「Jリーグ開幕スペシャル」をお伝えしました
(城島)
今回の舞台は東西に長〜く広がる島根県
唄も魅力もいっぱいです
県の東神話の国出雲
やおよろずの神が集う出雲大社はパワースポットとして大人気
西の石見ユネスコの文化遺産石州半紙と石見銀山
世界に誇る日本の宝がここにあります
沖合には美しい海に囲まれた隠岐諸島
闘牛牛突きは800年の歴史を持つ伝統行事
年4回の本場所では島じゅうが熱く盛り上がります
「民謡魂ふるさとの唄」
幕開きは隠岐のめでたい唄「隠岐祝い音頭」
(拍手)
(拍手)
(近藤)豊かな豊かな恵みの海日本海。
島根には浜っ子自慢の唄があります。
「浜田節」。
(拍手)ありがとうございました。
「民謡魂ふるさとの唄」。
ご案内は私城島茂と。
アナウンサーの近藤泰郎です。
(2人)よろしくお願いします。
今日は島根県浜田市からお送りします。
ここ浜田市は石見地方の中心都市。
1,700年以上も前から港町として開けてきました。
今日は島根の民謡各地の民謡をじっくりたっぷりお楽しみ頂きます。
まずは唄と暮らしが今なおともにある隠岐から「しげさ節」をゆかりさんにうたって頂きます。
そして宍道湖の漁師さんがうたった舟唄をもとにした「出雲追分」。
こちらを剣持雄介さんにうたって頂きます。
それでは2曲続けて…。
(2人)どうぞ。
(拍手)
(拍手)
(拍手)
(スイースイ)
(スイ)
(スイ)
(スイースイ)
(スイ)
(スイ)
(スイースイ)
(拍手)ありがとうございました。
今日私たちがお邪魔していますここ浜田市には石見地方を代表する伝統工芸が伝わっているんです。
それがこちら石州半紙です。
2009年にユネスコの無形文化遺産に登録されまして去年改めて日本の手すき和紙技術として登録。
再び世界から注目されたのは記憶に新しいところですよね。
でこの石州半紙いろいろ特徴があるんですが何といっても丈夫なんだそうです。
水にもとても強いという事でかつて大阪商人が帳簿に使っていて火事になった時に保存するためにですよ。
いち早く井戸に投げ込んだといわれるぐらい丈夫なんだという事なんです。
え!そんなに強いんですか?すごい手触りですね。
優しく…。
こうやって変色とかしてないっていうのはこれ全て材料が天然のものが使われてるからだという事なんです。
手触りが優しいです確かに。
しかもこの材料となる植物は全て地元産。
かつては紙すき職人自らが栽培していたという事なんです。
まさにこの土地に根づいた技術なんですね。
さすがですね。
次いって下さい。
さあそれではですねここで紙すきへの思いが込められた唄をお聴き頂きたいと思います。
會澤あゆみさんで「石見紙漉唄」です。
それでは…。
(2人)どうぞ。
(拍手)
(拍手)ありがとうございました。
石見地方の宝というのは石州半紙だけではありません。
世界文化遺産に登録されている石見銀山もあります。
この石見銀山がもし発見されていなかったら今の日本はなかったかもしれないとまで言えるんですけどもご存じでした?そんなに重要だったんですか?そうなんです。
という事でご紹介しましょう。
さあまずは場所からご紹介していきましょう。
東西に長い島根県の大体ほぼ真ん中にある大田市に石見銀山はあります。
で皆さんご存じのように2007年ユネスコの世界文化遺産に登録されましたがその認定理由というのがこちらです。
16世紀から17世紀初めごろに大量の銀を活発に生産しそしてここが大事です。
日本を世界の表舞台へ出すきっかけを作ったこの事が評価されたというんです。
その当時世界的にはどうなんですか?そう世界はまさに大航海時代です。
世界史の大事件が起きていた時代なんです。
その時代の地図を見てみましょうこちらです。
1570年のアジアを描いた地図です。
これは当時こういう感じだったんですね。
この東のかなたにある島ちょっとこれ注目して頂きたいんですが分かります?城島さんこれ。
あれ?これ…日本ですか?ただ随分形が違って北海道もないですし。
中でも注目して頂きたいのがこちら。
一部をこれ拡大したものなんです。
これポルトガル語で「ミナスダプラタ」と書いてあるんですが。
日本ってそういう言い方しましたっけ?日本という意味ではないんですね。
答えはこちらです。
銀鉱山という意味で石見銀山の事が日本の地図に描かれているんです。
さあそんな石見銀山がどうやって世界的になっていったのか。
まず1526年に本格的な開発が始まります。
そしてその7年後に灰吹法という新たな銀の精錬技術が導入されまして大量生産が可能になりました。
これで文字どおり石見銀山は宝の山となりまして当時世界に流通していた銀その3分の1は日本の銀といわれているんですがそのかなりの部分が石見銀山の銀だと考えられているんです。
これあの…学校で習いましたっけ?私も今回勉強してきました。
すごいですね。
勉強になりますねこの番組は。
その石見の銀がじゃあどうやって世界へ流通していったのかという事でこちらの方皆さんよくご存じですよね。
ザヴィエルですね。
フランシスコ・ザヴィエル。
日本にキリスト教を伝えた方ですけれども興味深い手紙を残しているんです。
その内容というのがこちら。
つまり日本でひともうけできまっせというふうに言っているんです。
これが1549年の事です。
そういえば種子島にポルトガル人が漂着して鉄砲伝来というかそういう…何かそういう時代じゃ…?まさにそれも石見の銀を目指している途中に漂着したというような説もあるという事なんですね。
という事でここからはですね石見の銀に目をつけたポルトガル人その戦略に迫ります。
さあという事で赤いマントが登場しました。
そしてこのひらひらしたものこれを首に巻きつければもう立派なポルトガル人という事で。
という事ですね。
まずポルトガルより海路はるばる旅して向かったのは中国の王朝明です。
(ポルトガル)明君こんにちは。
(明)おお!これはこれはポルトガル君分かってます香辛料ですよね。
当時ヨーロッパが求めたものそれは香辛料でした。
肉などの保存料として重宝しにおいを消したり新たなおいしさを生み出したりしていました。
交易に用いられていたのはヨーロッパでも貴重な銀でした。
(ポルトガル)これだけ銀があります。
買えるだけ下さい。
(明)香辛料は高いんです。
それっぽっちじゃちょっとしか売れません。
(ポルトガル)いえいえ今日は生糸を買いに来ました。
(明)生糸?生糸でしたらたくさん売れますね。
はいどうぞ。
ポルトガル君は生糸を持って日本へと向かいます。
(ポルトガル)日本君こんにちは。
生糸があるけどどう?当時日本の養蚕レベルはまだ低く中国の絹は珍重されていました。
(日本)下さい下さい!でも高いんじゃありません?
(ポルトガル)その銀となら交換してもいいよ。
(日本)え?銀?銀でいいんですか?銀ならザクザクありますよ。
はいどうぞ。
大量の銀をゲットしたポルトガル君は再び中国明へと向かいます。
実はこの時期明の国は北方民族と戦っていて軍資金として銀が大量に必要でした。
(ポルトガル)この銀で買えるだけの香辛料を下さい。
(明)え〜?マジ?これだけ銀があれば軍備には困らないよ。
売りましょう売りましょう!おまけもしちゃいましょう!毎度あり〜!こうして香辛料が欲しかったポルトガル君のおかげで明君日本君も潤い世界は回ってゆくのです。
(拍手)勉強になりました。
そういう事だったんですね。
という事で城島さん石見銀山がなかったとしたら今の日本は?う〜ん…ちょっと考えてしまいますね重要ですね。
はいという事で以上「知っているようで意外に知らない石見銀山」でした。
(拍手)さあそれではここで石見銀山にまつわる唄をお聴き頂きましょう。
銀の採掘というのは掘削現場で湧き出る水との闘いでもありました。
水抜き作業の時にうたわれていました「捲き上げ節」を堀ひろみさんに。
そして銀山の繁栄を祈ってうたわれた「サンヤ節」を剣持雄介さんにうたって頂きます。
それでは2曲続けて…。
(2人)どうぞ。
(拍手)
(アヨイショ)
(スッチョイスッチョイ)
(アヨイショ)
(スッチョイスッチョイ)
(アヨイショ)
(スッチョイスッチョイ)
(拍手)
(拍手)
(拍手)
(拍手)息を合わせ重い木を動かす木遣唄。
気温と状態を読み時を計った酒造り唄。
この国には先人の知恵によって生まれた唄や風習文化があります。
なくしたくないもの「ジャパニーズソウル」。
今日は「鹿子原の虫送り踊り」をご覧頂きます。
農業で暮らしてきた私たちの祖先が農作物に害虫が付かないようにと願った行事で古くから日本各地で行われてきました
かつて害虫は怨念や悪霊の化身と信じられていました
広くいわれているのは田んぼで足を取られてその隙に殺されたといわれる武士の怨念です
虫送りではこの悪霊をおはらいします
農薬などなかった時代お互いに助け合わなければ生きていけなかった時代
人々は集落をあげて虫送りを行ってきました
ここ浜田市から南へおよそ30キロ。
邑南町鹿子原には分かっているだけでも220年以上前から虫送り行事が行われています。
今日は鹿子原の虫送り踊り保存会の皆さんにお越し頂きました。
(拍手)保存会の会長静間さんに伺います。
皆さんの虫送りはいつどのように行われるんでしょうか?かつて農薬が普及する前の鹿子原では虫の被害とはどんなものだったんでしょう?どんな気持ちで当時は虫送りをされてたんでしょうね?正直なところ科学とか技術の進歩農薬の進歩とかで虫送りはもう不要じゃないかっていう考えはどうなんでしょうか?あのやはりですねやっぱり…次の世代として頑張って下さい。
ちなみにおいくつですか?あ…45歳で。
あ同い年です。
同世代頑張りましょう。
それではご準備お願いします。
村人たちが手を取り合い助け合いながら生きていく姿。
それはかつて全国どこでも見られた風景でした。
より便利になり暮らしやすい世の中になっていく今この虫送りには今の私たちが本来持っていたはずの魂と絆があるんではないでしょうか。
なくしたくないもの「ジャパニーズソウル」。
今日は「鹿子原の虫送り踊り」をご覧下さい。
(一同)ソーリャ!・
(ソーリャ)・
(ソーリャ)・
(ソーリャ)・
(ソーリャ)・
(ハイ)
(拍手)ありがとうございました。
さあ変わってはお隣鳥取県の民謡です。
「元唄貝殻節」鎌田英一さんにうたって頂きます。
舞踊集団菊の会が鳥取に伝わってきた傘踊りで花を添えます。
それでは…。
(2人)どうぞ。
(拍手)
(ソコダガノーソコダガノー)
(ヤサホーエヤホーエヤエーエイヤサカサッサ)
(ヤンサノエーイヤサカサッサ)
(ソコダガノーソコダガノー)
(ソイーソイ)
(ヤサホーエヤホーエヤエーエイヤサカサッサ)
(ヤンサノエーイヤサカサッサ)
(ソコダガノーソコダガノー)
(ヤサホーエヤホーエヤエーエイヤサカサッサ)
(ヤンサノエーイヤサカサッサ)
(拍手)ありがとうございました。
続いては山口県の名曲をお聴き頂きます。
大河ドラマ「花燃ゆ」では幕末から明治維新に向けて激動する時代が吉田松陰の妹文を通して描かれていますが萩の強い女性はこの唄にも描かれています。
「男なら」。
斉藤京子さんです。
(拍手)
(拍手)
(拍手)ありがとうございました。
島根県浜田市からお送りしてまいりました「民謡魂ふるさとの唄」。
そろそろお別れの時間です。
次回は岡山県高梁市からお送りする予定です。
暮らしの中で生まれた民謡高梁ではどんな唄が聴こえるのでしょう。
次回もどうぞお楽しみに。
最後は島根の唄で締めくくります。
「石見舟唄」。
・「ハーどんどどんどとエー」・「鳴瀬がござるヨーソレホイ」・「あれは網曳きの寄せ太鼓ヨ」・「トコホイトノエーナノエーソレソレ」
(拍手)2015/03/07(土) 16:05〜16:50
NHK総合1・神戸
民謡魂 ふるさとの唄「島根県浜田市」[字]
石見地方の中心都市・浜田市から▽ユネスコ文化遺産「石州半紙」の「紙すき唄」▽大航海時代に世界を動かした「石見銀山」の仕事唄▽司会:城島茂(TOKIO)
詳細情報
番組内容
島根県西部の石見地方。中心都市の浜田市は古くから港町として発展してきた。ご当地・浜田市の港に伝わる「浜田節」や、石見地方に伝わる二つのユネスコ文化遺産「石見銀山」と「石州半紙」にまつわる唄のほか、「しげさ節」「出雲追分」など島根県各地の民謡・郷土芸能を中心にお届けする▽【出演】城島茂(TOKIO)、斉藤京子、鎌田英一、剣持雄介、ゆかり、會澤あゆみ、堀ひろみ▽鹿子原の虫送り踊り保存会
出演者
【司会】城島茂,近藤泰郎,【出演】斉藤京子,鎌田英一,剣持雄介,ゆかり,會澤あゆみ,堀ひろみ,二代目 藤本■丈,藤本秀統,米谷和修,荒井ふみ子,田辺三花,新津幸子,新津美恵子,舞踊集団菊の会ほか
ジャンル :
音楽 – 民謡・邦楽
音楽 – 民族音楽・ワールドミュージック
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
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