何だこれは?曹洞宗の大本山が監修した「精進料理」のカップ麺が登場

2015年03月09日 18時40分

2015年03月09日 18時40分

sobacatch

曹洞宗の大本山「總持寺」が監修したカップ麺「我逢麺(がほうめん)」が10日に発売される。

実際に寺院で食べられている味を再現

仏教の精進料理をカップ麺のそばとうどんに再現した「動物性食材不使用」の新商品だ。「曹洞宗大本山總持寺の禅を親しみやすく、もっと身近に」というコンセプトで作られた。

寺院で食べられている味を再現したというこのカップ麺、そばは、昆布醤油に玉ねぎ・しいたけからとったコクのある出汁に、具材として大豆、青梗菜、きくらげ、わらび、ぜんまい、油揚げが入っている。

うどんは塩ベースに野菜のエキスを溶け込ませた出汁。大豆、ジャガイモ、さつまいも、人参、サトイモ、赤大根、青首大根、レンコン、かぼちゃ、インゲンの10種の野菜と油揚げが具材となっている。

どちらも300 円(税込)。

蓋の裏側にはありがたい法話が

さらに蓋の裏側には全国の曹洞宗僧侶が「我逢麺」のために綴った法話(全12種類)が書かれている。麺が出来上がるまで、しばし「禅」の精神を感じられるカップ麺なのだ。

まず總持寺内の売店と曹洞宗の関連施設で先行販売を行い、その後徐々に販路を拡大していくという。