「楽ラクワンポイント介護」の時間です。
この番組は日常生活でよく使う介護を楽しく楽ラクと行うためのポイントを紹介します。
教えて頂くのは理学療法士の…よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はどんな介助法でしょうか。
立ち上がりの介助をする時マヒのある側とマヒのない側どちらを支えればいいんでしょうか。
マヒのある側を支えます。
マヒのある側で大丈夫なんですか?マヒの方の体が崩れてくるのを支えます。
よく質問されるんですけども「脱臼したりあるいは痛みが出ませんか?」。
でもマヒのある側を支えて持ち上げたりつかんだりしなければ大丈夫です。
では介助を教えて下さい。
はい分かりました。
どんな場合でもまず準備の姿勢はとって頂きましょう。
次にいい方の手で手すりを持って頂きます。
なるべく前の方を持って頂いてじゃあわきに手を当てます。
支えるので地面と平行で手をこういうふうに変な形にならないようにまっすぐ奥まで入れて下さい。
そのまま手を平行に引いていきます。
ここです。
これから膝が伸びようとするところで相手の動きが出てきますからそのままついていきます。
まっすぐ体が伸びるところまで介助をしてみて下さい。
じゃあ今度は座っていきます。
このまま手をそのまま平行に引いていきます。
するとまた相手の膝が緩むところが来ます。
はいでは座りましょう。
ここですね。
そのまま…マヒ側に手を添えるだけで立ち上がり座りができましたね。
今この手すりで練習をしましたらふだんはベッドで介助バーを使ったりあるいはお風呂とかおトイレの場面でもこの介助は使えますのでしっかり練習しましょう。
では私も立ち上がり介助やらせて頂きます。
では手を添えて下さい。
膝を曲げて引いて。
まっすぐですね。
相手平行にちゃんと奥まで入れてみて下さい。
姿勢はまっすぐですね。
じゃあそのまま平行に引いていきます。
はい引きます。
立ちます立ちましょう…。
そこですね。
そのままついていきます。
立ちました。
まっすぐもう一回じゃあ手を入れ直しましょう。
座りま〜す。
そのまま平行に引きます。
引きます引きます座ります座ります…。
ず〜っとついていって下さい。
できましたね。
できましたね!できてますね。
はいすごい。
介助する側の私の動きとしてはホントまっすぐに平行に手をわきの下に添えているだけで立ち上がり座りができました。
すごく力も要らなくて楽にできるんですね。
はい。
じゃあすみません手で持って頂いていいですか?じゃあお介助しますね。
いきますはいどうぞ。
立ちました。
まずはマヒしていない方の手で…
じゃあ持って頂いていいですか?立ちますね。
はいどうぞ。
マヒ側のわきをつかむのではなく支えるようにしましょう。
背筋を伸ばし…
自宅に介助バーがない場合でも安定したイスや台などで支えにすれば介助バーや手すりと同じように介助する事ができます
今できた時分かりましたでしょう?はい。
うまくいったっていううれしい感覚がありました。
今のその感覚介助する側もされる側も同じ思いを感じます。
介助しながら心が通じ合うんですね。
その思いがじゃあやろうかなっていう介助する心を引き出していくんだと思います。
ありがとうございました。
2015/03/07(土) 20:45〜20:50
NHKEテレ1大阪
楽ラクワンポイント介護「イスから立って座る介助法〜片マヒの人の場合〜」[字]
介護する人もされる人も「楽しく」「ラクに」介護する方法を学ぶ楽ラクワンポイント介護。第20回はイスから立って座る介助法で、片マヒの人の場合について学びます。
詳細情報
番組内容
「楽ラクワンポイント介護」では、日常生活の介護の基本技術はもちろん、自立を促す介護術、これまで語りきれなかった「心のケア」の面にも目を向け、介護する人も、される人も「楽しく」「ラクに」介護する方法を学ぶ。そして介護法を毎回1テーマずつ分かりやすく紹介していく。第20回は、イスから立って座る介助法で、片まひの人の場合について学ぶ。講師は理学療法士・福辺節子さん。
出演者
【講師】理学療法士…福辺節子,【リポーター】小谷あゆみ,【出演】高木記代
ジャンル :
福祉 – 高齢者
情報/ワイドショー – 健康・医療
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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