こんにちは。
正午のニュースです。
東日本大震災の発生からまもなく４年です。
日曜日のきょう、各地で犠牲者の追悼式などが行われています。
黙とう。
震災で１６０１人が亡くなった岩手県陸前高田市です。
市は県外に避難している遺族も出席できるよう、日曜日のきょう、追悼式を開き、遺族などおよそ９５０人が参列しました。
参列した人たちは、献花台に花を供え、静かに手を合わせていました。
福島県いわき市では、たくさんの花で亡くなった人を追悼する行事が行われています。
花は全国各地から届けられたもので、遺族などおよそ１００人が、亡くなった人たちを悼みました。
宮城県亘理町ではきょう、伝統の獅子舞が復活しました。
獅子頭は、震災後、交流が深まった大分県日出町から送られたということです。
竹下復興大臣は、ＮＨＫの日曜討論で、東日本大震災からの復興に関連して、災害公営住宅の建設などの基幹事業や、原発事故の汚染水対策などは来年３月に集中復興期間が終わったあとも、地元自治体に負担を求めず、国が前面に立って対応する考えを示しました。
この中で竹下復興大臣は、東日本大震災を受けて、国が復興費用のほぼ全額を負担する集中復興期間が、来年３月で終わることに関連し、次のように述べました。
竹下大臣は、災害公営住宅の建設などの基幹事業や、原発事故の汚染水対策などは、集中復興期間が終わったあとも、地元自治体に負担を求めず、国が前面に立って対応する考えを示しました。
一方で、被災地の市町村は自立するという強い意志を持つべきで、ずっと国に寄りかかることはできない。
地元負担があることで、初めて、自立や規律が生まれてくると述べ、集中復興期間が終わったあと、復興事業の一部では、一定程度、地元に負担を求めざるをえないという認識を示しました。
東日本大震災からまもなく４年となるのを前に、フィギュアスケートの浅田真央選手が、仙台市でスケート教室を開き、被災地の子どもたちと交流しました。
浅田選手は、震災のあとも、大会などがあって、被災地をゆっくり訪れる機会がありませんでしたが、今は競技活動を休んでいることもあり、今回のスケート教室が実現しました。
会場となった仙台市泉区のスケート場には、被災地の小学生などおよそ１００人が集まり、浅田選手が基本的なスケートの滑り方などを説明しました。
参加した子どもはほとんどがスケートは初めてということで、浅田選手は優しく手を引くなどして、教えていました。
自民党はことし立党６０年を迎え、きょう、党大会を開きました。
この中で安倍総理大臣は、経済再生や安全保障法制の整備など、政策課題の実現に引き続き取り組むとしたうえで、来月の統一地方選挙について、日本の夜明けを確かなものとしたいと述べ、勝利に向けて全力を尽くす考えを強調しました。
そして党大会では、経済再生に向けて、安倍政権の経済政策・アベノミクスを完遂するほか、憲法改正原案の作成を目指すとともに、改正に向けた国民的な運動を推し進めるなどとした、ことしの運動方針が了承されました。
乗客５人が死亡し、６４人がけがをした東京の地下鉄日比谷線の脱線衝突事故から、きょうで１５年になり、被害者らが事故現場近くの慰霊碑を訪れて祈りを捧げました。
東京・目黒区の事故現場近くに建てられた慰霊碑です。
きょうは被害者や亡くなった人の知人らが訪れ、花を手向けていました。
平成１２年３月８日、当時の営団地下鉄日比谷線の中目黒駅付近で、下り列車が脱線し、上りの対向列車と衝突して乗客５人が死亡し、６４人がけがをしました。
慰霊碑の前では事故が起きた午前９時１分に、東京メトロの奥義光社長や社員が黙とうして、安全への誓いを新たにしていました。
東京メトロは、事故のあと、脱線防止ガードの設置を増やすなど、安全対策を進めているということです。
大相撲の横綱・鶴竜が左肩のけがのため、春場所初日のきょうから休場することになりました。
師匠の井筒親方によりますと、横綱・鶴竜は、もともと痛めていた左肩の状態が悪く、場所前に十分な稽古ができなかったということです。
このため大阪市内の病院で診察を受けた結果、左肩のけがで全治１か月と診断され、日本相撲協会に休場を届け出ました。
2015/03/08(日) 12:00〜12:15
ＮＨＫ総合１・神戸
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