90億円を負担した結果財政が破たん寸前に追い込まれ、2009年財政健全化団体に陥った。
 このため2011年に66億円の地方債を発行して30年かけて返済する新しい財政健全化計画を作り、職員の給与削減や建設事業費の抑制など行財政改革に取り組んできた。
 その結果、今月中に12億円の財源を債務の返済にあてることができるようになった。
 このため来年度から借金の割合が健全化の基準を大幅に下回る見込みとなり、予定より6年早く健全化団体からの脱却が可能になった。
 12億円の債務を前倒しで返済する補正予算案は今月17日の大鰐町議会で審議される。



●証拠隠滅の可能性 (03/09 18:52)
 8日、平内町の住宅で起きた強盗未遂事件。逮捕された男は犯行後、女性を脅した刃物とみられる凶器を捨てていることなどから、警察は証拠の隠滅をはかろうとした可能性もあると見て捜査している。
 逮捕されたのは平内町小湊の無職・宿野部正幸容疑者62歳。
 警察の調べによると宿野部容疑者は8日午前10時半頃近くの住宅に押し入り、この家に住む36歳の女性に刃物のようなものを突きつけて「金出せ」などと脅した。
 女性が抵抗したため、宿野部容疑者は何も取らずに逃げた。
 女性にけがはなかった。
 その後、警察が町内の路上にいた宿野部容疑者を発見し、犯行を認めたため強盗未遂と住居侵入の疑いで逮捕した。
 逮捕された当時宿野部容疑者は服を着替え、帽子をかぶっていた。
 また取調べに対し刃物と見られる凶器は捨てたと供述している。
 警察は証拠隠滅や捜査をかく乱しようとした可能性もあると見て動機などを調べている。



●「大きな誇り」 (03/09 18:50)
 県立美術館の鷹山ひばり館長が今月31日付けで館長を退任することになり、館長を努めたことは「大きな誇り」だと6年2か月を振り返った。
 県立美術館の鷹山ひばり館長は会見で、2016年度に行う10周年記念事業に道筋がついたとして今月31日付で退任することを明らかにした。
 鷹山館長は七戸町立鷹山宇一記念美術館の館長から2009年1月、民間の初代館長として就任した。
 青森市出身の版画家・関野準一郎さんや弘前市出身の現代美術家・奈良美智さんたち県人作家の功績に光を当てたほか、東日本大震災の4か月後に開かれた開館5周年の企画展を成功に導くなど県内の美術界をけん引してきた。
 後任の館長は県内の美術関係者を中心に県が人選を進めている。



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