3月27日の開幕まで、もう1か月を切っています。
プロ野球。
きょう、タイガースは、本拠地、甲子園にジャイアンツを迎えてのオープン戦。
今シーズン、両チームの初対戦です。
withタイガース阪神対巨人のオープン戦。
甲子園球場からお送りしてまいります。
そしてきょうのゲームなんですが、球団創設80周年記念企画、永久欠番デーとなっています。
タイガースの選手がタイガースの初代永久欠番である、藤村富美男さんの背番号、10をつけて試合が行われます。
こちらが初代ミスタータイガース、藤村富美男さんです。
ダイナマイト打線の4番。
1936年、大阪タイガースに入団。
そして途中、戦争もありましたが、1958年昭和33年まで、タイガースでプレーされました。
永久欠番、タイガースは藤村さん、村山さん、吉田さんとなっています。
さあ、それでは放送席、ご紹介しましょう。
この試合の解説は、阪神タイガースOB、魂のヘッドスライディング、亀山つとむさん。
そしてベースボールライターの小関順二さんです。
お2人、どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
亀山さん、きょうはオープン戦ではあるんですが、阪神対巨人の今シーズン初対戦ということで、楽しみですね。
そうですね。
やっぱり風船の中で、本当にお客さんもたくさん入っていますんでね、非常に注目されるカードですよね、これは。
そして、小関さん、小関さんはベースボールライターとして、さまざまな本をお書きになっていらっしゃいますが、ストップウォッチを使って、野球のさまざまな動きのタイムを計って分析することもされていると?
そうですね。
わりと最近は、それが主体になっているような感じですね。
お聞きしたところによると、ピッチャーのクイックモーションのタイムであったり、キャッチャーの2塁への送球タイム、そのあたりを計っているということで、きょうはMBSの新しい試みとして、ランナーが出たときのピッチャーのクイックモーションのタイム、そしてキャッチャーの2塁への送球タイム、そしてバッターの各ベース到達タイムを画面に表示いたします。
テレビをご覧の皆さんと、その数字を見ながら、小関さんにお話を聞いていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
お願いします。
亀山さん、新しい試みということでね。
そうですね。
結構、数字っていうのは、データとしては大事ですから、僕もいろいろ聞いてみたいと思います。
今シーズンの伝統の阪神・巨人初対戦ということになります。
背番号10をつけて、きょうは永久欠番デーということになりました。
阪神・巨人戦ということで、このオープン戦ですが、非常に多くのお客さんが詰めかけています。
甲子園球場。
そして先発マウンドに上がったのは、5年目、22歳の岩本輝です。
昨シーズンは4試合に登板して、勝ち負けはありませんでした。
防御率は4.91。
先発ローテーションの1枠を勝ち取ることができるかどうかという、今シーズンになります。
不思議なもんですね、こういう数字の企画をするにあたって、永久欠番、これも数字、きょうは数字に関してるといいますかね。
そういう日なんですかね。
数字に縛られてますよね、やっぱり、野球選手というのは。
やっぱりそういう意味も。
勝ち越し、防御率、打率、打点、結局、みんな数字なんですよね。
さあ、永久欠番デーの始球式が行われています。
ピッチャーが村山さんのお孫さん、村山なおゆきさん18歳、そしてバッターが藤村富美男さんのお孫さん、藤村かずひとさん36歳、そしてキャッチャーが吉田義男さん、本人と、ご本人も23番をつけてキャッチャーを務めたということになります。
捕れませんでしたね。
しかし爽やかな好青年ですね。
そうですね。
今風のイケメンですね。
村山さん、そして藤村さんのお孫さん、そして吉田義男さんご本人が登場して、永久欠番デーのセレモニー、始球式が行われました。
吉田義男さんって、キャッチャーしたことあるんでしょうか?
どうなんですか?
もうね、内野の名手ですから、まずそのポジションから動くことはなかった方でしょうからね。
牛若丸というふうに言われましたけれどもね。
さあ、こちらがジャイアンツ、タイガースのオーダーということになっています。
きょう、ジャイアンツ1番は松本哲也、そしてタイガースは、きょうもゴメスが左脇腹の張りで欠場ということになりました。
ファーストには新井良太が入っています。
1番鳥谷、2番上本、3番西岡は変わりありません。
先発マウンドに上がったのは岩本です。
今シーズンのオープン戦は、2試合に登板して、防御率が1.35、オープン戦、3試合目のマウンドです。
さて、亀山さん。
この岩本なんですが、まず先発ローテーションの1枠を勝ち取ることができるかどうかという、このオープン戦の登板になってますね。
そうですね。
5、6番手の先発競争の中で、唯一と言っていいほどの勝ち残りですね。
本当にこの2年ぐらいで自分のまっすぐを速くするというテーマで、取り組んできて、それをしっかりとキャンプで結果として出してきましたね。
だからまあ、平均して4、5キロ上がったんじゃないかなと、ストレートがね、思いますね。
前回の登板のまるがめでのゲームは、スコアボードに150という数字もマークしたというこの岩本なんですが、本人に話を聞くと、150ちょっと、球場のスピードガンも出ていたのかな、自分の感覚としては145キロぐらいですというようなことも話していました。
もともと球質はいいタイプなので、スピードだけじゃないんですけど、スピードが上がると、より精度が、変化球の質が上がってきますのでね、そういう意味では非常に、ビルドアップして、このキャンプに臨んでいますよね。
松本を追い込んでいます。
変化球、空振り三振です。
まず先頭バッター、いやらしい松本哲也を空振り三振に打ち取りました。
まだテストは続くと思いますけれども、たぶんきょう、完璧に抑えたら、確定だと思うんです。
そうですか?
このジャイアンツというチームを相手にきちっと投げることができれば、ほぼ間違いないでしょうね。
小関さんはベースボールライターとして、多くのプロ野球選手をアマチュア時代から取材されていらっしゃいますけれども、この岩本の学生時代、高校時代の印象というのは何かありますか?
そうですね、速さというのはもともと速いと言われてきたピッチャーなんですけれども、速さよりはフォームがいいなというのは、僕は思いましたね。
やっぱり開かないというのが、高校時代からありましたし、よく先輩のつだつねみさんと比較されたんですけれども、つださんは、どちらかと言うと上下動で腕振っていくんですけど、この選手はもうちょっと開かないとかね、動きをコンパクトにするという感じで投げてたのを覚えていますね。
なんよう工業から、タイガースに2010年、ドラフト4位で入団しました。
高校の先輩、つだつねみ2世というふうにも呼ばれました。
インコース、今、厳しいところ、ストライクを取りました。
岩本です。
2番の井端が入っています。
亀山さん、この井端がオープン戦、好調で、打率4割2分1厘。
そうですね。
本当にこの年になってでも、生き残りという、ジャイアンツの厳しさですよね、これもね。
アピール、このクラスではアピールしないとレギュラーが確定じゃないというね。
やはりことしもジャイアンツというのは、強いだろうと、だからそこの上に行かなきゃ、優勝はないですからね。
力で押しました。
ファーストは新井良太。
2アウト。
松本哲也は変化球で三振、そして、この井端はストレートでファーストゴロ。
2アウトを取っています。
きょうは上空、少し雲が覆っています、阪神甲子園球場です。
ですが、きのうはちょっと雨で、おとといは非常に寒かったんですが、きょうは気温としてはそれほど寒くはないですね。
でも日がさせば、暑いぐらいですね。
非常にいい天気ですね。
岩本はこのカーブがあります。
グラウンドコンディションも抜群じゃないでしょうか。
練習のときはまだ湿っていましたけれども。
ストレートも球速出てますね。
142、3出てると、やっぱり、ほかの変化球、130キロ台シュートとか、カットでしょうけれどもね。
非常にバランスがよくなってますよね。
本人は試合前、これまでの登板の中で、自分自身のピッチングが見えてきた部分があると、カーブとストレート、そのコンビネーションをうまく使って、投げられるかどうかということを話していました。
あー、146ですね。
この選手ね、イメージになかったんですけども、すごくコントロールいいんですよね。
アウトコースいっぱい。
1回の裏、タイガース先頭バッターの鳥谷、センターライナーに倒れています。
タイガースが岩本、ジャイアンツが西村の両先発で、定刻より2分遅れて、午後1時2分にプレーボールしています。
阪神甲子園球場の阪神・巨人のオープン戦。
阪神タイガースOB、亀山つとむさん、そしてベースボールライター、小関順二さんをお迎えしてお送りしています。
今シーズンのタイガースは、1番が鳥谷、そして2番が上本、3番西岡ということで、和田監督は起用しています。
2番の上本。
亀山さん、今シーズン、和田監督、昨シーズンもスタートはそうだったんですが、1番鳥谷、3番西岡、そして2番は上本というオーダーですね。
そうですね。
いいと思いますね。
この1、2番は非常に迫力ありますよね。
風はきょう、ほとんどありません。
甲子園。
ライトは松本哲也、2アウト。
ですから、鳥谷選手が1番ですけど、出なくても、2番の上本選手が1番の役割をしますので、なんせ、ゴメス、マートンというところに向かって、一人でも多く、ランナーをためたいという打線の組み方ですよね。
きょう、ゴメスは左脇腹の張りで欠場しています。
3番西岡がバッターボックスに入りました。
もう、ですから、あとはこの西岡選手が、状態さえ上げてくれれば、問題なしですね、この打線は。
昨シーズンは開幕直後の大けがに泣かされまして、24試合の出場にとどまりました。
亀山さん、今シーズンは、野球人生を懸ける、それぐらいの意気込み、覚悟で臨んでますよね。
いや、本当にことしのキャンプの取り組みも、一切冗談なしで、真剣に取り組んでいましたのでね。
もう上本君のほうが上だっていう、自分で自覚しながらキャンプしてましたので、そういう意味では、相当な思いで今シーズンに懸ける思いがあると思いますね。
7キロ体重を減らしてキャンプインしまして、この上本とセカンドのポジション争いを繰り広げました。
しかしまあ、最終的には和田監督、この西岡をサードにということにはなりました。
そうですね。
ただまあ、本来はレギュラークラスがそうやって競争するチームが強いチームですからね。
そういう意味ではいいキャンプを
先発ローテーション入りに向けてアピールしたい岩本が2回の表のマウンドに上がっています。
きょうは解説、亀山つとむさん、そして小関順二さんをお迎えしてお送りしています。
亀山さん、まず1回の表、岩本の投球内容なんですが、三者凡退、0。
そして松本、坂本、1番、3番から三振を奪いました。
コースもボールの質も、今のところパーフェクトだと思いますね。
このペセダ選手に対しても、ボール2でしたけれども、いいですね。
まだオープン戦とはいえ、軒並み、ジャイアンツ打線がまっすぐスピードガン以上に詰まってる感じでしょ。
ということはやはり、ボールの質がいいんですよね。
非常に球速も上がりました、マウンド上の岩本です。
球種としてはストレート、カーブ、スライダー、フォーク、このあたりを投げ込んできますが、今のはフォークボールですか。
そうですね。
もう少し低くくればいいんでしょうけど、外国人はローボールヒッター、多いですからね。
難しいところではあるんですけれどもね。
だから本当にバランスよくなりましたね、どの球種も。
インコース、ストレート3つ目。
三振を奪いました。
いやー、コントロールもきょう、すばらしいですね。
そうですね。
あとはミットに吸い込まれいく雰囲気がね、150キロ台のピッチャーのボールですよね、これ。
まさに糸を引くような、そんなボールですね。
だから速く見せるということもできますし、勇気を持ってインコースに入っていくということがもともとできる選手ですから、すごく投球の幅が広がって投げやすくなったんじゃないでしょうかね、自身も。
そして、どんどん強打者が続きます。
5番の高橋由伸。
先発の岩本なんですが、2年目の2012年9月にドラゴンズ戦でプロ初勝利を挙げました。
その年に2勝をマークしたんですが、ここ2年間は白星はありません。
亀山さん、毎年、岩本は先発争いに入ってきてる一人ではあるんですが、なかなかアピールすることができなかったという。
そうですね。
その次の年はよかったんですけど、沖縄キャンプのオープン戦でしたかね、ヤクルト戦で崩れてから、がたがたっといってしまいましたので、そのときに自分自身が、何が足りないのかということをテーマにおいて、ひたすらストレートというボールを磨きましたね。
岩本は2012年に3試合先発、そして2勝をマーク。
2013年は先発は1試合でした。
そして去年は先発はありませんでした。
その過去の自分とは違うんだと、そのときはいっぱいいっぱいだった、レベルアップしている自分を見せたいということは、本人、話しています。
カーブをうまくすくい上げました。
風は緩やかに、あっ、落ちました。
ライトは福留。
いつもの浜風とは若干どうですか?風も今、あったんでしょうか?
いや、だけど緩い風ですよね。
芯は外してますので、少しは真ん中のほうに入ってしまいましたかね。
ただこれ、配球ミスじゃないですか?
カーブを選択しましたね。
高橋という選手に追い込んでからカーブっていうのは、なかなか難しいボールだと思いますね。
1アウトランナー1塁です。
そして1塁ランナーは高橋由伸ではありますが、クイックモーションのタイムを画面に表示いたします。
きょうは日頃からストップウォッチを使って、野球のさまざまなタイムを計測しているベースボールライターの小関順二さんもほうそうせきにお招きしてお送りしています。
きょうは、新しい試みとして、ランナーが出たときのピッチャーのクイックモーションのタイム、そしてキャッチャーの2塁への送球タイムなどを画面に表示しています。
三遊間!ボール、破りました。
1アウトランナー2塁1塁です。
やっぱり実績のあるバッターは甘いところにくると逃さない?
そうですね。
ただまあ、ちょっとかばっているように思えるかもしれませんけれども、これがもう、紙一重です。
1アウトランナー1塁なので、内野ゴロを打たせることができれば、ダブルプレー取れるんですね。
だから、3塁ゴロ、ショートゴロに打たそうという変化球で入ったんですが、少し高かったものですね。
少し甘かった分、ヒットになりましたけど、あれが3塁のショートゴロになるようなゴロを打たせられれば、球数も減りますのでね、だからここはもう、このバッターも含めて、ダブルプレーを狙っていかなきゃだめですね。
7番の亀井が入っています。
きょうはこの亀井がファースト。
しかしながら、136ではありますが、ストレートにも勢いがありますね。
ねぇ、まっすぐがいいから、もっとまっすぐいってもいいかなと思ったんですけどもね。
この2本はいずれも変化球ですからね、カーブ、スライダーだと思いますのでね。
クイックモーションのタイムは1.15です。
小関さん、この数字は今、1塁、2塁というランナーではありますが。
そうですね、さっき、高橋が1塁のとき、大体1塁のときのクイックが一番分かるんですけどね。
これでもやっぱり1.2秒、切ってたんで、見事ですよね。
ファースト、新井良太、どうだ?ボールをはじいた。
バッターランナー、亀井はアウト。
その間にランナー、それぞれ進塁。
2アウトランナー2塁3塁に変わっています。
これが例えば、松本みたいな選手が、1塁にいると、もっとクイックが速くなるんですよ。
今、高橋はあまり走らないという限定で、クイックしますので、それで1.2秒、切るんですからね、やっぱり速いです。
きょうはゴメスではなく、この新井良太がファーストに入っています。
ここ大事ですね。
ピッチャーとしては今ので、ダブルプレーでもう終わりです。
ただ、ゲームが、プレーが続いているということなので、これをきちっと抑えると、ベンチの評価も上がると思いますね。
2アウト2塁3塁。
8番の大田を迎えています。
亀山さん、この大田が原監督が期待している選手の一人なんですよね。
そうですね。
もう本来、将来、ジャイアンツの4番打つんじゃないかと言われて入ってきた選手ですからね。
実戦に入ってからしばらくずっと4番で起用されていたんですが、なかなか結果を出すことができていません。
昨シーズン、覚醒しかけましたよね?
そうですね。
ただ、どうも、まだ守備固めと、代走のイメージが強いですけどね、僕はね。
まあ今まで、あんまりそういうことは経験しなかったと思いますけど、そういうところからやり直してますよね、大田選手は。
今シーズン、ここまで実戦の4番を打っているのが、大田が7試合、そしてきょう4番のセペダがきょう含めて6試合ということになっています。
アウトコースいっぱい。
アウトローのストレート、きょうは抜群ですね。
ミットが全然動きませんもんね、梅野君の
さあ、そして亀山さん、追い込んでからですね。
ここからすごいフォーク、真ん中ちょっと低めに落とせれば、振ってくれると思います。
高くならないことですね。
まっすぐか。
140キロ。
力で押していきました。
初回は三者凡退、0。
すばらしい立ち上がり、そしてこの2回、ランナー2人を背負っています。
ここで怖いのは、緩いカーブだけは選択しないほうがいいですね。
先ほどは、そのカーブを高橋由伸にライトに運ばれました。
スライダー、もしくはフォークで、今、フォークで挟みに入ってますけど。
甲子園球場、伝統の阪神・巨人、今シーズンの初対戦。
2回の裏、タイガースは先頭バッターはマートンです。
きょうは4番指名打者マートン、5番に福留、そして6番は新井良太。
ゴメスが左脇腹の張りできのうに続いて、きょうもスタメンから外れています。
昨シーズンの首位打者です、マートン。
亀山さん、このマートンですが、キャンプ序盤に右太ももの裏を痛めまして、離脱しました。
しかしながら、そのあたり、影響も感じさせずに実戦に出てますね。
全然問題ないですね。
外国人選手はね。
そのあたり、調整ちょっと遅れるのかなというふうにも思ったんですが。
ゴメス、遅れてきたから、俺もそれに合わしちゃおうと思ったんじゃないですか。
そうですか?
くらい、僕の中で一番いいキャンプしたのは、ゴメスとマートンだと思うぐらいですから。
もともとそんなに飛ばしてはやらないですからね。
外国人選手は。
ということで言うと、徐々に徐々に、彼らは3・27、開幕に向かってベストになればいいんでね、あんまり気にしなくていいと思いますね。
バットの先、ライトは松本哲也。
1アウト。
先ほど、昨シーズンのタイトルホルダーをご覧いただきましたが、先ほどのタイトルホルダーを見るだけでは、タイガース等が多くの選手、タイトルを獲得してるんですね。
しかしながら、最終的にはゲーム差が7ついて、ジャイアンツがセ・リーグを制覇したという昨シーズンでした。
だから、これは選手も首脳陣も含めて、何が足りなかったのかということは重々反省したうえで、キャンプやってると思いますので、7ゲームでしたっけ、7で済んだなと、逆に僕は思いましたけどね。
5番に入っています、福留。
ジャイアンツとしては、ことしこそ、クライマックスシリーズも勝ち上がって、日本一を奪うことができるかというシーズン。
一方、タイガースとしては、まずはペナントレース、セ・リーグを制すことができるかどうかというシーズンになります。
昨シーズン、この成績を比較してみると、ホームラン、盗塁の多さが結構ありますね。
そうですね。
ホームランに関しては、ドームラン?東京ドームのホームランがありますので、ちょっと甲子園と比べるのは、かわいそうですよね。
ただ、走るということに関しては、もう少し意識を高めてもいいかなと思いますけど。
和田監督は今シーズン、100盗塁を目指したいというようなことばも話しています。
ただやっぱり、上本選手が2番、鳥谷選手1番、大和選手が8番あたりに入ったらもっと走れるようになると思いますよ。
どうしても大和選手が走れる選手ですけど、2番なので、進塁打、バントなどで、自分は塁に出ずにっていうシーンが多かったですから、上本、大和あたりがフリーで1塁に出ると、もっともっと盗塁数が増えていきますからね。
昨シーズン、大和は11盗塁、そして上本は昨シーズン、20盗塁でした。
インコース、変化球。
2アウト。
だから、われわれも興味ありますけど、きょうのタイムね、小関さんのデータというのは、本当はもう、上本、大和あたりが、雇ってでも欲しいデータじゃないでしょうかね。
そうですよね。
ーそれがあれば、どの選手のというリストがあれば、基本的にそれを踏まえたうえで入れるわけですね、ゲームに。
きょうはベースボールライターの小関順二さん、そして阪神タイガースOB、亀山つとむさんを、放送席にお招きしていますが、ランナーが出ないと、小関さんのストップウォッチの出番もなかなかないということにはなりますけれども。
内野フライがやたら多いですからね。
そうですね。
取る間が一つもないですから、ここまでに。
きょうはMBSの試みとして、ランナーが出たとき、ピッチャーのクイックモーションのタイム、そしてキャッチャーの2塁送球タイムなどを画面に表示いたします。
結構、ストップウォッチって、いろんなことができまして、例えば、ピッチャーの投球フォームっていうのも計れるんですよ。
これは投げ始めて、動き始めから、キャッチャーミットに収まるまでで、2秒を超えると、わりとゆったりと投げてるとか、速い選手だと、1.5秒ぐらいで投げちゃうんですよ。
やっぱり2秒ぐらいかけて投げる選手というのが、バッターのタイミングを外したり、いろんな自分のフォームの中で、駆け引きができる。
巨人の澤村選手なんかはぱっ、ぱって投げるんで、わりと自分の球威に頼るしかないというような感じになるんですよね。
投げやすいですね、バッターがね。
きょうの岩本なんか、2.06とか、05で投げているので、かなりタイミングがずらせるはずなんですけどね。
今、投球のモーションの話もありましたが、投球の間隔、一球一球投げるまでの時間、長いピッチャーと短いピッチャー、そういうタイプもいますよね。
上原というピッチャー、いますよね、メジャーで活躍してる。
あの選手はめちゃくちゃ早いです。
川上憲伸なんかも昔は長かったですね。
タイガースでいうと、金田、それから岩田あたりは非常に投球間隔、早いですよね。
昔は、中日にまつもとゆきさださんっていうのがいて、ヤクルトのやすださんと投げると、大体2時間以内で終わっちゃうという。
早いですね。
昨シーズンのプロ野球の平均時間、1試合3時間17分という試合時間でした。
しかしきのうも1イニングしか、ゲームやりませんでしたけど、西武の牧田投手は速かったですよ。
そうですね。
サイン見てないだろうというぐらいのスピードで投げてましたよ、もう。
牧田は遅いのは、球だけなんです。
そうなんですね。
本当にバッターは仕切りにくいんですね、合間が速いピッチャーは。
先発ローテーション入りに向けてアピールを続ける岩本が3イニング目のマウンドに上がっています。
甲子園球場、阪神・巨人のオープン戦。
タイガースOB、亀山つとむさん、ベースボールライター、小関順二さんの2人をお迎えしてお送りしています。
3回の表、先頭バッターはラストバッターの小林誠司。
亀山さん、マウンド上の岩本なんですが、1回は三者凡退、0。
2回は2本のヒットを許しましたが、0点に抑えました。
全然、問題ないと思いますね。
まっすぐ、走ってますからね。
ライト、福留。
1アウト。
話は反れますけれども、本当にジャイアンツの小林君は男前ですね。
先日、とあるイケメンプロ野球選手ランキングで、第5位に入っていましたね。
一応、阪神寄りでやると思うんですが、小林君は、今後、顔はしっかり撮っていったほうが受けると思います。
大阪出身ですからね。
めちゃめちゃ男前です。
マスクをするのがもったいないですよね。
よく、女性ファン、おっしゃいますよね。
ちなみに、そのアンケートでは4位が鳥谷選手でした。
あっ、そうですか?その話はね、解説者には全く関係ないですけど。
そうですね。
オープン戦なんでね、今後、そういうとこも取っていったほうがいいかなと思います。
そうですね。
1アウトランナーありません。
トップに帰って、松本哲也。
ただまあ、岩本君は本当、冗談言えるぐらい安定してますよ。
角、角行ってますもんね、ボールが。
これも打ち取りました。
レフトは江越。
2アウト。
きょう、ルーキーの江越はレフトに入っています。
江越はレフトに入ったり、ライトに入ったりと、センターも守りますけれども、甲子園球場だと各ポジションで風の向きとか、いろいろ変わってきますよね。
そうですね。
ですから、本当にいろんなポジションをこの甲子園で、今、経験できてるっていうのは、またかれのスキルアップにつながると思いますね。
ミスも出ると思うんですよ。
今はミスしていい時期ですからね。
ご覧いただいたように、先ほど、旗の向きを見てみても、きょうはいつもの浜風とは違います。
2番の井端。
1、2塁間破りました。
井端らしいバッティング。
2アウトランナー1塁です。
さあ、ランナー1塁出ました。
ここでベースボールライター、小関さんに、ピッチャーのクイックモーションのタイムをいろいろと教えていただこうと思います。
坂本選手に3球ぐらい待てのサイン、出さないとだめですね。
そうですね。
2アウトランナー1塁、井端ですから、もちろん盗塁の可能性はあります。
小関さん、今、ピッチャーのクイック、基準としては何秒ぐらいが速いクイックモーションになるんでしょうか。
もう平均値が、大体1.20秒ぐらいで、それより速ければ、速いと。
ですから、今、1.09、僕のだったらなんで、これはかなり速いですね。
やっぱりランナーが井端と高橋だと、もうタイムが全然違いますよね。
なんか野村克也さんが、ふくもと対策で、ピッチャーにクイックで投げろって言ったのが、わりと日本では初めぐらいらしいんですよ。
それまではクイックっていうのは、亀山さん、あまり昔はなかったんですか?
そうですね。
走られるということよりも、要するに、ランナーを意識し過ぎてバッターへの集中力をそがれるっていうのがマイナスっていう考え方のほうが、強かったんじゃないでしょうかね、昔は。
だから昔の盗塁って、結構、60、70、80で走れるような時代だったと思うんですね。
追い込んでいます、岩本。
小関さん、現役の投手で今、クイックモーションが一番速いピッチャーというと、誰になりますか?
そうですね、やっぱり阪神からDeNAに行った久保康友ですね。
これは僕は社会人時代、測って、初めて1秒を切った選手ですね。
そうですか。
びっくりしました。
確かに速いです。
これも厳しい所。
小関さん、僕らのイメージなんですけど、先発ピッチャーよりも、セットアップとか、クローザーのほうが、そういう局面に出てきますので、クイックがうまいようなイメージがあるんですけど。
もう、おっしゃるとおりですね。
絶対に、特にセットアッパーは、ランナーしょったところで出てきますんで、クイックできないと、役割は果たせないと思いますね。
最近はクイックで投げても、前は投げ急いでいる感じのピッチャーが多かったんですけど、最近はそのクイックが速くても、投げ急いでいるという感じはしなくなりましたね。
そうですね。
非常にコンパクトに投げれるタイプのピッチャーが増えましたね。
スタートはあるかどうか。
なんかアメリカから日本に来日するピッチャーが、大体苦手にするんですよ、クイックができない、1.3秒とか4秒かかっちゃって、やっぱりアメリカは今、亀山さんがおっしゃったように、あくまでバッター対ピッチャーということで、ランナーよりは、やっぱりバッターを抑えにかかるというふうに考えが、重きを置かれているらしいんですよ。
ですから、みんな苦労しますよね、日本に来て。
伝統の阪神・巨人、今シーズンの初対戦。
タイガース、岩本、ジャイアンツ、西村の両先発で始まっています。
3回の裏、先頭バッター、タイガース。
7番の梅野です。
これも村田、バックハンド。
1アウト。
先頭バッター、梅野が倒れましたが、亀山さん、今シーズンのタイガースの正捕手争いというのも、注目されていますけれども、今のところ、梅野が一歩リードという感じでしょうか?
そうですね。
非常に自分を意識しながら一生懸命練習してましたね、キャンプでもね。
そして現在、画面にバッターの1塁到達タイムが出ていましたけれども、小関さん、今、4秒62という梅野のタイム、このタイムはいかがですか?
もうごく平均的ですね。
そうですか。
やっぱり右バッターはどうしても1塁に行くのに不利になりますので、大体0.3秒ぐらい、左バッターに比べて遅れるんですよ。
普通のタイムです。
速いタイムでいうと、1塁到達タイムは、何秒ぐらいから?
そうですね、一応の目安は、4.2秒未満というふうに見てます。
これはアメリカのスカウトが、日本の選手をスカウトするときの目安が大体そのぐらいなんですよ。
そうなんですね。
速い選手だと、3.5秒台ぐらいで行きます。
やはり右バッターだと、難しいタイムというところになるんですか?
それでも3.9秒台ぐらいで行く選手は本当に速いですね。
大和の1塁到達タイムは、4.48。
速いといわれるのが4.2秒ほどのタイムということになっています。
この江越は大学時代、すごく速かったです。
甲子園球場、序盤3回終わって、0対0。
タイガース、岩本、ジャイアンツ、西村、両先発の好投が続いています。
この試合は阪神タイガースOB、亀山つとむさん、そしてベースボールライター、小関順二さんをお迎えしてお送りしています。
さて、亀山さん、先発ローテーション争いを繰り広げている岩本なんですが、序盤3回、ヒットは3本、許しているんですが、0に抑えています。
奪った三振が4つという、ここまでの投球内容です。
ここまでは全く問題ないんじゃないでしょうか。
レフトは江越。
セペダの入り方も緩いカーブからアクセントつけて入ってますし、落ち着いて投げれていると思いますね。
ご覧いただいているのが、ここまでの岩本の投球内容です。
タイガースの先発ローテーション争い、メッセンジャー、能見、藤浪、岩田、この4人は、ほぼ確定というふうにいわれています。
あと残る2枠ということになりますよね。
そうですね。
これ、岩本君はまず確定だと思います。
もう、きょうのピッチングを見て?
このままでいくとね、ここにキャンプ途中から、急に参戦してきた石崎君、キャンプ序盤はね、確実に中だと思ってました、調整方法も含めてね。
ただ、ちょっと…なんですかね、投げたときによかったんですね。
そこから先発で結果出してきてますので、ここといわさだ、かねだというところじゃないですかね、あとは。
そして、ファームで調整を続けていたいわさき投手も1軍に上がってきていると。
入ってくるという状況ですかね。
そしてきょう、きょう…リーグでドラフト1位の横山投手が先発…に上がったという情報も入っています。
金山さん、その内容なんですが、オリックス戦先発しまして、2回2失点という内容でした。
きょうのタイガース情報は、井上雅雄アナウンサーです。
横山投手、きょうオリックス戦、2回に2失点という内容。
投げれましたと、実戦で投げれましたというまだ段階だと思います。
だから、どうでしょうね。
このピッチングで、キャンプやってた人たちからすれば、本当にファイターズの2月11日の試合ぐらいの、まだ横山君は感じだと思います。
まだ1か月遅いですね。
3塁線。
わお。
ファウルボールなんですが、ちょっと送球が1塁、それました。
不安要素ではありますけど。
キャンプ中はずっとセカンドの練習をして、本当に終盤からサードの練習を始めたという。
だけどいいですよね、投げなくていいところですけど、投げときたいという気持ちが大事です。
左中間。
風はほとんどないが、江越、追いついています。
3アウト。
岩本が4回まで0を並べています。
3本ヒットは許してはいるんですが、この回も上位打線、4番セペダ、5番高橋由伸、6番村田を三者凡退0。
いやー、亀山さん、いい当たりではあったんですが、しっかり三者凡退0に抑えましたね。
今のも落としてますので、少しずらしてますね。
いい感じに投げてると思いますよ。
ここ2年間は白星がない、この岩本、最後はフォークボールですね。
これ、ついていった村田君がすばらしい打ち方してますよね。
先発ローテーション入りに向けて、一日一日、アピールが続くという、この岩本なんですが、きょうはここまで球数が63球、4回を投げて被安打が3、奪った三振が4つということになっています。
そしてwithタイガースMBSベースボールパーク、4月の中継のお知らせです。
4月1日水曜日、阪神・ヤクルト戦を夜7時から、4月14日火曜日、阪神・中日戦、夜7時から、4月25日土曜日、阪神・広島戦、お昼の1時54分から放送いたします。
ぜひご覧ください。
そして3月21日から春のセンバツ高校野球が開幕します。
MBSでは例年お送りしていた、みんなの甲子園を大幅にリニューアルします。
連日早朝には、高校野球がとにかく大好きな出演者を迎え、みんなの甲子園を生放送で、平日の夕方には、その日行われた試合のもようを速報みんなの甲子園として、お送りいたします。
100人には100とおりの甲子園。
球児たちの物語をお楽しみに。
4回の裏タイガース、先頭バッター、1番の鳥谷です。
亀山さん、1番鳥谷、この上位打線。
そうですね。
岩本君は今、ほぼ完璧に近いんですが、このまますいすい西村君、いかすわけにはいかないですよね。
2周り目ですから、このへんから何か、アクションがあっていいと思いますね。
今シーズン、和田監督がこの鳥谷を1番に起用していますが、今、フォアボールの数字が出たんですが、もう一度、出ますでしょうか。
2013年104だったんですが、昨シーズン87と、ちょっとフォアボールが少なかったんですね。
そうですね、昨年あたりから結構、ファーストストライクというか、初球をしっかり打っていくようなイメージに変わっていきましたね。
じっくりカウントそろえて打つタイプだろうということで、すっと入ってくる初球が多かったんですよね。
それを打っていくという形を取りましたね、去年は。
フォアボールの数字の、横の数字はセ・リーグの順位。
3年連続フォアボールは、セ・リーグでトップだったんですが、昨シーズンはフォアボールが2位でした、鳥谷。
昨シーズンのフォアボール1位は、カープの丸で100個。
センター返し。
タイガース、チーム初ヒットは、リードオフマン、鳥谷。
さあ、亀山さん、このバッティング。
もう文句なしですね。
トップバッターとしてはすばらしいバッティングです。
このカウントにいきつつのヒットですから。
そしてノーアウトランナー1塁で2番上本を迎えるというタイガース。
ここは亀山さん、どんなことが考えられますか?
ことしのこのタイガースでいうと、ここはバントよりも、僕はね、ヒットエンドランが多いチームになると思うんですよね。
盗塁があるぞと見せかけて、鳥谷選手で、勝負できるカウントまで粘ったりすることができる2番バッター、上本。
そして去年まで引っ張りが強かった選手だったんですが、やっぱり1年間トータルでいい数字を打とうと思ったとき、センターより右打ちっていうのを意識ながらキャンプやっていましたので、非常に軽打というか、全盛期の井端君のようなバッティングに変わってきましたね。
画面左下、ピッチャー、西村のクイックモーションのタイムを表示します。
1.20を切ると、速い数字。
今のは鳥谷も少しスタートを切るような感じがありまして。
そうですね。
上本も今、バットが止まりました。
あっ、空振りですね。
バッター、回っています。
スイングも微妙でしたけど、これ、エンドランかな?だったら、もっと走ってますよね。
スタート切ったと思って、それを助けるためのスイングでしょうかね。
何かここは、動きはあるんでしょうか。
タイガースの1、2番。
追い込まれています、上本。
この上本はオープン戦、非常にバッティングの状態がよくて、きょう、第1打席はライトフライだったんですが、きのうまで21打数11安打、5割2分4厘。
実戦、現在7試合連続ヒットを放っています、上本です。
どうでしょうか、この上本、その上本の2番というと、ヒットエンドランであったり、そういった形が多くなるという今、亀山さんのお話があったんですが、送りバントというのは。
もったいないですね。
もったいないですか?
上本選手に関して言うと、どうしても1点勝負というところであれば、あるかもしれませんけれども、基本的には動かしてエンドランで…というシーンをなんとか、オープン戦でも見てますので、それが理想ですね。
小関さん、この西村のクイックモーションはいかがでしょうか?
そうですね、1.大体2秒切るぐらい、非常に速いですね。
これだと、ランナーもなかなかスタートを切りづらいという?
そうですね。
梅野も肩がよくて、大体2秒を切るぐらいにいきますので、その2人のクイックと2塁送球タイムを併せて、それ以上速く行くっていうのは、難しいと思いますね。
やはり、西村君も後ろで投げてたピッチャーですからね、そういう部分では、ランナー抑えながら、クイックもできるという、ランナーにとっては厄介なピッチャーだと思いますね。
ー大体クイックが1.20秒、キャッチャーの2塁送球が2.00秒で、合わせて3.20秒ですね。
これ以上速く走るっていうのは、かなり難しいんですよ。
センター、大田の前。
2者連続ヒット。
ノーアウトランナー1塁2塁です。
これね、この軽打という、こういう嫌らしさっていうのが本当に井端君のいい時代の代わりになってきましたよ、これ。
追い込まれてから、食らいついていきました。
振ってないですものね、もう。
これで上本は実戦8試合連続ヒットということになっています。
バッティングの状態もいいですね。
いいですね。
やはり昨年ね、1シーズン、チャンスが来て、出てから、どうやってそのヒットをたくさん打つ方法というのを、自身、やっぱり考えて、キャンプに入って、しっかりそれ、取り組んでいましたから、それがいいように成果として出てますので、もう上本君に関しては、けがしないこと、これだけですね。
3番の西岡、バッターボックス。
きょうはないと思いますけど、これ3番バッターですけれども、シーズン中になったら西岡選手って、セーフティーバントとかもやるタイプですから、そうするとね、ゴメス、マートンとこにランナーが詰まって、ましてや失敗しても、進塁させてっていう、非常にいいパターンが出来ますよね。
あっ、やってきました。
オープン戦でやってきましたね、亀山さん。
やってきましたね。
まさに亀山さんが今、おっしゃったとおり、なんでもできるというのが西岡ですね。
そうですね。
だから、そういう細工ができるバッターなので、やはり和田監督が3番に置きたいのかなと。
決める3番じゃなくて、つなぐ3番という意識ですね。
3番の候補というと、西岡、それからマートンであったり、福留、このあたりも考えられるとは思うんですが。
ただ、ダブルプレーが西岡選手の場合はないっていうところで、ランナーが残るっていう状況が、一番イメージしやすいですよね。
クイックモーションのタイムは1.15秒。
1塁へのあれってなかったでしたっけ?1塁への到達の早さって、選手の。
なかったでしたっけ?
1塁への到達の、こちらが参考タイム。
きょう解説のベースボールライター、小関さんが調べたこちらのタイムによると、西岡選手が3.95秒ということで、小関さん、早いんですね。
そうですね。
もう、ピカイチです。
彼は意識も高くて、ちょうど日本に戻ってきて、阪神に入る前ぐらいに取材したんですけれども、やっぱりこう、全力疾走を怠ってアウトになったこともあったらしくて、その反省からやっぱり常に全力疾走とはおっしゃっていましたね。
この数字からもいえることは、やはり凡打を打っても、ダブルプレー崩れという計算ができますのでね。
打ち上げました。
レフト、高橋由伸。
1アウト。
今の西岡選手の課題はここですね。
ここであっさりフライをうってしまうと、やはり何も起きませんので、強いゴロライナーというのを今後、意識して打っていければ、もっともっと機能してくると思いますね。
最低でもランナーを進めることができるかどうかという、そういった場面で打ち上げてしまったという。
そうですね。
だから、バントもアイデアとしていいですし、引っ掛けてセカンドゴロでいいんですよ。
したら、たぶんダブルプレー崩れで、1、3塁という形で残りますので。
昨シーズンの首位打者、マートン。
きょう、第1打席はライトフライに倒れています。
オープン戦はきょうを含めて、3試合の出場。
過去2試合、連続ヒットを放っています、マートンです。
非常に速いクイックモーション、1.09秒。
西村が今シーズン、4シーズンぶりに先発復帰ということになりました。
2010年、14試合の先発、2011年、15試合先発。
そして2012年から昨シーズンまで3年間、先発はなかったんですが、今シーズン、先発復帰、西村。
ジャイアンツもいろいろピッチャーの配置転換が行われまして、西村が先発、そして澤村が抑えということになりましたね。
西村君は、先発だったもので、少しストレートのスピードは抑えながら長くという感じに見えますけどね。
どうしても澤村君はやっぱり、2回り目、3回り目でどうしても力任せに投げてしまって、つかまる傾向が強いので、ショートイニングでフルに力を発揮してもらおうという配置転換じゃないでしょうかね。
坂本、井端。
ダブルプレー、
タイガース先発の岩本が今シーズンの実戦最長イニング、5イニング目のマウンドに上がっています。
5回の表、ジャイアンツ先頭バッターは、7番の亀井。
亀山さん、ここまではヒット3本、無失点という岩本。
4回まではいかがですか?
もうまっすぐは抜群です。
相変わらずね。
頭、変化球の精度もよくはなってきてますけどね。
バットが折れた。
セカンド、上本。
1アウト。
今のフォークでしょうけど、低くコントロールできてれば問題ないですね。
先発ローテーションの1枠を勝ち取ることができるかどうかという毎日アピールが続きます、岩本です。
先発ローテーションについて、本人も意識しているし、意識しないといけない。
そこを意識して、結果を出していきたいと。
もうまさに、ばりばり意識しているという。
意識して、ましてや、このカードで自分の最高の状態で投げれてるっていうこと自体が、もともとハートの強い選手ですからね、非常に期待値が上がりますよね。
8番の大田を迎えています。
岩本はこのオフは、守護神、オ・スンファン、そして金田とグアムで自主トレを行いました。
そういったところから一流のオ・スンファンとトレーニングを行う、いろいろ学ぶこともあったでしょうね。
そうですね。
すごくトレーニング、厳しかったって言ってましたね。
体重としては、変わっていないそうなんですが、筋トレはずっと継続して行っていますということを話しています。
マウンド上の岩本。
マスクをかぶるのは梅野。
シーズン入ると、このスリーワン、こういう状況で、どういうボールでストライクを取りにいくというのも大事になってきますよね。
昨シーズン、梅野が67試合でスタメンマスクをかぶりました。
鳥谷。
1アウトから大田、ヒット。
ちょっと甘く入りましたか?
いや、コースですね。
バットの先ですから、しっかりいってますよね。
まあ大田君の、このサイズの選手で、芯を外してヒットであれば、まあまあよしじゃないでしょうか。
スリーワンでもうまっすぐ1本で狙ってる打ち方ですから、大田君からしたら大きいの打ちたいボールだと思いますけどね。
そして小関さん、1塁ランナー、俊足の大田です。
局面として盗塁はあるんじゃないでしょうかね。
梅野の肩もちょっと見たいですからね。
改めて、ピッチャーのクイックモーション、基準としては1.2秒?
そうですね。
それ以上速ければなかなか走りづらいという感じですね。
1.17秒をマークしています、クイックモーションです。
やっぱり本当に走りそうな選手になると、速くなりますね。
なりますね。
以前はキャッチャーの肩ばっかりいわれたんですけど、やっぱり今はもうピッチャーのクイックのほうが、どちらかと言うと重きが置かれてるんですよね。
共同作業ってよく言いますしね。
本当ですよね。
大田は昨シーズン、4盗塁。
非常に体格は大きいんですが、俊足です。
やはり1.2秒切ってきます。
岩本のクイック。
西武とか、昔いいピッチャーがいっぱい、多いところっていうのは、あまり熱心にやらないです。
キャッチャーがわりと走られて、いとうつとむさんが言ってましたけど、自信があるんで、あまりクイックで抑えようとはしないんですね。
そうなんですね。
センター、大和。
2アウト。
なかなか走らないですね。
ここじゃないですかね。
そうですね。
2アウトランナー1塁。
松本君だと長打はあんまり計算できませんので、1ヒットでかえってくるためには、2塁に行きたいという、作業しやすいとこですね。
絶対、監督になりませんけど、なるならここでって感じしますよね。
スチールを。
絶対というのは、世の中にないですからね。
ないです。
いやいやいや。
2アウトランナー1塁。
トップに返って、松本哲也。
これはだから、まだオープン戦なので、そういうこともベンチサイドは試したい時期でもあるんでね。
どうだろうじゃなくて、どんどんチャレンジしてくるのが、この時期なので、僕は走ってほしいですね。
バッテリーは相当警戒してますね、これ。
そうですね。
スタートはありません。
セカンド、上本。
3アウト。
岩本、今シーズン、実戦、最長イニング5回を無失点。
アピールしています。
すばらしい投球を続けています、岩本。
亀山さん、いいアピールになってますね。
いやー、もうほぼパーフェクトに近いんじゃないですか。
きょうの内容だと。
これぐらい投げてくれたら、全然5本柱と言ってもいいですよ。
1回、そして4回は三者凡退0。
2回、3回、5回はランナーを出しましたが、0に抑えています。
こちら、5回の表の全バッターとの対戦です。
まず亀井をセカンドゴロ。
しっかり落ちてますし。
そして大田にはレフト前ヒットを許しましたが、コースとしてはいいところに決まっていた。
だから抑えるだけじゃなくて、打たしてアウトにするという作業もできてますもんね、このへんは。
小林誠司をセンターフライ。
松本をセカンドゴロ。
打ち取るだけではなくて、俊足の大田に対して、しっかりとけん制も交えながら、スタート切らせなかったという、そういった部分もある。
ベンチサイドから、しかも、これは高得点ですね。
こちら、岩本のきょうの投球内容をご覧いただいていますが、奪った三振は4つ、そして打たれたヒットは4本。
5回を無失点。
欲を言えば、フライアウトが6つですか、ありますよね。
これがもう少しゴロアウトの比率が増えると、なおいいですね。
フライアウトが多いということは、どういうことが?
ボールが少しゾーンが上がり、高いボールが来ているという傾向がありますので、やっぱり低めに低めに置いてるところが多くなりますんでね。
だからヒットの中でも、きょうは2本はゴロかな。
ゴロヒットはしかたないという考え方ですね。
5回の裏、タイガース、先頭バッター、5番の福留です。
3本か、由伸君のだけですね、フライでいったヒットは。
タイガース3年目のシーズンを迎えています、福留。
昨シーズンはシーズン終盤から本来の福留のバッティングが見られるようになりました。
開幕直後の西岡との激突があって、そのけがの影響というのが非常に大きかったみたいですね。
あったみたいですけど、それも含めてですけど、後半は体もなんて言うんですかね、日本の野球を思い出してきたなという感覚をね、感じを感じたらしいですね。
だから、そのへんの感覚を忘れないように、このキャンプでしっかりと持ち込んできたということを言ってましたね。
ライトへのライナー。
長打コースになる。
2ベースヒット。
先頭バッター、福留が2ベース、ノーアウトランナー2塁です。
今の当たりなんか見ても、状態、よさそうですね。
まだ本調子じゃないと思いますよ、少し先のほうなんですけど、ただ、ことしはけがさえしなかったら、僕は心配しなくていいと思いますね。
沖縄キャンプでは非常に状態がよくて、快音を連発していたんですが、終盤に左足の張りがありまして、ちょっと心配されました。
まあ、少し張り切りすぎたんで、自分から意識的に落としたんだと思いますけど、本当に大事なことは、このへんは、開幕からですからね、それまでにいい状態で、しっかり仕上げてほしいと思います。
そしてきょうはファーストに入っています新井良太。
きょう、ゴメスが左脇腹の張りということで、欠場となっています。
和田監督、試合前に話していたんですが、きょう、あす、あすは試合はないんで、ちょっと様子を見て、そして来週以降、考えるというようなコメントは話してましたね。
ただ、この新井良太という選手がいることによって、ファースト、サード、レフト、ライト、どこでもいけますのでね。
またチームがやっぱり元気になりますよ、この選手がいるとね。
あーっと、インコース。
デッドボールです。
西村、シュートがありますけれども、インコースに食い込んできました。
だから、西村君も必死ですからね。
ここで失点するわけには、岩本君が好投してるだけに。
だからまあ、シーズンぐらいの厳しいボールですよね、今のはね。
ノーアウトランナー1塁2塁。
4回と同じくノーアウトランナー1塁2塁、チャンスを作っています。
7番の梅野。
シーズンならバントですね、ここは。
もしくは右打ち、しっかりできるかでしょうね。
4回はノーアウトランナー1塁2塁のチャンスを生かすことができませんでした、タイガース。
きのうまでのオープン戦、実戦5試合で、16打数5安打、3割1分3厘。
きょうこの先発、岩本をリードしました。
バッターボックスの梅野。
クイックモーションのタイムは1.10。
やはり小関さん、このタイムは速いという?
速いです。
1.20がピッチャーのクイック平均タイムということになっています。
きょうはベースボールライター、日頃からストップウォッチを使って、野球のさまざまなタイムを計測している、小関順二さんをお迎えしてお送りしています。
やはりここは亀山さん、バントはないと?
ないんであれば、今のボール、いきたいですね。
外のボール、速いボール、一番右に打ちやすいボールですからね。
まっすぐに照準を合わせておいたほうがいいと思いますね。
変化球待つと、引っ掛けて、ショートゴロ打たされる可能性、高いですから。
外を待たないとシュートもありますからね。
昨シーズン、梅野は67試合でスタメンマスク。
今シーズンはオープン戦、この梅野が4試合スタメンマスク、そして清水が1試合、スタメンマスクということになっています。
試合の途中ではありますが、まもなく放送時間を終了させていただきます。
タイガースは今後、オープン戦を行いまして、3月27日、京セラドームで、ドラゴンズと開幕戦を迎えますが、亀山さん、開幕に向けまして、選手たちに必要になってくること、どんなことになりますか?
きちっと今までやってることを、さらに質を高めて、けがをしないことでいいと思いますね。
きょうのゲーム、まだ途中ですけど、見てると、十分、ジャイアンツとわたり合えるなという印象がありますのでね、しっかりとさらに精度を高めて頑張ってほしいと思います。
そして岩本、先発ローテーション入りに向けて、アピールしましたね。
僕、個人的にはきょうで合格出していいと思います。
そして小関さん、今シーズン、タイガースで楽しみにしたいことありますか?
もうきょうのピッチング見たら、岩本ですね。
そうですか。
びっくりしました。
非常にすばらしい投球、岩本がローテーション入りに向けまして、きょうは5回零封、4安打ピッチング、アピールしたというきょうのピッチングになりました。
西村君よりも優勝、いい終わり方しましたから。
そうですか?試合の途中ではありますが、まもなく野球中継を終了させていただきます。
この試合の解説は、阪神タイガースOB、そして魂のヘッドスライディング、亀山つとむさん、そしてベースボールライター、
(ナレーション)「明石家電視台」「阪神」藤浪がバラエティ初出演!!2015/03/08(日) 12:58〜14:25
MBS毎日放送
withタイガース オープン戦 阪神vs巨人[SS][字]
阪神甲子園球場から、実況生中継!▽解説 亀山つとむ▽実況 金山泉(MBSアナウンサー)▽リポーター 井上雅雄(MBSアナウンサー)
詳細情報
お知らせ
【5.1chサラウンド放送】
出演者
【解説】
亀山つとむ
【ゲスト】
小関順二(スポーツライター)
【実況】
金山泉(MBSアナウンサー)
【リポーター】
井上雅雄(MBSアナウンサー)
ジャンル :
スポーツ – 野球
福祉 – 文字(字幕)
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