堀込泰三 - 子ども,旅行,生活,趣味 10:00 PM
ストレスいっぱいの家族旅行を大人として乗り切る方法
家族と過ごす休日や旅行は、ストレスがいっぱいです。特に、あなたのことをまだ子どもだと思っている人と一緒だとなおさら。そこで、自分が大人であることを主張しながら、家族旅行を乗り切るステップをお伝えしましょう。
計画段階からかかわる
旅行は、計画から首を突っ込みましょう。あなたの意見が採用されれば、当事者意識が生まれます。それに、自分のやりたいことを確実に組み込めます。これは、あなたに限ったことではありません。他のメンバーにも、計画に参加するよう声をかけましょう。歳の近い親戚にもやりたいことを聞き、全員の意見が反映されるようにするのです。常に全員が同じことをする必要はありません。内容によっていくつかのグループに分かれれば、それぞれの充電時間にすることもできます。
責任を担う
自ら責任を買って出ることで、"大人"の一員として認めてもらうことができます。以下の方法を試してみましょう。
- お金の責任:旅費の一部(交通費、食費、宿泊費など)を負担する。
- 自分の行動の責任:自分の気持ちや考えを自覚する。集団行動から外れたいときは、外れる。それは恥ずかしいことではありません。
- 旅行の準備をする:ふさわしい服装から皆で使うものまで、何が必要かを自分で考え、忘れずに持っていく(わからなければ皆に聞く)。
これ以外にも、皆で過ごす時間の雰囲気にも責任を持ちましょう。そのための1つの方法は、争いに発展しないような話題を選ぶこと。最適な話題は、家族によって異なります。「Psych Central」のライター、Marie Hartwell-Walkerさんは、「The Conversation Game」(会話ゲーム)を勧めています。まず、質問を書いたカードをたくさん用意し、積み上げておきます。スターター役の1人がその山から1枚めくり、質問を読み上げます。答えたい人がその質問に答え、全員が回答またはパスをしたら、次の人がスターターに。このゲームなら、全員が会話のスターターになれます。また、必ずしもカードを用意する必要はありません。いくつかの質問を考えておいて、会話のきっかけを作ったら、話題を仕事、天気、ニュースなどに振っていけばいいのです。
期待しすぎない
期待と現実が一致するようにしておきましょう。自分より年下の家族がいるなら、その家族も大人として扱ってください(自分が扱ってもらいたいように相手を扱えばOK)。「AARP」に、素晴らしいアドバイスが載っていました。
現実的になることです。やりたいことを計画したら、次は期待値を下げてください。「スーツケースをいっぱいに詰めて、出発直前にその半分を出して置いていくようなイメージです」
残念ながら、気難しい家族は、きっと旅先でも気難しいでしょう。だから、期待値を調節しておくことで、大きな違いにつながります。
大人であることを利用する
家族の中での「子ども」という立場を過去にするためのプロセスを楽しみましょう。その方法は、いとこと一緒にお酒を飲むだけではありません。親戚と一緒に、今まで以上に深い話をしてみるのもいいでしょう。大人であるあなたは、親戚と共有できる話題がたくさん増えているはずです。親になることやキャリアのことなど、さまざまな話題を振ってみると、今まで聞けなかったようなことが聞けるかもしれません。
適切なフォローを
エチケットを大切にして、親戚を驚かせましょう。ホストを買って出てくれたり、旅行の準備をしてくれた親戚に感謝の手紙を送る。お金を払いすぎている人がいないかチェックする。誰かからモノを借りたなら、それを確実に返すなどの方法が考えられます。ひとことで言えば、親切であること。それさえ心がけていれば、あなたが大人であるというイメージは旅行後も続き、大人として扱われるようになるでしょう。そうなれば、今後の家族のイベントに向けた道が開けます。
直近の家族だけの旅行でも、大家族で集まる親族会でも、基本は同じです。上記の情報を参考に、大人としての役割を担うことで、自分にとっても家族にとっても素晴らしい経験になるに違いありません。
Heather Yamada-Hosley(原文/訳:堀込泰三)
Image from Nowik Sylwia and CiroA, picturesbyann, franciscojgonzalez, Ramon Portellano, Sagar, and agizienski.
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