(高井)おはようございます。
3月に入り梅も見頃を迎えていますが皆さん体調管理はいかがでしょうか?この番組では5回にわたり「下部消化管」についてシリーズでお送りしています。
今週は「進行大腸がん」についてお話を伺います。
教えてくださるのは…。
先生進行大腸がんと聞きますと患者さんにとってはちょっともう治らないのではないのかなと不安になると思うんですがそのあたりいかがでしょうか?まあね「進行」っていうふうに聞くとなんかほんとにそういうふうに思うんですけど実はそれはあくまで定義の問題で実は結構治る確率っていうのがですね近年増えてきてます。
進行がんの外科手術といいますとどういったものがあるんでしょうか?進行がんの外科手術って…大腸がんは大きくですね直腸がんと結腸がんっていうお尻から近いとこと遠いとこで分けられててなおかつそれぞれに対して腹腔鏡下手術っていうより患者さんの体に負担の軽い形の手術があります。
具体的な手術方法を教えていただけますか?はい。
まず結腸にがんがある場合ですけども基本的にはですねがんから約10センチぐらい離れた所までの腸管を切って残った腸管をそのままつなげます。
ただ直腸がんとかの手術と違ってですね手術のあと特に機能障害ですね例えば…。
直腸がんの場合はですね手術が2種類ありまして広がりがごく限られた範囲であればですねまあがんだけ取るということもできますしある程度まで広がってるがんをリンパ節とともに取るっていうのが進行がんの場合では基本になります。
しかし近年ではですね肛門の筋肉の一部だけを切り取ってなんとか肛門を残してですねでまあ機能を温存するっていう…。
そういうふうな手術方法で…。
がなされるようになってまいりました。
あとは直接開腹して切る以外には…。
先ほども申し上げましたように腹腔鏡下手術っていうのがございましておなかにですね穴を何か所か開けて…。
まあ開ける場所は患者さんの状態とかあるいは術式によって違うんですけどもおなかの傷が小さいことで痛みが少ないとかあるいはおなかの中の臓器がですね直接空気に触れませんので…。
っていうことが一応証明されてるって形の術式があります。
あと薬物治療についてはどうでしょうか?そうですね薬物治療についてはほんとにこの10年の間に非常に進歩が…進んでまいりました。
特に進行大腸がんにおいてはですね以前であれば薬がまったく効かないとかあるいは薬が効いても治るとかですねそういう方向に結びつけることは難しかったんですけども今は方法として一つ…。
あともう一つ手術には結びつかないですが…。
そうしますとやっぱり随分といろんな進行大腸がんの方でもアプローチが随分変わってきてるという感じでしょうかね?そうですねやはりほんとにここ10年の間に進行大腸がんの治療は変わりましたので今自分がどれを選択するのがいちばんいいのかっていうことはやはり個人のレベルではなくて主治医とかあるいは周りの方とよく相談したうえで診療方針を決めていただきたいと思います。
「主治医とともにより良い治療を!」。
最新の治療あるいは最新の情報が患者さんの耳にはたくさん入ってくると思いますが最新の治療が最善の治療とはかぎりません。
ご本人にとって…。
常に…。
来週は「潰瘍性大腸炎」について滋賀医科大学安藤先生にお話しいただきます。
より詳しい情報が詰まった番組ホームページもぜひご覧ください。
2015/03/07(土) 05:35〜05:45
MBS毎日放送
医のココロ[字]
「進行大腸がん〜外科的治療/薬物治療〜」▽日ごろ気になっている疾患について、地域医療に接している先生が登場。正しい知識をわかりやすくお伝えします。
詳細情報
番組内容
■下部消化管
人間を動かすエネルギーの多くを吸収する腸などの下部消化管
大切な臓器ではありながら、私たちの知らない事がたくさんあります
下部消化管のひみつから治療法まで、わかりやすくお伝えいたします
出演者
【専門家】
金澤旭宣(北野病院 消化器センター 外科部長)
【アシスタント】
高井美紀(MBSアナウンサー)
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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