今…ステップファミリーで暮らす子どもたちにはさまざまな悩みや葛藤があるという。
一方で再婚した両親を尊敬し新しい親とも深い信頼関係を築いた人もいる。
今日はステップファミリーの家族がどうしたらハッピーに過ごせるのかそのヒントを探っていく。
興味深いですね今日は。
僕もちょっと楽しみというか。
皆さんがどういうふうに思ってるのか。
僕も8歳の時に母が再婚したんでほんとだったらその時の父方の姓を名乗らなきゃいけなかったんですけど僕はそれが恥ずかしかったんで友達の間で。
聞いた事ありました?どうしても継母っていう言葉の持つイメージがいろんなお話のせいなのかマイナスに捉えがちですけど…。
これ全然違って継母さんが……姿だっていうふうに僕なんか思いましたね現場で。
中学校の教員やってる時は。
今回番組ではよりいいイメージに変えていこうという思いも込めて……というふうに番組では呼んでいこうと思っています。
尾木先生尾木ママが継になったら…あらあらあらややこしいわこんがらがっちゃう〜!1組のカップルが離別して子どもを連れた親が新しいパートナーとつくる家族ステップファミリー。
この時新しく家族になった…そう語るのは…結婚当時の事を話してくれた。
本当の親子になりたいと願う継親の愛情。
一方…16歳の時に母親が再婚し継父と暮らしていたサリーさんは…。
おっちゃんである事は間違いない。
いまだにちょっと言われるんですけど…ありがちなパターンだな。
もう一人13歳の時父親が再婚し妹と一緒に継母と暮らしていたマリーさんは…。
本当の親になりたいと願う継親とそうは感じられない子ども。
継親と子どもの思いにはギャップがあるようだ。
みんなやっぱりそれぞれがそれぞれ…そうすると絶対に歯車狂ってくるんで。
思いと違いますから。
継父さんもなるべく…僕の時もそうでしたけど。
なんかそれがねだんだん…そうすると一緒にいない方がいいんじゃないかみたいな。
気を遣いすぎて。
そうなんだ…。
ステップファミリーでなければ「出てけ」って言われても「何よ」って子どももそんなにそこまで思い詰めないかもしれないセリフなんですけど。
ほんとのお父さんだったらそれぐらい言うだろうと思って…「そうか出て行けという存在なんだ」ってとっちゃうわけでしょ。
最初の継母さんも言ってましたけど「本当の母親になりたい」…。
「お母さんなんだから」…そこを除いてあげられないのかな「そんな事思わなくてもいいよ」って言っても思うものはしょうがないんだけれどなんかうまく受け止められるクッションっていうかしら見つからないかな…。
模索する日々だという。
14歳の時父親が再婚し継母と暮らしているリリーさんは…。
って言われたんですが…今では何でしょう…何て言うんでしょう…暮らしていくうちに……がちょうどいいといいますか。
東山さんは継父さんとぶつかったりしたあとは…新しく来た継父さんは。
実際の父親じゃないっていうのは認識はしてるんですけどただ…そういうふうになっていかないといけないし僕がそう思う事でみんながうまく回るんならそれが一番いいだろうと思いましたしね。
ステップファミリーの家族にストレスが生まれてしまう原因。
それは「実の親子のようになりたい」という継親の思いが子どもには伝わりにくい事。
じゃあ継親はどうしたらいいの?ステップファミリーの家族関係に詳しい社会学者の野沢慎司さんによるとその関係づくりのヒントはずばり…。
まず大事な事は大人と子どもなんですけれども…お友だちになるというところを目指すのがいいんじゃないかと思いますね。
そう大切なのはまず大人と子どもでオトモダチになる事。
継母や継父はよい家族になろうと意気込むあまりすぐに実の親のように振る舞おうとしたり子どもにも過度の期待をしたりしてしまいがち。
しかしまだ信頼関係のできていない子どもにとってはそれがストレスになる事もある。
急いで実の親のようになろうとせずまずは年の離れた友だちを目指す事が子どもとの信頼関係を築く第一歩なのだ。
大人が子どもの友だちになるというのはなかなか難しいように思えると思うんですけれども子どもが何か好きな事…野球でもいいですサッカーでもいいですし何かゲームを一緒にやるっていう事でもいいんですけれどもそこに継父継母さんがつきあっていって一緒に楽しめる時間を作るってのがまず第一で一緒に楽しんでいいんだなと子どもの方も安心感を持っていけると思うんですね。
そういう関係ができたあとでは子どもの方から何か相談にくるとかですね…継親の方から距離を詰めてアプローチしていくんではなくて待ちの姿勢で一歩退いて待ってると子どもの方から近づいてくる事もあるので。
そうすると相談役みたいな事にもなっていって信頼関係も少しずつできるんじゃないかと思います。
急には…すごい気の合う…そんな存在で信頼関係を深めていけば。
信頼関係が大事なんだからね。
そうですね。
お互いの事もよく知れそうですよね。
何か好きな事を一緒にしたりするっていうのもね。
…になるために大人はどうしたらいいのか。
3つのヒントから探ってみよう。
野沢先生によると…任せるといっても無関心でいるのではなくパートナーとよく話し合おう。
しつけに関する事は実の親から伝える方が子どもの反発は少ないという。
また新しい関係づくりは…ステップファミリーの家族が信頼関係を築いていくには何年もの時間がかかったり一度築いた信頼関係が揺らいだりする事が多い。
急がないというのも大切な心構えだ。
親になるのもそうじゃないですかねやっぱり。
そう親になるのがほんとにそうですもん。
順番にずっと親になっていくんだから。
どうしたんだろうなんて思われるんじゃないかと思うと…しつけは実の親じゃない人から言われた時というのは子どもからすると…。
「お前に言われたくないよ」って。
そうそう。
僕そういうふうに思ってたんでほんとに。
「うんうん」って聞けますね。
なるほどねそんなに違うんだ。
同じ事でも。
それが正しくてもね。
そうですね。
そうかそういう中で…子どもが継親との信頼関係を築いていく上で大切なのは実の親との関係だという。
継父と暮らしていたサリーさんは…。
悪循環…。
もう一人継母と暮らしていたマリーさんは…。
ステップファミリーにとって大切なのは……考える事だという。
子どもの実の親…一緒にずっと暮らしてきた実の親なんですけれども大事な事は…子どもに安心して今までと変わらない親子関係なんだというふうに思わせるって事が大事だと思いますね。
ステップファミリーになる前と…それはどうして?親が新しいパートナーとの関係ばかりに気持ちを向けていると子どもは「親を取られた」と感じてしまいがち。
更に離別したもう一人の親との関係を一方的に断とうとすれば子どもはますます居場所がないと感じて孤立しストレスを抱え込んでしまう。
ではどうしたらよいのか?野沢先生によると意識して……のがよいという。
でもそれだと継親は寂しくない?こう振り返る。
継親の立場の人に求められるのは…特に子どもは実の親との関係を求めている事が多いですからその子どもの気持ちにうまく配慮してやれるようなちょっと一歩退いて配慮のある大人としての器の大きさを見せられるという事が大事なんだと思います。
そういう感じなんですね。
そうですね。
それがないといい関係を築くっていうのは双方のやっぱり心持ち次第でしょうから。
でもそれはやろうと思ったらできますよね。
お互いに理解し合ってれば。
理解し合ってないで話もしないで実の子とばっかりべったりくっついてるなんてなると本気で嫉妬するかも分かりませんけれども…そしたらそこは大人同士ですからできるんじゃないかと思いますよね。
お二人にも考えて頂こうと思います。
ここでアメリカで作られたステップファミリー向けの映像を見てみよう。
登場する家族は息子のいる母親と再婚相手の継父そしてこの二人の間に生まれた女の赤ちゃんの4人。
今回の場面に出てくるのは…
(ノック)家族そろって公園に出かけようと子どもを誘ったが「一人でいたい」と言われてしまった。
こんな時継父のマイケルの立場だったらどうする?東山さん尾木ママ一緒に考えて!この時ね…俺だったらどうするかな。
まあおいてくわけにはいかないでしょうから僕は一回家族3人で車で出るんですけど彼はこうやって見てるでしょうからまた戻って「やっぱり一緒に行こうよ」ってもう一回言う。
ははあ…やっぱり…ねえほんとに…先生どうですか?説得じゃないけども…自然発生的にそうなるのを待つみたいな事をするような気がする。
だいぶすねてましたからね。
俺がすねてたハハハ。
…のは分かりましたね。
今のケースの場合。
ルーカス君はやっぱり…だからとんとん拍子にうまくいっちゃったのかな。
夫婦が再婚する前からストレスを予想し準備と工夫を重ねてきた家族がいる。
息子の…高校2年の時に父親が再婚し突然家族が増えた。
父親と弟そして哲八さん。
再婚相手の継母には哲八さんと同じ年頃の息子と娘がいた。
ええ〜楽しそうだなでもこれ。
新しい生活が始まった時夕食は6人全員そろって食べるというルールを作った。
しかし食卓では誰も口をきかず気詰まりな雰囲気。
6人が黙々と食事をして食べ終わるとそれぞれ自分の部屋に引き上げバラバラに過ごしていた。
そのころ6人家族という実感はなかったという。
もう全然ここから先は言葉が詰まってしまって…
(取材者)今はそう思える?山下さんの両親は再婚する前から話し合い子どもたちに接する心構えをしていた。
例えば…そんな哲八さん。
恥ずかしいんですけど…ステップファミリーっていったら多分それぞれの状況によって全然違うのでこれっていうのは言えないんでしょうけどでもそれぞれが少しでも…こうだっていう形はないでしょうけどもそれぞれ…結果的にはふんわりとした家族関係というかなそれが到達点かも分かりませんよね。
まあこんなのもいいなみたいなぐらいで収めるというのもいいですよね。
2001年日本で初めてステップファミリーを支援する団体が出来た。
電話相談の他当事者同士で話し合う場やセミナーなどを開催している。
他にも自治体や団体による支援が始まっている。
悩みは一人で抱え込まずにまずは相談してみよう。
次回もお楽しみに!福島第一原発の事故で2015/03/07(土) 12:00〜12:30
NHKEテレ1大阪
エデュカチオ!「ステップファミリー〜子どもがハッピーになるために〜」[字][再]
親が再婚などをして新しいパートナーと作る家族、“ステップファミリー”。子どもたちの悩みは?親たちの心構えは?ハッピーな家族関係を築くにはどうすれば良いか考える。
詳細情報
番組内容
結婚するカップルの4組に1組が再婚だという今、親が新しいパートナーと作る家族“ステップファミリー”も増えている。ステップファミリーで育つ子どもには、継親への複雑な思い、実の親との関係が変わることへの恐れなど、様々な悩みや葛藤が…。一方、継親も子どもとのすれ違いに苦しんでいる。今回は、子どもと親、それぞれの思いを手がかりに、どうしたらハッピーなステップファミリーを築くことができるのかを考える。
出演者
【出演】教育評論家、法政大学教授…尾木直樹,東山紀之,【司会】塚原愛
ジャンル :
趣味/教育 – 教育問題
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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