(一同)イェーイ!・
(演奏)
(一同)おっ。
何だ?
一行を大歓迎してくれたのは江戸時代から続く金沢の指定文化財加賀獅子
木越町獅子舞保存会の皆さん
(タカ)わざわざ?
(トシ)当たり前だろ。
(トシ)急にもめ事が始まったわけじゃねえわ。
今度の土曜日3月14日
ついに北陸新幹線が開業
東京から金沢まで何と最短で2時間28分
魅力たっぷりの北陸が近くなるということで…
織田信成さんとおのののかさんを迎え金沢富山でクイズ対決
(内田)題して…。
(一同)おおー!わあー!気分になっちゃおう。
(内田)私たちが今いるのはこちら新幹線の金沢駅前。
(林)あちらに見えるのが新しい金沢駅のシンボル鼓門ですね。
(一同)わあ!カッコイイ。
すごい。
大きい。
(林)誰が見てもこの鼓を模して造ったと。
まああのう。
金沢歴史もあって伝統芸能。
雅楽も盛んですから。
それでこういう門が造られたそうです。
(林)そうですね。
実はこの金沢駅。
世界で最も美しい駅14選に日本で唯一選ばれた駅なんだそうです。
(一同)えっ!?
(タカ)えっ!?すごい。
日本から唯一?
(林)日本で唯一。
金沢駅はニューヨークのグランドセントラルなどと並び日本で唯一世界の美しい駅に選ばれています
(タカ)じゃあ日本一奇麗といっても過言ではない。
確かにすごい立派ですもん。
そんな金沢駅と北陸新幹線をPRしているのが…
(内田)触るととっても御利益あるそうなんです。
(おの)えっ!?嘘!?
(織田)そうなんですか?
(内田)待ってください。
待ってください。
このひゃくまんさん。
だいたい子供たちが触れ合いに来るもんでしょ。
ひゃくまんさんは石川県の文化を身にまとうキャラクター
ひげはあの有名な輪島塗
ボディーは江戸時代から今に続く加賀友禅柄
そして眉毛と体には日本一の生産量を誇る金箔と石川県の伝統工芸が施されたとっても派手なキャラクターなんです
(織田)僕も今度の…。
いいですね。
いいじゃないですか。
確かにね。
(林)派手?ほほう。
じゃあ…。
いきなり?
(林)姿形。
いろんなとこ目立つこと派手といいますがこの派手とはいったい何から生まれた言葉でしょうか?
(一同)えっ!?派手!?派手が何から生まれた?
(おの)由来?
(林)由来。
いったいどういう…。
(林)ジャンルというかどういうものというか。
(林)そういう答え方でも結構です。
ここでスペシャルヒント
ずばりこの中の楽器に答えがありますよ
(織田)はいはいはいはいはい。
(林)どうぞ。
(林)鼓ではないですね。
(タカ・おの)はい。
(林)タカさん。
(林)違います。
どうぞ。
(林)正解。
(おの)やった!
(内田)おのさん。
1ポイント獲得です。
(林)結構あの人アピールしてましたよ。
一人だけこうやって動いてましたからね。
見えない。
逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ。
三味線のもともとの奏法。
従来の奏法。
弾き方が本手で。
それに対して新たにつくられた細かいテクニックなんかを要求される弾き方。
これが破手というふうにいわれたと。
三味線の本手とは左手をあまり動かさずに演奏する方法
これに対し破手は左手を激しく動かすのが特徴の演奏法なんです
動きが華やかなことから美しく華やかなことに対して江戸時代から広く派手という言葉が使われるようになったといわれています
北陸新幹線の開業で忙しいひゃくまんさんとはここでお別れ
一行は駅前からバスで金沢の見どころへ出発
まずやって来たのは金沢駅から車で5分の…
今からおよそ290年前の誕生以来金沢の台所として栄えてきた近江町市場
ありとあらゆる食材が揃うここには目の前の日本海で取れたズワイガニやタラノドグロなど取れたての海産物がずらりと並びます
(おの)「この場で食べれます」って書いてある。
「この場で食べれます」だって。
(おの)全部書いてある。
「この場で全部食べれます」って書いてある。
こちらの忠村水産さんではウニホタテボタンエビカキなど新鮮な海産物がその場で食べられるんです
早速頂きましょう。
と…
(林)その前に。
どうしたんすか?何すか?
(林)「食べられます」ら抜き言葉いいじゃないっすか。
こんなとこまで来て。
気付かないっすよ。
(林)これ直した方がいい。
(店員)ああ。
どうぞ。
(林)こうすると食欲増します。
「食べら…」これでいいです。
「食べられます」だ。
先生の気も済んだところで…
(内田)好きなものを注文してください。
カキ?
(内田)早いですね。
ねえだろ。
どう見たって。
織田さんの注文で出てきたのは大きな…
(織田)分かるかな?この大きさ。
すごい。
いただきます。
いただきます。
うわー。
すごいね。
(内田)いかがですか?
(織田)うーん。
うーん。
(内田)続いてトシさん。
そんなトシはウニを注文
うまい!取れたて。
これうめえ。
何個でも食えちゃいそう。
そしておのさんとタカは卵がついた特大…
(おの)いただきます。
(タカ・トシ)でかっ。
すごいね。
気を付けてよ。
マフラー白いから。
しょうゆとか気を付けて。
出た。
スピードワゴン。
往年のギャグが乱れ飛んでおります。
マジでこんなでかいの食ったことないよ。
いただきます。
うーん!全然関係ねえ。
全然関係ねえじゃねえか。
ギャグ言ってたから。
ギャグを言うんじゃない。
「うまい」という言葉がたくさん出たところで…
よく「うまい」と言いますけれどもいったい「うまい」は何に由来している言葉でしょうか?
(一同)何に?何に?うまい?
(林)それぞれお答えください。
どうぞ。
(おの)えっ!?難しい。
(内田)3択になっております。
(織田)えっ!?どれやろ?
(林)「うまい」という言葉はいったい何から生まれた言葉でしょうか?それではよろしいでしょうか?皆さん。
答えを…。
(林)2と3大きく分かれました。
(一同)わあー。
ヤバい。
マジか!?
(織田)もうシンプルに…。
(織田)全然分かんなかったです。
馬と迷ったんです。
ホントに。
だけど…。
「米」「まい」って言うじゃないですか。
「うめー」「うまい」みたいな。
(林)なるほど。
それでは正解発表します。
さあ正解は…。
1番でした。
(一同)えっ!?ちょっと。
何?どういうことですか?1番って。
何で1番なの?
(織田)どういうこと?果物が熟れる。
熟す。
これもともと「熟む」熟す。
「熟む」って言ってた?
果物は熟すことで甘くなることから昔は味がよいことを「熟む」といいました
それが形容詞化され「熟まし」
さらに転じて「熟まい」になったといわれています
ちなみに漢字の…
続いてやっぱり…
(内田)さあそれがこちらです。
(一同)うわ!すげえ!カニ。
(店員)おはようございます。
(内田)やっぱり北陸といえばまだまだ旬のカニ。
(店員)これは石川県で取れる本ズワイガニ。
加能ガニっていいます。
加能ガニ?
(店員)加賀の「加」と能登の「能」で加能ガニという。
なるほど。
この地方で取れたのは加能ガニ。
でかい。
立派。
(店員)すごい鮮度いいです。
今回は特別に旬のカニをその場で食べさせていただくことに
いいんですか?
(店員)はい。
他のメンバーも今が旬の加能ガニを頂くことに
うめえ!
(林)うまっ!これうめえな。
(織田)めちゃくちゃ甘い。
(おの)おいしい。
身がぎゅうぎゅうですね。
(店員)時季が決まってるっていうだけで。
おいしいカニを頂いたところでカニに関する…
(林)それでは問題です。
今おいしく頂いたカニですがこういう字を書きますね。
そもそも昔漢字ができたとき中国では「虫」はどういうものに当てたかというと…。
古代中国では魚獣鳥に当てはまらないカエルや蛇などは虫と分類したので多くの生き物の漢字に「虫」が付くようになったんです
(林)そういう中でカニにもこの「虫」を使ったんですがじゃあ何でこの字を合わせたかの理由をお答えくださいという問題です。
(おの)「解」
(内田)さあ皆さん挙手でお答えください。
なぜその字?
(織田)はい。
(林)はい。
(織田)いいですか?えっと。
解体してばらばらにして食べる。
もういいでしょう。
正解です。
(内田)織田さん1ポイント獲得です。
(織田)イェーイ。
やった。
(林)簡単にばらばらになっちゃいますよね。
10本の足が簡単にばらばらになる。
解体されてしまうというところでこの字が使われていると。
(一同)へえー。
なるほど。
そうなんだ。
(林)ちなみにズワイガニはちゃんとカニなんですけどタラバガニはあれ実はヤドカリになるんですよ。
そうか。
ヤドカリの仲間?
そう。
ズワイガニはカニ科に属するので足が10本
一方タラバガニはヤドカリ科に属するため足は8本しかありません
つまり本当はカニではないんです
ヤドカリの仲間なんだ。
へえー。
(内田)なのでよい子の皆さん。
何なんだ?急に。
海鮮を満喫した一行
でも金沢でおいしいのは海の幸ばかりではありません
他にも今が旬のレンコンなど自然の甘味が強い加賀野菜や400年の伝統を受け継ぐ和菓子などおいしいものがいっぱいあるんです
続いてやって来たのは金沢城公園
ここに来たらぜひ寄りたいのが兼六園です
兼六園は水戸偕楽園岡山後楽園と並ぶ日本三名園の一つ
四季折々の美しさを楽しめる庭園として多くの観光客が訪れる人気スポットなのです
雪の重みによる枝折れを防ぐため冬に施される雪吊りは兼六園ならではの風物詩
そしてもう一つ忘れてはならないのが金沢城
(林)この金沢城は…。
前田利家。
(林)前田利家。
1583年。
前田利家によって本格的な城造りが始まった金沢城
現存する鶴丸倉庫
三十間長屋
そして石川門は国の重要文化財です
(林)そう。
白いんですよ。
普通瓦って黒くない?黒いですね。
(林)これ実はちょっと変わった造られ方してまして。
これ鉛瓦葺きっていうんですよ。
(一同)鉛瓦葺き?瓦じゃなくて木があってその上に1.8mmの鉛の板で覆うんですよ。
そうすると鉛がだんだんさびてこういう美しい白い色になると。
計算されての?それも一つの理由ではないかと。
(林)諸説あるんですけれども戦いのときに鉄砲の弾に使えたからではないかとか。
なるほど。
(林)あるいはもともと前田家には鉛がたくさんあったからじゃないかとか色々なことはいわれておりますがこういうふうに美しい城になってる。
(織田)確かに…。
(内田)早速中に入りましょう。
入りましょう入りましょう。
というわけで金沢城の中へ
(織田)石川門。
石川門。
うわぁ。
やっぱり。
(織田)嘘です。
そんな…。
ここで…
せっかく…。
だとしたら…。
(一同)「ほり」問題?何すか?「ほり」問題って。
えっ?では「ほり」ですけど。
2種類の「ほり」があるんですよ。
字で書けばこうなんですがこの「堀」とこの「濠」の違いを説明してください。
これが問題です。
確かに町を歩いていても普段使う「堀」と難しい字を使った「濠」があります
さてこの違いあなたは分かりますか?
はい。
(内田)タカさん。
分かった。
マジで当てますよ。
(林)どうぞ。
左の方は敵からの侵入を防ぐための堀で右側が観賞用みたいな。
「奇麗だな」みたいな。
えっ!?嘘?何?惜しいの?えっ?どこが?難しい方の「濠」?
(林)おおー。
そうです。
そこは正解です。
こっちも当ててください。
(織田)えっ?こっちの「堀」?
(林)景色ではないです。
できちゃったみたいな。
(林)できちゃったんではない。
何か生活?
(林)分かりました。
総合したら一番答えに近いこと言ってるのタカさんですから…。
よっしゃー!
(内田)タカさん正解です。
1ポイント獲得です。
(林)合わせ技です。
よっしゃー。
こちらは「掘割」という言葉がありますけど水路ですよ。
生活とかそういうのに使う。
そう。
簡単な字の「堀」は荷物の運搬などに使うため地面を掘った水路のこと
一方難しい字の「濠」はもともと城を敵から守るために造られ水を張ったものを指します
現在は簡単な「堀」の字を多く使いますが皇居周辺には昔のままの地名も多く残っています
続いてはかつて武器などの倉庫だった巨大な五十間長屋へ
復元されたこちらの五十間長屋は明治以降に建てられた木造城郭建築物としては全国最大規模
復元に当たったのは石川県で匠の技を受け継ぐ宮大工さんたち
日本古来の釘を一切使わない工法で造りあげたのが特徴
その内部はというと…
(林)長いな。
(内田)皆さんこちらが…。
66mもあるの?
(内田)そうなんですよ。
(内田)こちら…。
雑巾?はい。
これを使ってですね金沢城の五十間長屋の廊下を使ってテレビ史上初の雑巾がけ対決をしていただきます。
(おの)えーっ?そんなことできるんですか?
(織田)ここやっていいんです?逆に。
というわけでプロスケーター。
小中高とバスケ部
そして38歳のおじさんの4人で争うことに
ルールはまずおのさんがスタート
3m進んだらタカトシがスタートし2人が5m進んだところで最後に織田さんがスタートするハンディ戦
おじさん2人を気遣って距離は66mの半分
33mに短縮
皆さん準備はよろしいですか?
(一同)はい。
それでは国の重要文化財のある金沢城で初めての雑巾がけレース。
用意。
(ホイッスル)
さあまずは順調にスタート
と思ったらいきなり転倒
まともに進めないタカトシを織田信成が涼しい顔で抜き去りハンディをものともせずトップでゴールイン
こっちの2人はもうぐだぐだ
相手が相手だけにこの企画自体が無謀でした
俺とお前さ途中もう立ってられねえから滑っちゃった。
ということで今回優勝した織田さん。
1ポイント獲得です。
(織田)イェーイ!おめでとうございます。
さすが。
さすがアスリート。
何でだよ?どっから出てくんだ?その自信は。
ということで寒くなってきたのでそろそろ皆さん…。
食べたい。
(織田)行きたい行きたい。
行きましょう行きましょう。
ちなみに金沢城では春になれば城と桜の絶妙なコラボが見られます
さあ皆さん。
ここは香林坊と呼ばれる金沢の繁華街なんですけども。
(おの)にぎわってる。
(一同)えーっ?何だろう?金沢?
(おの)食べましたよ。
(織田)海の幸いっぱい食べました。
寒い時季に食べると…。
実は…。
おでん?
(おの)おでん?そうなの?
そう。
金沢でおでんといえば地元の人たちに愛されるソウルフード
それは金沢おでんと呼ばれ関東とも関西とも違うだし
地元のしょうゆを使ったその味はさっぱりとしてうま味がたっぷり
金沢にしかない珍しい具材も大人気なんです
やって来たのは創業から79年
金沢おでんの老舗…
いったいどんなおでんなのでしょうか?
皆さんこちらご覧ください。
(一同)やったー。
(おの)おいしそう。
(織田)あったかい。
大将。
(青木)そうですね。
車麩っていってこういう。
おっきい。
車みたいなお麩。
見たことない。
車麩知らない。
(青木)後はバイガイとかもお刺し身用のが丸ごと。
でかっ。
(一同)うわーっ!でかっ。
すごい。
でかい。
何それ?
(おの)予想以上に出てきた。
(織田)そのまま出てきましたね。
(青木)後はねこういう赤はべんとか。
かまぼこね。
すごい。
(青木)ふかしっていうこういう白いはんぺんとかまぼこの間ぐらい。
(一同)へえー。
こちらが…
他の町では食べられないまさにソウルおでん
そんな…
(織田)うーん!うん。
(織田)あれ?誰が?誰がお地蔵さんだ。
やっぱりこういう寒い時季にあったかいもの食べるとホント。
たまんないね。
(織田)おいしいです。
いいですね。
(織田)えっ?何て言いました?あったまりますよね。
はい。
あったまりますね。
(織田)すごい。
えっ!?
(おの)嘘?あれ?あれ?それだけ?
(織田)ちょっともう1回…。
(織田)もう1回ね。
取りあえず。
取りあえず食べてみます。
(トシ・おの)うん。
(織田)うわぁ。
いいなぁこれ。
たぶんね。
それがワードだから。
丸見えなんだよなあれ。
僕らは…。
(織田)「もういいです」もういいですよ。
うん。
食べよう食べよう。
(おの)おいしい。
おでん。
あったかい方とあったかくない方です。
(佐藤)いや。
その紹介のしかたおかしいでしょ。
(佐藤)開通しますね。
クマムシがあったかいネタを披露するんだからぁ
そして北陸旬の食材を求め荒れた日本海へ
さらに…
そこで…
北陸…
(長谷川)よろしくお願いします。
(長谷川)3月の14日にさ北陸新幹線が開通するんですね。
(佐藤)開通しますね。
おめでたい。
(長谷川)そんな歌をちょっと作ってきたんでそれだけ先に歌いますね。
(佐藤)おい。
歌うんか?
(織田)きゅんきゅんしちゃう?
(長谷川)1・2・3・4。
(佐藤)いやいやいやいや。
待て待て…。
待ってよ。
(佐藤)しかしその「あったかいんだから」ってやつ…。
(佐藤)やり方とかいいよ。
(佐藤)いや。
いいよ。
歌わないで。
(佐藤)止まんなくなっちゃったよ。
イエス。
(佐藤)これで受け答えしないで。
(長谷川)よし。
みんな。
1・2・3。
ゴー。
・「愛をすすすすす恋をすすすすす」
(佐藤)やめて。
何勝手に掛けてんの?やめろって。
やめろ。
(長谷川)・「摩擦で…」
(佐藤)何したいんだよ?
(佐藤・長谷川)どうもありがとうございました。
何だよ?お前せりふ少ねえんだから。
(佐藤)ネタ…。
いやいやいや。
そこで終わりだったんだよ。
あったかくなったところでおでんに関する…
ではここで問題に参ります。
おでんといえば…。
大根は誰が頼んでました?大根。
僕頼んでますよ。
大根やっぱりね。
(林)大根頼まれましたけれども。
昔は「おおね」と呼ばれていまして文字通り大きな根の野菜なんですが。
全体で大根「大きい根」っていいますけれども植物的に見て根はどこか?お答えください。
どうぞ。
(織田・おの)えーっ。
これ挙手?分かった方挙手で。
簡単簡単。
(林)はい。
じゃあおのさん。
(おの)この土に入ってるここからここまで。
(林)全部?はい。
アウト。
えーっ!?違うの?トシさんですよもう。
何ですか。
何だよ!がっつり目合ってタカさんって言われたよ。
かわいそうにな。
チキショー。
かわいそうになお前。
間違えられてるぞ。
お前も間違えられてんだよ。
林先生。
タカとトシを間違える…
僕はだから白いとこが入ってるんですよ。
土に。
でここちょっと緑色。
緑っぽいとこは出てんの?ここは出てんです。
ここ…。
(林)白くなってる部分。
アウト。
えーっ?違うの?何だ?これでもチャンスだぞ。
何か…。
分かった。
じゃあ…。
さあどこですか?このぴよぴよって…。
(林)そっから下が根?こっから上は違う。
こっから下。
(林)はい。
正解です。
イェーイ!タカさん。
1ポイント獲得です。
この毛だ。
(織田)毛が生えてるところ。
(林)この穴があって細かいの出てますね?ここから下が根なんですよ。
でここは胚軸とかあるいは直根とかいわれてて。
一応植物的にはこの点々の上のここの部分とない部分とで2つに分ける。
(一同)へえー。
(林)タカさんが正解でした。
ありがとうございます。
タカさん。
1ポイント獲得です。
(織田)おおー。
すごいすごい。
学べたんだ?
(長谷川)学べた…。
よかったよかった。
あったかおでんを堪能した一行が続いて向かったのは…
江戸情緒が今に残る…
200年ほど前の1820年
加賀藩がこの近辺に点在していたお茶屋を集めて町割りしたもので趣ある紅殻格子など独特の町並みは古き良き日本に触れられる場所
現在この茶屋街は国の重要伝統的建造物群保存地区となっています
(林)しかも…。
(林)でそもそも「金沢」という地名の由来なんですけれども。
もともと藤五郎っていう農家の方がですねヤマイモを引っ張りあげて。
そしたらその根っこの先に砂金が付いてたんです。
それを泉のところでそのヤマイモを洗って「金洗沢」っていわれたのが「金沢」になったと。
(一同)へえー。
そうなんだ。
その砂金を洗ったと伝えられているのが兼六園の中にあるこちらの泉…
ここから金沢の名前が生まれました
(林)今申し上げたようにね金の話しましたから金に関する話嫌ですけど1問出さないと。
(林)何言ってんですか?またそういうね…。
ここで…
どんどん惜しむことなく金を使うことを「金に糸目をつけない」といいますけれども。
その「糸目」さてその遊びとは何でしょうか?これが問題です。
(織田)えっ?何やろう?「糸目」?
(林)はい。
「糸目をつけない」分かった方は挙手でお答えください。
「金に糸目をつけない」の「糸目」の由来
あなたは分かりますか?ヒントはお正月
(織田)えっ?何やろう?
(おの)糸?あっあっ。
(林)当然糸関係ありますよ。
(おの)あっ。
(林)はい。
どうぞ。
(おの)私分かっちゃったかも。
言ってみな。
いいですか?一発目で。
(林)ホントに一発目で当てちゃいましたね。
えーっ?嘘?おのさん正解です。
1ポイント獲得です。
ホントに?全部分かっちゃった。
「糸目」とはたこの高さを調整するため表面につける糸のこと
(林)あれがないとどうなります?当然たこを制御できない。
思うようにならないということでそれでまあ「糸目をつけない」っていうのをお金を制御しない。
どんどん使ってしまう。
制御しないって意味なんだ。
なるほど。
そういうことなんだ。
そうなんだ。
金にまつわる問題も出ましたけれども。
ここ金沢は日本一の金箔の町としても有名なんです。
有名ですよね金箔。
日本の金箔生産量の98%以上を占めるのがここ金沢
ちなみに金箔の厚さは1万分の1mm程度と超極薄
金箔は金沢の工芸品だけでなく日用品にも多く使われ縁起の良い開運グッズとしてお土産でも大人気なんです
金箔1枚をぜいたくに使った黄金ぜんざいまでありました
さらに世界で初めて造ったというとんでもないものがあると聞きやって来たのはひがし茶屋街にある…
見てください。
干支が金で。
(林)あっ。
ホントだ。
(織田)うわぁ。
カワイイ。
いいですか?すごいね。
全盛期より使ってんじゃないかな?皆さん。
あちらを見てください。
何?この窓の向こう側に。
あっ。
見えますのが…。
ヤバくない?何あれ?世界初の金箔で覆われた黄金の蔵です。
黄金の蔵!?蔵自体が金箔で覆われてんの?金の蔵じゃん。
まさに。
光り輝いてるホントに。
(織田)すごい。
普段は立ち入り禁止の蔵の内部に今回特別に入れていただけるということで早速全員黄金の蔵の中へ
全部金でしょ?この壁。
ここですね壁の一面が金箔で全て覆われていまして。
何と使った金箔の数はおよそ2万枚。
そして総工費用はおよそ5,000万円ということで。
わーっ。
これで?
(織田)5,000万円!?この蔵?すげえ。
とにかく金箔で覆われているので縁起が良くて開運などパワーがもらえるといわれてます。
もらいましょうもらいましょう。
(林)パワースポットですね。
ありがたやありがたや。
(織田)来い来いもっと。
(織田)もうかりますように…。
頂こう。
ここで…
そりゃそうですよ。
ここで訳分かんない問題出さないで…。
(林)ですよね?そりゃそうですよ。
じゃあ今ホントわれわれを取り囲んでる金箔ですが。
金箔にちなんだわれわれが結構使う言葉。
お答えください。
どうぞ。
(おの・織田)金箔にちなんだ?言葉?
(林)言葉。
(林)緊迫した雰囲気?まさにねこういうね。
こういうふうに金箔が。
張り詰めた雰囲気で「きんぱく」でつながった。
あれ?ノリツッコミ?ノリツッコミまで覚えてやがる。
ヒントは値打ちが上がることですね。
(おの・織田)値打ちが上がる?
(林)値打ちが高くなるというか。
価値が上がる。
価値が上がるっていう意味で?あっ!気を付けてください。
手の挙げ方。
そんなつかないですよ。
(林)危ないですからね。
はい。
どうぞ。
(林)正解。
よっしゃー!トシさん正解です。
1ポイント獲得です。
ホントにこう何でもないものでも金箔が張られるとですね値打ちが上がる。
まあそこから「箔が付く」と。
逆にですね張られていた金箔が剥がれてしまうとこれは「箔が落ちる」といって普通のものに戻るという意味でも使われると。
せっかくなので皆さんも…。
付けたいですよ。
そりゃ箔が付くんだったらね。
(織田)付けられるんですか?そうなの?箔を付けに行きましょう。
行こうよ行こうよ。
じゃあ。
付けるぞ箔を。
さあということで…。
じゃあそれでは皆さん。
3人の顔がとんでもないことに
そしてこの後ついに解禁。
富山で旬のホタルイカを満喫
さらに北陸でしか見ることのできない天然記念物の絶景に「それマジ!?」
さあということで…。
それでは皆さん。
こちらを向いてください。
(おの)すごい。
えーっ!何?誰?
(林)誰?まぶしいですね。
分かるだろ。
分かるだろ。
誰がC−3POだ。
あれ?トシ。
俺だよ。
いいですね。
(おの)確かに確かに。
これ金メダルだまさに。
ここまで皆さんと一緒に金沢を巡ってきましたが北陸新幹線金沢の次の停車駅は富山駅です。
富山といえば3月に解禁されたばかりのまさに旬のホタルイカ。
(一同)あっ。
わーっ。
そうなんです。
なのでみんなで…。
(一同)食べたい。
いいじゃない。
食べたい。
行きたい。
いやいや。
ちょっと待って。
動かせないですよ。
(織田)全然開かないですよ。
これでここ練り歩くの?箔が付いた状態で歩きましょう。
金沢から富山までは北陸新幹線が開業すればおよそ20分
新幹線の車窓には3,000m級の山々が連なる立山連峰が広がります
そんな富山市は富山城を中心に路面電車が走る自然に優しい町
目の前にある富山湾は駿河湾相模湾と並ぶ日本を代表する深海湾でおよそ600種類の魚たちが生息しています
天然のいけすともいわれている海産物の宝庫なんです
中でも今月1日から解禁になったホタルイカは富山を代表する春の名物の一つです
一行がやって来たのは…
富山湾で取れた旬な魚をおすしで食べられるのはもちろんこちらも取れたてホタルイカのフルコースも頂けます
じゃあ…。
(一同)よいしょ!やったー!じゃんじゃん持ってきちゃって。
持ってきてくれ持ってきてくれ。
・後ろ失礼いたします。
・失礼いたします。
・すみません。
失礼いたします。
何だか怪しい2人が
「笑うな」出た。
「笑うな」
(おの)「笑うな」出た。
現れたのは日本の魅力を伝える動画を配信し続ける日本大好きカナダ人ミカエラと…
ボウケンブルーを演じた…
実はこの2人ホタルイカの漁に出ると国の特別天然記念物に指定された自然の絶景が見られるということで絶景と共に旬のホタルイカをゲットするため漁に出ていたんです
(三上)おはようございます。
三上です。
(ミカエラ)ミカエラです。
(三上)どうも。
午前4時。
2人はホタルイカ漁の船に乗り込み…
しかし天気はあいにくの荒れ模様
(ミカエラ)オーマイゴッド!
荒れ狂う日本海の波の中船はポイントに到着
(三上)そこ?もういます?
網を引き揚げライトを消すとそこにはここでしか見られない富山湾の神秘が
その絶景に「それマジ!?」
そして初めての絶品ほたるいか料理に…
さらにクマムシが再び登場
(長谷川)・「あったかいんだからぁ」
(三上)そこ?もういます?
解禁されたばかりのホタルイカ漁
網を引き揚げ船のライトを消すと…
青白い光は敵を威嚇するためのものでホタルのように自ら光るからホタルイカなのです
(三上)今日ねあんまり取れなかったそうなんですが…。
(ミカエラ)取れましたよ。
めっちゃ新鮮ですよね。
苦労してゲットしたホタルイカ
今回は刺し身と天ぷらそしてしゃぶしゃぶにして頂きます
(三上)まずはこちら。
刺し身でございます。
これホントに富山に来ないと食べられない。
ですよね?
(三上)新鮮なもの。
食べたことないわ。
(織田)うわ。
すごい。
いただきます。
(ミカエラ)イェーイ!これは天ぷらですか?
(三上)はい。
続いて天ぷらもいってほしいんですが。
いくらでも食えるわこれ。
おのさん。
天ぷらもいってみてください。
(三上)甘味が強くないですか?
(一同)甘っ。
何これ?おいしい。
おいしい。
(織田)うまっ。
何これ?
(おの)うーん。
ホントに。
エビとか全部入れても。
(三上)こちらですねしゃぶしゃぶでございます。
(トシ・タカ)しゃぶしゃぶ?
(三上)ホタルイカのしゃぶしゃぶです。
(三上)しゃぶしゃぶしていただくと足の部分がふわっと花のように開くんですよ。
(織田)そんな。
まさか。
やろうよやろうよ。
(おの)ホントだ。
ふわっと。
足がすごい。
くるんとなりますね。
足が。
(一同)いただきます。
マジでうまい。
早く食わなきゃこれ硬くなっちゃうよどんどん。
(織田)うまい。
うまいこれ。
えっ?そんなに?
(織田)すごいおいしい。
(おの)ヤバい。
かんだ瞬間中からぶしゅって出てくる。
(林)火通り過ぎるともったいないからがんがんいった方がいいですよ。
(おの)確かに。
(織田)ぜいたくこれ。
皆さん…。
えっ?そりゃ…。
何だよ?まだいたのか?
(おの)どこにいたの?今まで。
(織田)まだ帰ってなかったの?えっ?
(おの)びっくりした。
さらにもう一つホタルイカざんまい最高の一品があるんです
ただしクイズに…
いや。
もういいいいいい。
俺はいい。
これでもじゅうぶんおいしいから。
いや。
でも最後ですから一番いいのが出てくるに決まってるじゃないですか。
ホントっすか?
(林)当然ですよ。
ここで…
今日皆さん…。
僕も含めてホタルイカざんまいを出していただきましたけれども。
はい。
はい。
「ざんまい」を漢字でお書きください。
どうぞ。
・「ざんまいという字を漢字で書けたら」・「頭いいんだからぁ」1・2。
・「ざんまいという字を漢字で書けたら」
(トシ・長谷川)・「頭いいんだからぁ」
(長谷川)はいはい。
・「ざんまいという字を」乗っちゃって考えられねえわ。
「ざんまい」の漢字あなたは分かりますか?
そして富山ならではの「それマジ!?」なホタルイカの絶品料理が登場
ホタルイカざんまいの「ざんまい」
漢字ではどう書くのでしょうか?
そう。
それなんだよな。
(織田)ですよね?いや。
出してましたよ。
では今日最大の問題の解答を皆さんにお答えいただきましょう。
解答…。
よいしょ。
(おの)えい!
(林)ああ。
ゲストとタカアンドトシで答えが分かれましたね。
何だそれ!?あれ?えっ?
(織田)最後が「味」っていう漢字じゃないけど似たような。
(おの)ちょっとおしゃれな漢字だった気もする。
そんなわけねえじゃねえかよ。
いや。
分かんなくて。
ホントに分かんなくて。
何だよ?この「漸舞」ってよ。
(林)「漸く舞う」?ということでゲストのお二人どうぞこの後の…。
(おの・織田)やった!イェーイ!まただ。
さあこちらがその一品。
ホタルイカの昆布焼きです。
(一同)イェーイ!すごい。
いいな。
いい香りですね。
(おの)すごいにおいが。
今日一日で。
もう肩外れる。
5年分ぐらい。
こんなにいったかな?
(織田)ありがとうございます。
いやいやいや。
何だ?おい。
来てねえよ。
というわけでトップ賞は織田さんとおのさんに決定
お二人には金箔グッズの詰め合わせを差し上げます
世界にはすごい人たちがたくさんいた
そんなびっくり超人が日本へ
(美輪)さあこよいも『ニュースな晩餐会』のお時間になりました。
2015/03/08(日) 19:00〜19:58
関西テレビ1
クイズ!それマジ!?ニッポン[字][デ]【新幹線開通の北陸へ行ったつもりになれる60分】
織田信成が絶品海の幸に大興奮&金箔まみれで舞う▽クマムシがあったか〜い名店おでん屋さんで熱唱▽富山湾の神秘!ホタルイカ漁に挑戦▽林先生金沢城を語る!
詳細情報
番組内容
今回の〈林先生と行く それマジ!?さんぽ〉は北陸が舞台。まもなく開業する北陸新幹線!!長野から富山そして金沢までが新たに結ばれ、東京から金沢までは最短2時間28分!!そんな北陸新幹線の開業により、ぐっと近くなる金沢と富山で今回の課外授業がスタートする。
いまやバラエティーでひっぱりだこの元フィギュアスケーターの織田信成と人気上昇中の、おのののかをゲストに迎え新鮮なモノがたくさんある市場や、
番組内容2
金沢城、そしてホタルイカと、観光場所やグルメ情報はもちろん林修先生から様々な問題も出題される。さらに、ミカエラ・ブレスウェートと三上真史が富山で合流!!さらに“あったか〜い”芸人も登場!!観光名所あり、グルメあり、途中合流の“あったか〜い”ゲストあり!!の課外授業&珍道中をお見逃しなく!
出演者
【MC】
タカアンドトシ
【進行】
内田嶺衣奈(フジテレビアナウンサー)
【日本語マスター】
林修
【林先生と行く それマジ!?さんぽ IN北陸ゲスト】
織田信成
おのののか
ミカエラ・ブレスウェート
三上真史
ほか
スタッフ
【企画】
情野誠人
【チーフプロデューサー】
竹内康人
【プロデューサー】
後藤朋子
小林靖子
吉村岳朗
小泉頼夫
秋葉英行
【総合演出】
川本良樹
【演出】
池田成男
加地克也
伊藤渉
【日本語監修】
町田健(名古屋大学教授)
【制作協力】
共同テレビジョン
【制作著作】
フジテレビジョン
ジャンル :
バラエティ – クイズ
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
趣味/教育 – 会話・語学
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:23149(0x5A6D)