普天間移設:辺野古は対立の海 反対派カヌーを海保が拘束

毎日新聞 2015年03月06日 22時34分(最終更新 03月06日 22時50分)

組み上がった2基のスパット台船の近くに停泊する抗議船(手前)=沖縄県名護市辺野古で2015年3月5日午後1時57分、本社ヘリから須賀川理撮影
組み上がった2基のスパット台船の近くに停泊する抗議船(手前)=沖縄県名護市辺野古で2015年3月5日午後1時57分、本社ヘリから須賀川理撮影

 キャンプ・シュワブゲート前での抗議が始まったのも昨年7月ごろ。今年1月に政府がボーリング調査再開に向けた作業を始めると、テントに泊まり込んで資材搬入に抗議するなどしてきた。

 雨が降った4日午前、40人ほどいた反対派がゲート前の歩道に雨よけのテントを張ると「通行の妨げになる」と30人前後の県警機動隊員が撤去を始めた。沖縄平和運動センターの山城博治議長が「手を出してはいけない」と自制を求めたためもみ合いにはならなかったが、反対派は「そこまでする必要があるのか」などと抗議した。

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