録画してテレビ番組を見る

おはようございます。
３月８日日曜日朝７時になりました。
ＮＨＫニュースおはよう日本です。
昨夜遅く、千葉県木更津市で、グループホームの施設など合わせて４棟が焼ける火事があり、２人が死亡しました。
さらに、およそ１時間後に、１キロほど離れた空き家が焼ける火事があり、警察は２つの火事の原因を調べています。
昨夜１１時４０分ごろ、千葉県木更津市の畑野佐助さんの住宅から火が出ていると、消防に通報がありました。
火は隣接するグループホーム、たちばな学舎の施設などにも燃え広がり、合わせて４棟が全焼しました。
警察によりますと、この火事で、火元の住宅の焼け跡から１人が遺体で見つかったほか、グループホームでも女性１人の死亡が確認されました。
火元の住宅に１人で暮らしている畑野さんと連絡が取れなくなっていることから、警察は、死亡した１人は畑野さんと見て、確認を進めています。
さらに、きょう午前０時半ごろには、この火事の現場からおよそ１キロ離れた空き家が全焼する火事があり、警察は２件目の火事については、放火の疑いもあると見て、２つの火事の原因を調べています。
ロシアの野党指導者、ネムツォフ氏が、首都モスクワで殺害された事件で、捜査当局は、男２人を殺害に関わった疑いで拘束したと発表しました。
捜査当局は、この男２人が実行犯だという見方を強め、逮捕する手続きを進めています。
真相の解明は進むんでしょうか。
モスクワから中継でお伝えします。
捜査当局の関係者は、２人を犯行の際に使われた車や監視カメラの映像、それに電話の通話記録から割り出したとしています。
しかし、役割など、詳しいことは明らかになっていません。
また２人は、ロシアで最も貧しく、治安も不安定な、北カフカス地方の出身だとされています。
このうち１人の男の母親は、地元メディアに対し、息子は北カフカスのチェチェン共和国の内務省におよそ１０年勤めていて、もう１人の男とはいとこどうしだと明らかにし、信じられないと話しています。
捜査当局は８日以降、２人の逮捕の手続きを進めるものと見られます。
ただ、明らかにされている情報が極めて少なく、別の人物が２人に殺害を指示するなど、事件に関わっているのではないかという見方が広がっています。
野党指導者のネムツォフ氏。
先月２７日、ラジオに出演し、プーチン政権を批判しました。
事件が起きたのはその数時間後。
ネムツォフ氏はモスクワ中心部で、何者かに銃で撃たれて殺害されました。
事態が動いたのは、日本時間の昨夜でした。
現地のメディアも、トップニュースで伝えました。
捜査の行方について、市民の意見は分かれています。
事件を巡っては、さまざまな見方が出ていました。
野党勢力の一部は、ネムツォフ氏が近く、ウクライナ東部へのロシア軍の介入を示す証拠を公表する予定だったとして、政権側の事件への関与を疑っています。
一方、プーチン政権は、事件は政権側に責任を負わせてダメージを与えるねらいがあるとしています。
プーチン大統領は、事件を厳しく非難し、徹底した捜査を指示しました。
再びモスクワの渡辺記者に聞きます。
今回の男２人の拘束は、事件の全容解明につながるんでしょうか？
難しいかもしれません。
といいますのも、ロシアではこれまで、プーチン政権に批判的な人物が殺害された事件で、事件の全容が解明されたことがほとんどないからです。
例えば２００６年に、新聞記者の女性が、モスクワ市内で銃で撃たれて殺害された事件では、実行犯など５人が有罪判決を受けました。
しかし、殺害を指示した人物は、今も特定されていません。
今回、政権側は、ロシア連邦保安庁のボルトニコフ長官がみずからテレビに出演して、２人の拘束を発表するなど、事件の全容解明に向けて、全力を挙げる姿勢はアピールしています。
しかし、最後は実行犯の特定だけで事件の幕引きが行われ、殺害を指示した人物がいても、特定には至らないのではないか、そんな冷めた見方も出ています。
次は、アメリカ大リーグ、筒井アナウンサーとお伝えします。
おはようございます。
心配なニュースが入ってきましたね。
そうなんですね。
こちら、レンジャーズのダルビッシュ有投手。
右ひじのじん帯を部分的に断裂していることが分かり、長期にわたって、チームを離れる可能性が出てきました。
ダルビッシュ投手は、オープン戦初登板となった５日のロイヤルズ戦で、１イニングを投げたあと、右腕の張りを訴えていましたが、精密検査を受けた結果、右ひじのじん帯が部分的に断裂していることが分かったということです。
会見したダニエルズゼネラルマネージャーは、複数の専門医の診断を受けたうえで、ダルビッシュ投手と最終的な対応を決めたいとしていますが、体のほかの部分からけんを持ってきて、じん帯を修復する手術を受ける可能性もあり、その場合、復帰は来年５月ごろになるということです。
ダルビッシュ投手は球団を通じ、すべての可能性を検討したうえで、最終的な決断を下したい。
今シーズン、プレーできないことになれば残念だが、今はまだチームメートと気持ちを一つにして、シーズンの目標を達成することに集中したいとコメントを発表しました。
大リーグでは、田中将大投手も昨シーズン、同じ状態になりましたが、手術は回避して、およそ２か月半のリハビリで復帰しています。
一方、藤川投手や和田投手は手術をしましたが、復帰を果たしています。
では次です。
乗客５人が死亡した、東京の地下鉄日比谷線の脱線衝突事故から、きょうで１５年になります。
事故が起きた時刻には、現場近くの慰霊碑の前で、犠牲者への祈りがささげられます。
平成１２年３月８日、当時の営団地下鉄日比谷線の中目黒駅付近で、脱線した列車が対向列車と衝突して、乗客５人が死亡し、６４人がけがをしました。
左右の車輪にかかる重さのバランスの崩れや、車輪とレールの間の摩擦の増加など、複数の要因が重なって、車輪がレールを乗り越え、事故は起きました。
カーブにさしかかった際、車輪が徐々にせり上がり、レールを乗り越える乗り上がり脱線と呼ばれる現象です。
このため、東京メトロは、車輪の乗り上がりが起きても脱線しないようにする、脱線防止ガードの設置を、事故当時の１７か所から４３８か所にまで増やしました。
さらに、車輪とレールに異常な摩擦がかかるのを防ぐために、走行中の車輪の付近から特殊な液体を吹き出す装置を、新たに２つの路線の車両に導入しました。
事故から１５年を迎えたきょうは、現場近くの慰霊碑を東京メトロの社長らが訪れ、事故が起きた午前９時１分に黙とうして、犠牲者への祈りをささげるとともに、安全への誓いを新たにすることにしています。
では気象情報、南さんとお伝えします。
おはようございます。
もうすぐ桜の季節がやって来ますね。
そうですね。
こちらの映像は、去年の４月の１１日、福島県の富岡町の桜の様子ですね。
富岡町夜の森地区には中心部のとおりぞい２でん…、通り沿い２．５キロにわたって、およそ５００本のソメイヨシノが植えられていまして、原発事故前には、桜の名所として親しまれていました。
桜の並木は、半分以上が放射線量が最も高い、立ち入り禁止が制限されている、帰還困難区域にあります。
日中の立ち入りができる一部の地域には、ふるさとの桜を一目見ようと、各地に避難している住民などが訪れていたということですね。
そして、きょうは３月８日で、そろそろことしの開花が気になる時期ですが。
そういうことですね。
どうでしょう？
いつでしょうかということなんですけれども、まずはこの写真をご覧ください。
これですね。
靖国神社の桜の木の写真です。
きのうですね？
きのう。
この木が、東京管区気象台が毎年観測している、桜の木、標本木と言いますけれども、こういう木を、毎年見ているんです。
気象台は、それぞれの地域に、１本の木がありまして、例えば大阪だったら大阪城公園の中とか、神戸だったら王子動物園という動物園の中に木があって、その木を毎年、観測してるんです。
それがいつ咲くかというのを毎年記録していまして、そのデータをもとにして、各地の桜がいつ咲くかということを予測してるわけなんですけども、きのうのね、この靖国神社の桜のつぼみは、このような感じになってました。
膨らんできてますか？
ちょっと緑色が。
見えてますね。
見えてきてるんですよね。
順調に膨らんできてますよね。
で、ことしはどうなるかということなんですけども。
全国の桜の開花予想はというと、やはり南のほうから、だんだんと北のほうに移っていきまして、地点別の開花予想を入れてみますと、高知が３月の１９日、福岡が３月２２、東京は３月２６、それから北陸や東北のほうへ移っていきますと、４月に入ってからで、札幌は５月の４日という予想になっています。
毎年、こうして予想出ますけれど、これって、どうやって予想しているものなんですか？
どうやって予想してるでしょうか、問題作りました。
きましたね。
桜開花はどうやって予想してるんでしょうか。
１番、つぼみの重さを量って予想しているか。
重さか。
それとも数式がありまして、それに気温を入れて計算させて、予想しているか。
計算。
それとも、桜の木に聞いている。
どうですか？と。
教えてくれたら、南さんも楽ですけど。
楽ですけどもね。
きょうは、いつもよりちょっとひねりがないような。
そんなことはない。
って、和久田さんが言ってましたけども。
そんなことないです。
答えをお願いします。
これなんですね。
２番、数式に気温を入れて計算をさせている。
ただね、昔はね、このつぼみの重さを量ってやってた所もありました。
実際やってたんですか？
１０個ほどのつぼみをとって、その重さを量るんですね。
重さがどれくらいになっているかということで、あと何日で咲くっていうね、そういうやり方もしてましたけど、今はもう、全国的に、数式に気温を入れて計算させているということなんですね。
その数式はということなんですけども、私が使っている数式は、数式はこんな数式で。
これ、いわゆる文字化けしてるわけじゃないですよね？
読めないです。
かっこの１９わるなんたらかんたらっていう式があって、これは何を計算させているかというと、１日当たりのつぼみの生長量、つぼみの膨らみ具合を、これ、計算させてるんです。
生長って、この字でいいんですか？
植物の場合は、生長って、この字を書くことが多いですね。
で、これのＴっていうところに。
Ｔ、これ。
その日の平均気温を入れるんですよ。
平均気温を入れると１日当たりのつぼみの生長量が出てくるということなんですね。
ちょっとこれね、グラフにしてみると、これね、おととしなんですけども、開始は２月の１日から計算させて、その日の生長量を毎日足していくと。
さっきの数式で出した。
おととい３月の６日ぐらいで、大体ね、１３から１４ぐらいなんです。
去年の場合も、大体ね、同じ１３から１４ぐらい。
ことしはというと、ことしも大体ね、１３から１４ぐらいになるんですね。
ここまではほぼ同じぐらいのスピードで生長するんですけども、ここから先、気温が大体平年並みだったら、去年は３月の２５日、大体ね、生長量が２２から２４ぐらいに達すると、開花するというので、過去のデータから見ても分かるんですね。
おととしはね、気温がすごく高くて、一気に生長が進んで、３月の１６日に開花したということなんです。
平均気温が高いから、これに早く達したということなんですね。
じゃあことしはどうかということなんですが、ことしはね、どうなるかということなんですよね。
ここのところが難しいので、各気象会社も迷うところなんですね。
で、今のところの予想は、各気象会社は、大体３月２５日から２６日。
平年が２６日ですので、東京の場合はほぼ平年並み。
私の場合は、ちょっと気温が高くなるんじゃないかと予測して、３月２４日に咲くんじゃないかなと今のところ、見てます。
攻めてきましたね。
でね、ここにあります。
去年は的中させてますから、南さん、ことし当たったら、何かもらえるんでしょうか？
うれしいな。
そんなことがあると。
近田さんからプレゼントがあるかもしれない。
おめでとうございますって、伝えます。
よろしくお願いします。
では、ちょっと外の様子ご覧ください。
現在の高知の様子です。
高知はきょう、最高気温が１８度ぐらいまで上がりますので、つぼみがちょっと膨らんでいくんではないでしょうか。
高知はことしの場合は、３月の１９日に開花する予想です。
続いてけさの特集です。
東北、仙台の駅前です。
東日本大震災で被災した地域から移り住んできた、若い女性たちの姿がありました。
その多くが、家族の離散や経済的な困難など、深刻な悩みを抱えながら、誰にも相談できないでいました。
震災の発生から４年。
きょうは１０代から２０代の女性の被災者の声に耳を傾けます。
まずはこちらをご覧ください。
この冊子は、大学の研究者やＮＰＯが、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の３県の１０代から２０代の女性たちの生活状況を聞き取った報告書です。
表紙には、女性の写真と共に、こちら、忘れられた世代と書かれています。
これを読んでみますと、震災によって、人間関係の変化に悩んだり、生活が苦しくなったりと、大きな悩みを抱えているにもかかわらず、誰にも相談できずにいる女性が本当に多いことに驚かされます。
被災した女性たちは、今、どんな苦しみを抱えているんでしょうか。
報告書のもとになった実態調査を取材しました。
若い女性たちの支援を行っている、東京のＮＰＯです。
去年、仙台や福島など、１０か所で実際に町を歩き、１０代から２０代の女性から、生の声の聞き取りを行いました。
福島県南相馬市から出てきたという、２２歳の女性です。
震災が起きたのは、高校を卒業する前日。
以来、福島や秋田の親戚の家などを転々としてきました。
母子家庭で育ったというこの女性。
仙台で定職に就き、母親を経済的に支えたいと考えていますが、仕事が見つかりません。
日雇いのアルバイトで食いつなぐ日々です。
宮城県石巻市から出てきたという１８歳の女性。
震災で家族の状況が激変したといいます。
しかし、大学進学の夢を諦めざるをえなかった苦しい思いを、誰にも打ち明けられないといいます。
悩みを誰にも言い出せないことで、精神的に追い詰められてしまうケースも少なくありません。
仙台で１人暮らしをしながら、美容師の専門学校に通ってきた中島愛海さんです。
岩手県大船渡市で暮らしていた中島さん。
震災は高校１年生のとき。
自宅は津波で全壊しました。
両親は震災前、海の近くで釣り具店を営んでいましたが、津波で流されてしまいました。
すぐに仮設店舗で営業を再開しましたが、収入は激減。
父親の孝さんは、家計を支えるため、平日は建設関係の仕事をして、休みなく働いていたといいます。
中島さんは、高校卒業後、学費や生活費もすべて自分一人で賄って、専門学校に進学することを決めました。
苦しんでいる親に負担をかけたくない。
この思いが、さらに中島さんを追い詰めていったといいます。
こうして聞き取った結果の報告会が、大学の研究者や、女性支援のＮＰＯなどが参加して行われました。
１人で追い詰められていく若い女性たちをどのように支援できるのか。
その方法が話し合われました。
出席者の一人、関西学院大学客員教授の大崎麻子さんです。
被災した女性たちを、身近な場所で支援する新たな仕組みが必要だと考えています。
こんにちは。
久しぶり。
お久しぶりです。
元気？
親の状況を思うあまり、１人で悩みを抱え込んでいた中島愛海さん。
ＮＰＯの橘ジュンさんに巡り合えたことが、悩みを解決するきっかけになったといいます。
橘さんは、去年の聞き取りをきっかけに、たびたび中島さんのもとを訪ね、メールや電話でも励まし続けてきました。
中島さんは、橘さんに促され、抱えている思いを、少しずつ家族に伝えられるようになっていったといいます。
今月３日、中島さんは専門学校を無事卒業。
仙台市内の美容院に就職することが決まりました。
取材に当たりました、伊達記者とお伝えします。
子どもでもなければ、かといって、自立して生活できるほどの大人でもない。
この世代の女性たちは、やっぱりつらい思いを人には言えなかったんですね。
そうですね。
やはり１０代、２０代というのは、将来、自分がどう生きていくのかなど、悩んだり迷ったりする多感な時期だったと思います。
まさに今回、取材した女性たちというのは、その時期に震災を経験して、ふだんであれば、相談ができる家族であったり、友達であったりも、同じように震災に遭って、苦しんでいると。
そういう中で、なかなか相談ができない、１人で抱え込んでしまうという状況になってしまっていたかと思います。
ほかの世代だったり、あるいは男性と比べて、なかなか苦しい状況から抜け出せない。
その理由っていうのは、どんなことが挙げられるんですか？
まず、災害時の行政の支援というのは、どうしても子どもや高齢者が中心になってしまいがちで、若い女性が見過ごされてしまうおそれがあるのではないかと思います。
また、被災地では若い女性の経済的な自立が、男性に比べますと、難しいということが彼女たちにとっては大きなプレッシャーになっていると思います。
どのように難しいんでしょうか？
現在、被災した東北３県では、復興事業が本格化しているということもありまして、仕事がないわけではないんです。
ただ、建設業や運送業など、男性が中心となるような内容の求人が多くて、女性、若い女性が自立できるような仕事は少ないというのが実情なんです。
そこで、例えば看護師ですとか、介護士、そういった免許を取って、資格を取って、自立を目指すという女性もいますが、資格を取るまでには時間もお金もかかってしまうと、そういった状況です。
そして、この調査の報告会の中では、こうした女性たちの悩みを聞く仕組み作りが必要だということもありましたよね？
そうした動きは、実はすでに始まっているんです。
福島県内では、ことし１月に、若い女性たちを支援する人材を育てようと、支援者の養成講座がスタートしました。
今後、宮城や岩手でも同じような取り組みが始まることになっています。
当たり前のことかもしれませんが、悩みを抱えた若い女性にとって、自分に寄り添って話を聞いてくれる、そういう存在がいるっていうことは、何よりも大きな支えになるんだと、今回、改めて感じました。
今回、まとめられました報告書の内容、来週から仙台市で開かれます、国連の防災世界会議、それに合わせて、提言として発表されるということになっています。
ここまで、伊達記者とお伝えしました。
東日本大震災の岩手、宮城、福島の被災者に、ＮＨＫは大学と共同で、アンケートを行いました。
その結果、半数の人が、気持ちが前向きになりつつあると答えた一方、生きていることがつらいと感じることがあると答えた人も、半数近くに上ることが分かりました。
ＮＨＫは、早稲田大学と共同で、ことし１月から先月にかけて、仮設住宅などで暮らしているおよそ５万５０００人を対象にアンケートを行い、１万人余りから回答を得ました。
このうち、この１年間の心の変化を尋ねたところ、気持ちが前向きになりつつあると答えた人が、５０％に上った一方で、無気力になったと答えた人が１６．１％、悲観的になったと答えた人が１２．７％を占めました。
さらに、生きていることがつらいと感じることがあるかという質問には、よくあると、少しあるを合わせて、半数近くに当たる４３．５％の人が、生きていることがつらいと感じていることが分かりました。
調査を行った、早稲田大学災害復興医療人類学研究所の辻内琢也所長は、周囲が復興していく中で、生活再建がうまくいかないと精神的にきつい状態になるとしたうえで、次のように指摘しています。
続いては、世界中で論争になっているこちら。
先日、インターネット上に投稿された画像です。
このドレス、何色に見える？という単純な質問が、世界で議論を巻き起こしました。
実際には黒と青ですが、７割近い人が、金色と白に見えるという調査結果も出ています。
これ、和久田さん、どう見えました？
私は青と黒に見えているんですけれども。
本当ですか？
私は白と金で、ちょっとかげってるから、そのちょっと、ブルーに見えるのかなという印象を持ったんですね、実際。
やっぱり人によって、見え方、違うというわけなんですよね。
この議論になぞらえるように、ＤＶ・ドメスティックバイオレンスの防止を訴えるあるキャンペーンが注目を集めています。
それがこちらの写真なんですね。
顔や手足に、いくつもの青黒いあざがある女性が、白と金色のドレスに身を包んでいる姿が映っています。
先ほどの青と黒、白と金色のドレスには、人によって見え方に違いがありましたけれども、この青や黒のあざの色は、誰が見ても見まちがいようがありません。
多くの女性がＤＶの被害に遭っている問題から目をそらさないでいてほしい。
そんなメッセージが込められています。
キャンペーンを行ったのは、国際的なキリスト教団体の南アフリカの支部です。
ＤＶの防止を訴えようと、顔や手足に、いくつもの青黒いあざがある女性の写真を、インターネットや地元の新聞に掲載しました。
そして、黒と青を見ることが、どうしてこれほど難しいのでしょうかというメッセージが添えられています。
多くの女性がＤＶの被害に遭っていることから目をそらさず、女性への暴力を止めようと訴えているのです。
団体によりますと、この写真は、インターネットに公開してから数時間で１６００万人以上に閲覧されるなど、大きな注目を集めているということです。
では、改めてスポーツ、筒井アナウンサーとお伝えします。
おはようございます。
まずは海外サッカーの速報ですね。
こちら、ドイツではハノーバーの清武弘嗣選手、ゴールを決めています。
ハノーバーの清武は、リーグ首位、バイエルンミュンヘン戦に先発出場。
前半２５分でした。
左隅にゴール。
決まりました。
決まりました。
先制ゴールを決めて、今シーズン４点目を挙げました。
落ち着いていましたね。
しかしその直後、バイエルンミュンヘンはシャビ・アロンソのフリーキック。
キーパー、一歩も動けず。
落ちるボールで同点ゴール。
そのあとも追加点を奪われ、王者に逆転負けです。
ただ、清武選手、およそ３か月ぶりとなるゴール。
ちなみに、岡崎選手もゴールを決めたんです。
日本勢、活躍してますね。
続いては、フィギュアスケートですね？
ジュニアの世界選手権、こちら、１７歳の宇野昌磨選手なんですね。
日本男子で、羽生結弦選手以来となります優勝を果たしたんです。
宇野は前半トップ。
フリーでも、ジャンプのミスを最小限に抑え、安定感を発揮しました。
持ち前の表現力では、高い評価を受けます。
今シーズン、急成長を遂げた宇野。
日本男子で５年ぶりの優勝です。
さらに１５歳の山本草太が３位に入りました。
見事、優勝した宇野選手なんですけど、実は、去年の１２月に行われた全日本選手権では、羽生選手に次ぐ２位に入ってるんですね。
羽生選手はまだ２０歳ですが、１７歳。
もう羽生選手より下の世代も育ってきているということでね。
これから楽しみですね。
本当に、ピョンチャン、楽しみですよね。
表彰台２人ですもんね。
楽しみです。
さて、次はスキーのジャンプですね。
またレジェンドですね。
こちら、ベテラン、元気ですね。
葛西紀明選手など、４人が出場しました男子のワールドカップ団体。
日本は３位に入りました。
ワールドカップ団体の第４戦。
日本の１回目、１人目は栃本。
１１７メートル５０。
２人目は竹内。
こちらは１１２メートル５０。
そして３人目は伊東。
１２２メートル。
このあと葛西も１２５メートルを超え、日本は４位につけます。
さあ、逆転を狙った２回目、日本の最後は４２歳、葛西。
貫禄のジャンプで、１２６メートル。
やったぞー！
日本は３位に入り、今シーズン２回目の表彰台です。
スポーツ、お伝えしました。
では、けさお伝えしているニュースです。
ロシアの野党指導者、ネムツォフ氏が首都モスクワの中心部で殺害された事件。
捜査当局は、拘束した男２人が実行犯との見方を強め、逮捕する手続きを進めています。
今後の捜査で、殺害を指示した人物を特定することができるかが焦点となっています。
大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、右ひじのじん帯を部分的に断裂していることが分かり、長期にわたってチームを離れる可能性が出てきました。
では続いて、気象情報、南さんです。
きょうの日中は晴れる所が多くなりますが、関東など、東日本の太平洋側では、雨が降る見込みです。
午前３時の天気図です。
日本海や黄海付近に高気圧があって、西日本や日本海側は晴れている所が多くなっています。
一方、東海地方の南には低気圧があって、この低気圧の影響で、東日本の太平洋側が雨、また高気圧のへりを回って、湿った空気が流れ込む北海道の東部で現在、雪が降っています。
夜になると、低気圧の中心は東の海上に移って、関東付近の天気も回復に向かっていくでしょう。
現在の雨雲や雪雲の様子です。
現在、関東付近を中心に、雨雲が広がっています。
標高の高い所は現在、雨ではなく、雪が降っています。
きょうのこのあとの天気の移り変わりです。
関東付近の雨や雪は午前中が中心で、午後になると、天気はゆっくりと回復に向かっていくでしょう。
ただ、東北の太平洋側から関東の太平洋側にかけては、お昼過ぎまで雨が残る見込みです。
そのほかの所、西日本などはきょうの日中は晴れの天気が続く見込みです。
きょうの各地の予報です。
2015/03/08(日) 07:00〜07:45
ＮＨＫ総合１・神戸
ＮＨＫニュース　おはよう日本[字]

東日本大震災から４年。被災した若い女性の多くが「一家離散」「経済的困窮」などで孤立し、声を上げられない現状が明らかに。実態と始まった支援についてお伝えします。

詳細情報
番組内容
特集は「被災女性の声なき声を聞く」。東日本大震災から４年。被災した１０代〜２０代の女性たちの多くが、「一家離散」「経済的困窮」などの深刻な悩みを抱えながら、誰にもその窮状を訴えられず孤立している現状が、ＮＰＯなどによる調査でわかってきました。震災は「進路選択時期にある女性」に、今もどのような影を落としているのでしょうか。その実態と始まった支援についてお伝えします。
出演者
【キャスター】近田雄一，和久田麻由子，【スポーツキャスター】筒井亮太郎，【気象キャスター】南利幸

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ニュース／報道 – 定時・総合
ニュース／報道 – 特集・ドキュメント
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