でで出た〜!世界最大の魚類ジンベエザメ
(的場)ジンベエ!遊ちゃん遊ちゃん。
ジンベエの遊ちゃん。
前回に引き続き大阪にある…
(的場)うわ〜!ジンベエ立ってる。
口開いてる。
どんだけ食べんですかねこのオキアミとか。
怖いや。
イルカやアシカのキュートな姿にメロメロ
その魅力に世界も惚れた!去年アジアNo.1水族館の称号を獲得した
一行はその舞台裏に潜入
あ〜!ハハハハ。
(田中)かわいい。
これかわいい。
すごいかわいいね。
あ出ちゃった出ちゃった!全部出ちゃった全部出ちゃった!急いで急いで!
後編はアジアNo.1水族館の最深部へディープスイミング!
へえ〜面白いね。
(的場)面白い面白い。
とその時!
あホントだ!
(田中)あマンボウでか!へえマンボウでかいな。
でもマンボウも難しいんでしょ飼育がすごく。
そうですね。
マンボウはどうしてもこのアクリルのパネルにぶつかって鼻をケガしたりするので。
これ見えてんですか?正面。
少し。
真正面は見えてないと思いますけどね。
目がギョロッてなりますよ。
ギョロンと。
あホントだ。
(田中)何だろうなこれ。
何してんだろうねマンボウ。
(田中)知らないです。
「マンボウ空を飛ぶ」?一度太平洋水槽でマンボウを飼ったことがあるんですけどその時はすごい勢いで泳いで結構…そうなの?だからあんなふうに見えてものすごい機敏な動きするんですびっくりすると。
ボーン来るらしいですよ。
これがその決定的瞬間
イワシの群れです。
すごいなこりゃ。
チリの岩礁地帯ということで。
まあチリのほうというのはアンチョビーってイワシがすごくたくさん取れる所なんですけどまあこの水槽ではイワシを多い時は1万匹超えるぐらいの数を飼っています。
そうですねこれよく皆さんに聞かれるんですよ。
「水流あるんですか」とか。
でも実際にこれは特別水流を起こしてるわけじゃなくてここへ…
(的場)たまに逆回りになることあるんですか。
ほとんどないです。
入れてからずっとこういう泳ぎ方です。
何かやっぱりみんなでこうそれは認識してんですかね。
「こっちだぞ」って。
お互いにやっぱり…確かに群れがさすごい生き物みたいにさ一つのね。
やっぱり何か一つの何か意識があるんだろうなこの群れでね。
こうした生き物の習性を見せる展示方法がこの水族館が誇る生態展示だ
温度や湿度さらに同じ環境に生きる動植物をも共存させることで生き物本来の生態を見せている
展示するのは世界14地域の環境
まるで世界の海を泳ぎ回るような体験を生み出し世界最大の口コミサイトでアジアNo.1の評価を受けた
この生態展示を支える大事な仕事があるという
どこ行くんですか?今度は少し寒い所に。
寒いとこ?林というね飼育担当です。
ダイバー?いや。
彼は皆さんへのミッションがあるようなので。
あミッション。
じゃあちょっとミッション行きますよ。
危険度3ってどういうこと?
的場さん大変なことになっちゃったね。
爆笑問題の…しかも俺ペンギンと意外にちょうど目線とか近そうな気がするし。
どうしよう。
怖い。
いやでもやったことないんで楽しみっちゃ楽しみですけどね。
分かりました。
じゃあ。
よろしくお願いします。
というわけで田中と的場が挑戦
(的場)あ寒い。
(田中)寒い。
うわ〜すごい寒い。
うわ〜寒い。
(林)今日体重測定を行ってもらうのが奥にいるオウサマペンギン。
(田中)すごい鋭いんだよ。
ここから見ると。
(的場)彼ら固まってるじゃないですか。
(田中)何してるの?なんで上を見てるんでしょうね。
(的場)「俺関係ねえよ」みたいな感じですか。
微妙に感じて皆集まって。
ちょっと警戒してんですよね。
まずは飼育員のお手本
(林)ペンギンの後ろに回って頂いて。
(田中)後ろ嫌がんないの?手だけで行こうとすると結構嫌がって力も強いので近い所まで来て頂いて。
でギリギリまで来ると自分でこう乗ってくれますので。
乗ったよ。
大体このペンギンで15.4ぐらいですね。
(田中)いやちょっと待ってよ!せっかくですので気に入った子をやって頂ければいいかなと。
いやだってどの子が気性がとか分かんない。
全く分かんないからね。
(林)奥のほうに行くペンギンはやっぱり警戒心が強くて気性が荒いんで手前のほうは比較的おとなしくなってます。
(田中)いや愛情っていうかさ逃げるもん。
じゃちょっと君体重量ろうかね。
じゃちょっとおいでこっちに。
ちょっとこっち来ようかね。
こっちに来ようか。
(的場)あ来た来た来た!
(田中)あああ…あれ?これ嫌がった?今。
(鳴き声)うわ!ほらほらほら。
・うわ!ほらほらほら。
やられたやられた。
・
(田中)攻撃されたよ今。
・
(的場)マジすか!かなり怒ってんじゃない?ちょっと体重計乗ろうよ。
ほらほらだって…近づいたらこっち向くんだもん。
ホントだね!そらさなくなったでしょ。
ペンギンになめられっぱなしの田中。
的場が借りを返す
(的場)後ろ。
後ろ後ろ。
(田中)うわうわ!ほらほら!すげえやられてる。
すげえ攻撃されてんじゃん。
今これで手を離せばいいんですか?
(林)そうですね。
(田中)すごいね。
強引にやったね。
(田中)強引にやったね。
すごいね。
だってブアーとかやられてたよ。
でもまあ…
(的場)いや仲よくなれましたよ。
(田中)よくそんなできたね。
じゃあありがとねみんな。
(的場)ありがとう。
(田中)ごめんね。
怖かったね。
(的場)ほら田中さん来ましたよ。
ごめんね。
(的場)ちょっと頭なでてあげて下さい。
ほらほら仲よくなれたほら。
かわいい。
(的場)仲よくなれましたよ。
あとこいつも。
こいつはね何かねちっちゃいけどやたら怖い。
(鳴き声)ほらほらほら。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
怖かったよね。
ごめんごめん。
もう帰るから俺たちは。
お疲れさまでした。
だいぶご苦労されてたようで。
いや怖い怖い。
お前ねおっかなびっくりやり過ぎてんの。
いやだっておっかない。
こんな腰が引けちゃって。
もっとさサッとさ。
じゃやってこいよこれ貸すから。
一式。
最後少し用心してましたものね。
ペンギンのほうがねみんな。
ガン飛ばされて。
何の話してるんですか。
してるわけないじゃないですか。
ペンギンの健康管理に協力頂きましてどうもありがとうございました。
体重が何キロとか全く覚えてないですね怖くて。
毎日欠かさず行われる生き物たちの健康診断。
体調管理だけが目的ではない
これは1年の訓練の末に編み出したという日本唯一のサメの健康診断
飼育員がそっと手を添えるとひっくり返っておなかを見せた
その間にエコーで卵巣をチェック。
実は卵巣の動きから繁殖に入るサインを探りだそうという研究だ。
健康診断には知られざる生態を明らかにするという役割もあるのだ
一行はその現場へと向かう
8月に赤ちゃんが生まれまして。
これでしょ。
(石川)はいあの子です。
今生まれて約4か月過ぎ。
かわいいね。
(田中)あ来た来た。
両方から来たぞ。
イルカかわいくない?いなくなっちゃった。
実はこれでミッションをお預かりしましたのでどうぞ。
ジャ〜ン!
このミッション危険度2。
繊細さと人柄も問われる
イルカの体温?「誰がするんや」というような顔をしてますけど。
(石川)応援してくれてます。
頑張って。
それからねすごくねイルカというのは係員の顔もちゃんと見分けれるぐらい…イルカの体温測ったことある?いやないです。
イルカは普通に一緒に泳いだぐらいしかないです。
(田中)でも一緒に泳いだことあるんだもんね。
あります。
(的場)想像つかないです。
くれぐれも気を付けて。
くれぐれも気を付けて。
気を付けてってお前もやれよ〜。
それでは行きましょう。
よろしくお願いします。
(田中)体温ってどうやって測るんだろう?
(的場)全く想像つかないです。
(田中)修学旅行かな?みんな。
早速イルカの待つバックヤードへ
(的場)俺前に…喜んで見てたら…マジで!?はい。
結構ね円すい形のすごくとがった歯をしてるんで。
いやちょっと待ってよ。
湘南爆走族だから。
何言ってるんですか!不良だからね。
この人埼玉の不良だから。
違いますよ!今日は私こちら側でエサをあげるんですけれども相手をしてくれるのはキールという男の子のイルカです。
(田中)キールちゃん。
はい。
キールくん。
(田中)これが体温計?
(的場)どうやるんですかそれ。
体温を測るセンサーの部分がこれなんですね。
そうなんです。
肛門に挿すんです。
無理でしょそんなの。
いや絶対無理だと思います。
人柄とかそういうもんじゃなくて技術とかほらあるじゃん。
(的場)これ難しい!
(田中)だってさ危なくないの?歯が鋭いって言ってたじゃん。
(石川)そうですね。
せっかくなんで歯見ときますか。
(的場)あすごい歯だ!
(田中)ギザギザしてる。
そりゃ血出るよ。
あかわいいねでもね。
早速やっていきますか?はい。
じゃ田中さんどうぞ。
なんで俺からなの!どうすりゃいいんですか?これ。
私がおなかにクルッとひっくり返ってもらいます。
(的場)どこにあるんですか肛門。
(石川)お尻の穴というのがここですね。
ちょっと今バランス崩しちゃいましたけど。
でお尻の穴が出てきたらそっとさし込んであげます。
(田中)え〜っ!そんなに?
(石川)10センチぐらい挿したらこのまんまで体温を測れますので。
(田中)なんでこの子は言うこと聞いてるわけ?それがすごいよね。
少し体温が上がってきてる。
(的場)36度2分。
(石川)ではね今の体温お二人に測って頂きたいと思います。
近い。
見てるよ。
「これから入れるんだろうなぁ」って思って。
(石川)優しくそっと入れてあげて下さい。
じゃいきますよ。
お願いしますよじゃあ。
ペンギンのリベンジなるか
ここですね。
そっと入れてあげて下さい。
そっと入れますね。
動いてるんでちょっと入らない。
おお〜!違う。
動いてるから!こんな動くのどうやって入れられるの?そこは人柄と才能と。
いやこれ難しい。
(鳴き声)
(石川)あ鳴いてみた。
(田中)鳴いてる?イヤだって?えイヤだって。
またしても惨敗。
やっぱりここは…
じゃあ的場さんやって。
え〜っ!もう無理。
田中さんそんな…
(田中)やっぱ見てるじゃん。
「あこのおにいちゃん知ってる。
このおにいちゃんよく来てるよ」。
(的場)もう一生懸命ですよ今。
仲よくなるために。
(石川)じゃいきましょうか。
(田中)すごいやっぱり何か。
(的場)やってみようか。
よ〜しじゃあやってみよう。
お〜すごいすごい。
あ偉い!入った。
(石川)そうですそうですその調子です。
うまいうまい!
(石川)挿せました。
はいOKです。
上がりだしたよ。
27.2。
(田中)あ挿せたよ!31.3…34.2…35.86.7…6.8…6.9…6.9…36.9。
(田中)いや〜すごいすごい!的場さんさすが!ありがとうね!ありがとう!よく我慢できた。
さすが!ご褒美あげますか?口の中に入れてあげて下さい。
(的場)はいよく頑張った。
最高だったんだけどね。
「さすが」って最後「あ〜ありがとう」ガブッ。
でも難しいでしょ?難しいですよ。
動くから。
すごい難しいです。
ちょっと感動体験です。
平熱よかった。
そうなんです。
水の中にいるので「ちょっと体温が低めか」って言われる方がよくいらっしゃるんですけれども…
病気になると9度近い熱が出るのもヒトとほぼ同じ。
こうした生態も体温測定によって明らかになった
生態展示をモットーとするこの水族館。
未知の生態調査にも特に力を入れている
1997年水族館として日本で唯一独自の研究所を設立
水族館ならではの飼育のノウハウを生かし知られざる生態の解明に挑んでいる
中でも一大プロジェクトとして進められているのがあの世界最大の魚類ジンベエザメの研究だ
実はジンベエザメの生態は謎に包まれている
繁殖方法寿命回遊ルート。
生態の基本的な情報がほとんど明らかになっていないのだ
この水族館も2007年から複数のジンベエザメで独自の研究を始めた
その道のりは決して平たんではなかった
まずはジンベエザメとの関係を作ることから始まった。
飼育員が体を張って自らエサを手渡ししさらに体をなでまわす
3か月近い訓練の末ついにジンベエザメはヒトを恐れなくなった
こうして研究の準備が整った
ジンベエザメを10時間かけて水族館に運搬
そして特製クレーンで上空30メートルへ
慎重に水槽に入れられようやく全ての準備が整う
ここまでして行う特別な調査とは一体どんなものなのか?
それはエサを与える最中に行われているという
これね何やってるか分かります?
(田中)何してるの?このダイバー今何をしてるか分かりますかね。
あちょうどよく見えるかな。
そうです。
(田中)何注射してるの?実はねこれはね注射で何かを入れるんじゃなくて逆に。
そうです。
採血をしてます。
ジンベエザメの血を採ってその健康状態をチェックする。
気が付かないうちに?はい。
(田中)これはエサをあげてる時がチャンスなんですか?そうなんです。
これジンベエザメほとんど気付いてない。
(的場)そうですね。
エサに夢中ですもんね。
5分後無事に採血が完了した
ここから何が分かるというのか?担当者を直撃だ
ダイバーの方ですか?ご紹介します。
先ほど潜ってましたダイバーなんですが実はうちの魚類の担当の獣医で。
これは2週間に1回採血というのは…輸血用じゃないの?誰に輸血するんだ。
やっぱり健康管理のためがまず第一の目的があります。
それからもう一つはやっぱり…
血液検査の結果と健康状態を照らし合わせ続けること8年繁殖に入る年齢や病気のサインをつかめるようになってきたという
今ね一部データが出てきたみたいなので。
血だ。
(田中)やっぱ赤い。
同じですよね。
で今ちょっと測ったのは血液ガスって血液中のガスを調べてたんですけど。
病気になった時や大きなストレスを抱えた時に増える特有の成分を見つけることにも成功した
分からないだろお前。
そこで「うっ!うわヤバイ!撮影どころじゃない」みたいなことになったら大変だからね。
いい感じです。
いい感じですか。
大丈夫です。
(田中)サンプルが圧倒的にないもんね。
そうですね。
そういうのを…
舞台裏で繰り広げられる命の神秘を追求しようというスタッフたちの奮闘。
それこそがアジアNo.1の輝きの源だった
時々ね水はねますんで気を付けて下さい。
あっヌルッて。
ヌルヌルした感じ。
ヌルヌルしてる。
(田中)あっすごいヌルヌルしてる!気持ちいいっちゃ気持ちいいけどすごいヌルヌルしてんだね思ったより。
我々は自然界で泳いでる生き物を捕まえてきてここでお客様に見て頂いている。
ある意味で言葉悪いですけど「見せ物」にしてるわけですよね。
だからそれだけで済まさずに…
(オープニングテーマ「GLORYDAYS」)2015/03/07(土) 01:45〜02:10
NHK総合1・神戸
探検バクモン「アジアNo.1水族館のヒミツ 探究の海」[解][字][再]
アジアNo.1水族館のヒミツの核心に迫る!最深バックヤードへ潜入!ペンギン体重測定&イルカ体温測定に挑む!世界注目の巨大プロジェクト=ジンベエザメ研究の真実!
詳細情報
番組内容
年間来客数200万超!世界最大級の口コミサイトでアジアNo.1水族館に輝いた「海遊館」の人気の秘密の核心に迫る!後編はバックヤードへ!華やかな表舞台のウラにそれを支えるスタッフの苦闘があった。ペンギンの体重測定&イルカの体温測定に挑戦!予想外の厳しい作業に田中悪戦苦闘。そして巨大プロジェクト、ジンベエザメの生態研究を目撃。その危険を伴う特別な調査方法とは?アジアNo.1水族館の真の目的が暴かれる!
出演者
【ゲスト】的場浩司,【司会】爆笑問題(太田光・田中裕二),【語り】木村昴
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
バラエティ – 旅バラエティ
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