うまいッ!スペシャル 生中継・食フェスティバル 2015.03.07


地元の産業を照らすというようなことにならないと、地元はだんだん疲弊していく。
表を見てから、もう一回、ふるさとを再確認できるっていうことなので、一回表に出てみて、また地元の見生字幕放送でお伝えします
皆さん、おはようございます。
毎週日曜、朝6時15分からお伝えしています「うまいッ!」ですがきょうはスペシャルなんとこの時間生放送です。
日ごろの行いがいいので雨、やみました。
今、私たちNHKのこのちょうど正面玄関の前に来ているんですがきょうと、あすの2日間ここでは、「ふるさとの食にっぽんの食」全国フェスティバルが開催されます。
今回が13回目になりまして全国のおいしいものがババーンと集まる一大イベント。
もうまもなく天野さん10時から始まるんですけども。
茨城県のアンコウ鍋に埼玉県の米粉の中華まん。
これ、米粉なんですってね。
あとは玉こんにゃくのユズ鍋風というのがありまして。
今、手に取ってすぐ飲みたいぐらいです。
全国の名物料理が一堂に会するここの場所は、もてなしゾーンという場所でございまして2日間で26種類の料理が入れ代わり立ち代わり提供されます。
しかも1杯100円。
売り上げは被災地のほうに送られるということで。
おいしくいただいて被災地のためにもなると。
「ふるさとの食にっぽんの食」はほかに見どころがたくさんでございます。
会場の別の場所にもカメラが出ています。
松嶋初音さんが行っています。
「うまいッ!」の食材ハンター、松嶋初音です。
両サイド、ずらっとお店が並んでいます。
ここ、お買い物ゾーンでは北海道から沖縄までまさに全国のご当地の味が集まってきています。
すごい、いろいろな商品がずらずらずらって並んでるんですけどもなばな、春の到来を感じさせる食材なんですけど、その横これ、なんというお野菜ですか?
こちらは滋賀県の伝統野菜で日野菜カブと申します。
なんかすごい紫と白のグラデーションがきれいなんですけれどもこちらって、どのようにしていただくのが?
お漬物で、皆さんお召し上がりになってましてこのようなお漬物がございます。
甘酢漬け。
すごい美しい。
こういう色が自然に出るということで。
ぜひとも、皆さんに試していただきたいです。
まだまだありますから。
お隣、和歌山です。
梅があって…。
そして、ミカンもあって…。
そして、ちょっと異色なのが石臼を回してるんですけどもこれ、何を今回されてるんですか?
これはサンショウなんです。
これなんですよ。
サンショウの実は新鮮なこんな色してるんです。
ひきたてなのでかなり、この一帯がいい香りに、爽やかないい香りに包まれていますけども。
先ほどもおっしゃってましたけど「うまいッ!」でも放送したこのサンショウなんですけど和歌山は生産がなんと栽培が日本一。
大体、7割ぐらい生産。
日本全国で7割のシェアがあります。
これ、本当に香りもいいんですけどひきたてって味もよさそうですね。
よかったら試してみますか。
わーい!きれいな色してますけども。
ぺろっといってみたいと思います。
うん!あ…爽やかー!
サンショウの香りがするんですけどそのあと、舌にびりびりってしびれてくるんです。
でもね、嫌なびりびりではなくてすごく気持ちいいぴりっと感ですね。
今、日本だけじゃなくて海外でも人気があるということで。
この香りのよさとこのしびれ感のギャップがすごく海外で受けてましてフランスではチョコレートとかショコラにも使ってもらったりもしてるんです。
いろいろな使い方ができるということでまさに日本を代表する食材の一つこのサンショウなんですけどこの香り、ぜひとも皆さん体験しにきていただきたいです。
ワサビとかも海外の方に人気じゃないですか。
そういう感じで人気出てほしいですね。
しびれる感じが独特なんですね。
松嶋さんには後ほどリポートしていただきます。
次に紹介する場所に移動する間にこの一年、私たちが「うまいッ!」で紹介してきた食材の中からダイジェストお届けしたいと思います。
まずは肉編。
こちらは、国産の羊肉です。
うーん、おいしそう!赤身なのに食べやすくてジューシー!臭みはなく、一口食べるとさわやかな香りが広がります。
お待たせいたしました。
塩とハーブだけで絶品の味!一般には流通していないスペシャルな羊肉なんです。
いわばシェフ御用達の、この肉。
ふるさとは北海道の南西部にあるせたな町。
こちらの牧場では300頭の羊を飼育。
多いときには年に100頭を出荷しています。
こいこいこい。
おいでおいで。
羊臭いんじゃなくて…あと、肉の締まりとか…そういったお肉を目指してますね。
そんな小野さんの羊をよく見てみると…。
白い顔の子もいればちょっと黒っぽい顔もいてなんか十人十色っていうけど羊もみんなそれぞれ違うんですね。
実は、肉質が極めて高いとされる海外のエリート羊を選び抜きそれらを掛け合わせたミックス羊を作っているのです。
元となる顔ぶれは…発育は遅いのですが肉の繊維が細かく、ジューシーなサウスダウン。
赤身の割合が多い肉質のテクセル。
体の強さが特長のチェビオット。
繁殖時期が長く多くの子どもを産むポールドーセットなど。
これらの羊を、いわば自由恋愛で自然に交配させます。
それぞれの長所を兼ね備えた理想の肉質を生み出そうという挑戦なのです。
そのため、生まれる子羊は赤身の量や、やわらかさが微妙に異なり、個性豊か。
取引先のシェフたちからのさまざまな注文に応えているのです。
放牧することでのびのびと羊を育てる小野さん。
よいしょ!毎日、一頭一頭の健康状態のチェックを欠かしません。
こういう爪が変形したところにごみが詰まったりして、小石とか。
そういうのが詰まって傷ついてそこから菌が入っていったりとかするんで。
けがや病気は羊の成長に直接関わるのですぐに治療します。
こうして、大切に大切に育て上げていくんですね。
食べて、元気に育ったというのが伝わるような、そんな羊ですね。
それがね…かぶりつきたくなるほどおいしそうな豚肉!沖縄育ちの、その名も島豚です。
特徴は、リッチな脂。
でも、くどくなく、すっきり!口に入れると、溶け出します。
沖縄本島北部にある、今帰仁村。
豊かな自然に囲まれ農業や畜産が盛んです。
生産者の高田勝さんです。
実は、東京出身の高田さん沖縄の豚に魅せられ移住してきました。
そうですね。
ほとんどが毛が黒くて。
高田さんの豚は昔から沖縄で育てられてきた品種。
乳離れまでは、1か月半。
一般的な豚よりも長くかかります。
ゆっくりと、理想の環境で育てることを心がけています。
ストーブ!子豚が育つのに適した気温は30度以上。
それより低いと風邪をひくことがあります。
夏の沖縄でも朝晩は気温が下がるため電気ストーブが必要なんです。
この豚の味の良さを引き出すためこだわっているのが、餌。
なんか、いろいろ入ってますね。
入っているでしょう?何が入っているの?栄養バランスから消化促進まで考え、実に23種類もの材料をブレンドしたオリジナルの餌。
完成まで5年かかりました。
この特製の餌を朝晩2回およそ半年やり続けます。
手塩にかけて育てた豚をごちそうしてくださいました。
脂がよくのったロースのソテーです。
いただきます。
うーん!これが高田さんのこだわりの…。
きょうの「うまいッ!」は「ふるさとの食にっぽんの食」のイベント会場から生中継でございます。
私たちがやってきたのは東北応援ゾーンここは被災地を食を通して応援しようというところでここは、宮城県の女川のブースです。
こちらではどんなものを提供されるんですか?
こちらでは女川カレーを出しております。
女川ってカレー?って思われるかもしれませんが。
震災のときの炊き出しの様子なんですがここにカレーが。
なんと、女川で炊き出しでふるまわれたのを特産として売り出していらっしゃるんですよね阿部さん。
当時、避難所にいた方はなかなか、温かいものを食べることができなかったので食べた方はすごく感謝をしたそうなんですね。
このカレーを待ちの名産にしようということでこの事業が始まりました。
きょうはカレーの生みの親にも来ていただきました。
メタ・バラッツさんです。
インドの方なんでございますが神奈川県の鎌倉市のボランティア団体の一員として女川に行って炊き出しのカレーを作った。
スパイス屋さんでカレーがお得意だったんですよね。
カレーを作るためのスパイスを販売しています。
被災された方たちを思って味とかいろんな具材とか変えられたんですか?
入っているのは誰もが食べられる優しい味のカレーということで子どもからお年寄りまで食べられるカレーを作りましたね。
スパイスもたくさん入ってまして女川カレーに入っているスパイスを持ってきたんですけど体が温まるようにターメリックとかジンジャーとか入って、十数種類のスパイスが配合されています。
具材となるタマネギ、ニンジンなども入っているんですけどそれプラス、レンズ豆です。
高たんぱくで体の消化にも優しい。
皆さん、喜ばれました?
すごい喜んでいただいて行ったかいがあったかなと思っております。
天野さん発売前なんですけど今、試食を用意してくださったんですって。
こちら、出来たてほやほやの優しい味のカレーです。
全部、具材、東北産で豚肉、岩手。
野菜は福島米は宮城。
優しい…。
バラッツさんの愛を感じるよ!
女川カレーきょう、あすともに午後2時から200食限定でございます。
1杯100円、売り上げは被災地へ送られます。
ぜひ皆さん、お運びくださいませ。
続いては、VTRいっちゃいます。
極上の魚介編です。
まずは、濃厚なうまみがギューッと詰まった絶品シジミ!産地は、津軽半島の西日本海とつながる汽水湖十三湖です。
おはようございます。
おはようございます。
本荘彦幸さん。
すご腕だった父の跡を継ぎ取るシジミにはこだわりがあります。
十三湖のシジミ漁は朝の7時から4時間限定。
スタート前には、こんなふうに船がずらっと並びます。
7時になると…。
わー!すごい!わー!良い漁場目指して、大競争!出港から5分。
本荘さんが急に船を止めました。
プロペラ?本荘さんは小さなプロペラでしか行けない水深50cmの浅瀬まで船を入れます。
なぜかというと…。
湖の浅瀬は太陽の光が届きやすくシジミの栄養源となるプランクトンが豊富。
そのため、大きなシジミを狙うことができるのです。
ポイントに着くといよいよ、漁の開始。
道具は長い棒の先に籠が付いたジョレンと呼ばれるもの。
これを船で引っ張りながらシジミを取ります。
よし、下ろすか。
はい。
シジミの殻は傷つきやすいので貝が激しくぶつかり合わないよう慎重に船を走らせます。
さあ、引き上げると…?うわー、上がってきた!うわー、すごーい!シジミがいっぱい!ほら、これも大きいよ。
すごい!これは大きいですね。
5年ものです。
地元ならではの料理をごちそうしてくださいました。
塩で味付けした、シジミ汁です。
うわー、いいね。
ダシが出てるのに身をかみしめるともっとうまみが出ますね。
こちらは長崎が誇るブランド野母んあじです。
ぷりっぷりの弾力に上品な脂が自慢。
泳ぐ姿は金色で、なんだかアジじゃないみたいでしょ?そんなアジを釣るのがこの人。
ちょっとこわもての松村弘文さん。
長崎市の南、野母崎沖が漁場。
港から20分で到着です。
細かく船を動かしてポイントを厳選。
松村さんの合図でいかりが落とされ、漁の開始です。
これで釣るんですか?そう。
漁は、さおを使った一本釣り。
ゴムで出来た擬似餌を付けた針と魚をおびき寄せる、まき餌の籠が仕掛けです。
沈んでるときは水圧というか。
あーなるほど。
それで底に着いたら勝手に開くということですか。
すごい!仕掛けが海底に着くと電動リールの巻き上げボタンを3回押します。
実は、この3回に深〜い意味があるんです!海底に着いた仕掛けを1回上げると、ビニールが開きまき餌が出てきます。
そこで、さらに2回上げ針をまき餌の中心より少し上に持っていく。
これが大事なんです。
アジは斜め上を向いて餌を食べる習性があるためその目線の先に擬似餌が来るようにしむけているのです。
なんと仕掛けを下ろしてすぐに反応があったようです。
来た来た。
おお!でかでか!でかい!うははは!ご覧ください。
見事な特大サイズのアジです!松村さん、思わずにんまり。
さらに次々と大きなアジを釣り上げていきます。
極上の野母んあじいただきます!うーん!歯ごたえ、すごっ!ははは!
きょうの「うまいッ!」はイベント開始直前の「ふるさとの食にっぽんの食」の会場から生放送でございます。
天野さん、武内さん!ほら、うまいでしょう。
これ、搾乳してるんですけども実は、この牛ちゃんは本物ではなくって搾乳体験ができるロボットなんですよ。
すごいリアルなんですけれども。
私がお邪魔しているのはふるさと体験広場といいまして酪農や漁業などさまざまな体験ができる場所です。
ファミリーで楽しめるおすすめの場所ですのでお越しいただきたいんですけどもこちら、案内してくださるのは酪農家の加茂太郎さんです。
これは、リアルで楽しいですね。
よくできてるでしょ。
ロボットだけじゃなくてとっておきの牛もいるんです。
テコテコテコって歩いてるんですけども。
加茂さん、この子は?
この子は雌牛のクーちゃん。
イベントのために、わざわざ来てくれたそうなんですけどもクーちゃんも元気に動いてる。
様子が…。
お産?
そんな衝撃的な…。
頑張って、クーちゃん!さすが取り出し方が…。
産まれた!ここは雌牛の一生を見ていただきながら牛乳の出る仕組みが分かるプログラムとなっているということで。
ぜひとも皆さんに来てほしいですよね。
すごいですね。
そして、私たち大鍋に近づいてきました。
これ、去年も芋煮をやってたじゃないですか。
ことしは、なんと芋煮じゃなくておなじみの方が。
「きょうの料理」でも大人気。
料理研究家の土井善晴さんです。
土井さんがプロデュース。
見てください。
名付けて、春あったか鍋。
きれい、色が。
春の澄み切った空気、本当に春がきて生まれ変わるっていうようなお鍋に仕立てました。
どこがこだわりですか?土井さん。
とにかく、全部東北の食材を使ってるんです。
その東北の食材を関西のダシでとにかくきょうはサバ節でしょ。
イワシ節、そしてカツオダシというようなもの全部。
それで澄み切ったそれぞれの東北の食材を引き立てようということなんですね。
だって、すっごくいい香りでもうね、たまらない食欲をそそられますね。
色もすごいきれい。
関西ならではの。
これ、玉こんにゃくと…。
走って戻ってきちゃいました。
あったまっていただこう思ってやってますのでね。
これは玉こんにゃくと…。
これは、かまぼこですよ。
これを作っていただいてあとは、もちろん里芋でしょ、山形の里芋。
東北の牛すじなんです。
ダシが全部食材から出てきますので関西も東北もみんな、これで一つの鍋で。
なんと、きょうはまたまた、試食が…。
お味は大丈夫ですか?これ。
味は、もうばっちり!もうね、これを起点にどんどんおいしくなっていく。
大鍋の力というのはすばらしい。
きょう、あすともに10時半と2時半の2回販売されるんですが。
おいしいでしょ?おダシ。
ダシが深い。
このダシと食材が一体になってますからね。
芋煮だから芋いっときますか。
作ってらっしゃる方たちはいつもの山形の芋煮会の皆さんが男たちが作ってくだすってるんです。
大きいお鍋で大胆ばかりじゃない。
すごい繊細。
本当にアクを取ってスープが澄んでますでしょ。
牛すじが、どんだけやわらかいか。
芋も、ほくほく、とろとろ。
きょうは鍋がとってもいいと思いますよ。
1杯200円でございます。
600食限定でございまして皆さん、どうぞお運びください。
「ふるさとの食にっぽんの食」。
きょう、初音ちゃんどうでしたか?
すばらしいですよ。
全国津々浦々、楽しめますからぜひともお越しいただきたいです。
これだけおいしい食材が集まってくる。
そして東北も応援できるなんていうイベントなかなかないですからね。
もう本気で食べてますけど。
天野さん、どうですか?
いろんなコメントを言わなきゃと思ってたけどうますぎる。
想像以上においしくできました。
皆さん、本当に「ふるさとの食にっぽんの食」全国フェスティバル。
2015/03/07(土) 09:30〜10:00
NHK総合1・神戸
うまいッ!スペシャル 生中継・食フェスティバル[字]

NHK放送センター前で開催される「ふるさとの食にっぽんの食・全国フェスティバル」の見どころを、『うまいッ!』の天野ひろゆき・武内陶子アナが生中継で紹介する。

詳細情報
番組内容
東京渋谷のNHK放送センター前で3月7・8日に開催される「ふるさとの食にっぽんの食・全国フェスティバル」。全国各地の自慢の食材が一同にそろうこのイベントの見どころを、毎週日曜朝の番組『うまいッ!』の天野ひろゆき・武内陶子アナウンサーのコンビが会場から生中継で紹介する。あわせて、『うまいッ!』で今年度放送して反響の大きかった映像をダイジェストでお伝えする。
出演者
【ゲスト】土井勝料理学校主任/料理人…土井善晴,【司会】天野ひろゆき,武内陶子,【リポーター】松嶋初音

ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – イベント

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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