セカンド・ラブ #5 2015.03.07


(西原結唯)
勤め先の高校の本校舎と化学室を結ぶ長い渡り廊下で私はあの人に見初められた
平慶27歳。
6歳も年下のダンサーに
息が詰まりそうだった暮らしに突然光が差し信じられない事が次々と起こって…
(平慶)今どこ?
私は恋に落ちた
未来のない私たちだから互いに引かれ合ったんだろうか?
付き合っていた人と別れ母の家を出て一緒に暮らし始めた頃私は信じきっていた
こんな風に一生彼に愛され続け一生求められ続け一生寄り添い続けるのだと
でも冬がゆき生暖かい風が春を運んできた頃私たちの関係は少しずつ変わっていった

(監督)カット!オーケー!
(拍手)わあすごい。
この前と全然違う。

(携帯電話)はい。
おはようございます。
突然仕事が忙しくなって春になった事さえ気付かなかった

慶にお弁当を作らなくなってから自分の分も作る気がしない
いらっしゃいませ。
3点ですね。
炭水化物のとりすぎだ

(高柳太郎)いってきます。
(高柳)3年生になった君たちは人生を左右する大切な1年に突入した。
悔いのないように勉強しような。
勉強は君たちを裏切らないから。
この先の人生思うようにならない事も多いだろうし裏切りにも遭うだろう。
しかし勉強だけは人を裏切らない。
やっただけの事は実る。
私が今お付き合いしているのは高柳先生ではありません。
27歳の独身男性です。
(高柳)聞いてるか?竹内。
(竹内そら)聞いてませんでした。
河瀬。
竹内に先生の話を伝えてあげなさい。
(河瀬まど香)人生は裏切りの連続だって。
だから頑張ろうなみんな。
(上田波留子)西原先生。
週末京都に行ったの。
彼と?いいな。
自分だって足りてますって顔してるけど。
そんな事ないです。
このお菓子おいしいな。
(波留子)ああよかった。
上田先生もう1個いいですか?
(波留子)どうぞどうぞ。
いただきます。
(間宮徹)高柳先生今日も弁当持ってきてないんです。
(曽根洋而)そう?昨日はパン買ってきてたけど。
(曽根)そうだっけ?
(間宮)おかしいですよ高柳先生。
そうかな?
(高柳)うまいな!
(曽根)元気そうじゃないの。
踊る事しか考えてこなかったので踊る場がないなら死んでしまった方がいいと思っていた頃もあります。
(ライター)それはいつ頃ですか?ドレスデンのフォルトナーカンパニーをクビになって日本に戻った頃です。
振付家になられる事は考えた事はなかったですか?コンテンポラリーダンスって即興性も要求されるので。
もちろん振り付け的要素もありますけど。
考えた事はなかったです。
(ライター)あのCMの大ヒットでこれからは引く手あまたですね。
俺はまだただのはやりものでしかないですよ。
(ライター)本物ではないという事ですか?もっと永遠なもの消えないもの終わらない表現を求めてますから俺は。
(ライター)難しいですね。
では今後は振付家としてやっていかれるわけですね?そうです。
そちらの分野で世界を目指すためと考えてます。
(ライター)どちらにしても舞台は世界ですね。
ダンスは国境を超える事の出来る表現ですから。
(生徒たち)エビカニ…。
エビ!そうそう…!
(生徒たち)カニエビカニエビ…。
慶君がCMに出たらこんな風に歩けなくなるね。
タケノコご飯がいい?それとも煮ただけがいい?タケノコのグラタンがいい?朝採りしたの買ったからねアク抜きしなくていいの。
少し高かったけど。
やっぱり無難にタケノコご飯かな?ああうん…。
上田先生ねこの間彼氏と一緒に京都に旅行に行ったんだって。
私たちも温泉行こうよ。
1泊2日ぐらい休み取れるでしょ。
温泉?行く?足傷めた時バーデンバーデンの温泉に療養に行ったな。
温泉好き?行こう行こう!だって俺足傷めてないよ。
そういう事じゃないのよ日本の温泉は。
知らないの?考えとく。
うん…。
手の先に手がある感じ…。

エッチの回数は減ったけどきっとこれが幸せなんだと思う

(ディレクター)オープニングのダンスの事なんですけど…。
世界を旅する番組ですよね?だったら民族舞踊なんかを取り入れたらどうですか?
(ディレクター)いいですね。
レディーゴー!ゴーゴーゴー!ゴーゴーゴー!ストップストップ…。
ヒジから先を意識してください。
しっかり。
はいえっと最後の斜めのラインしっかり…。
倒れ込んだ時にこのラインをしっかり。

(電話)はい。
(ミョーレンシュレーガー)「Hello」「Mr.Tairaisnothereatthemoment」「Couldyoucallhimagainlaterplease?」「Canyoutellmeyourname?」えっ…?
(電話が切れる音)あっ…。
(ドアが開く音)ただいま。
おかえりなさい。
あのねさっきドイツから電話があったの。
誰?あっベルリンのタンツワークカンパニーかな?名前聞こうと思ったんだけど聞き取れなくて…。
ごめんなさい。
またかかってくるよ。
そんな気にするなって。
携帯電話の番号伝えた方がよくない?番号の伝え方ドイツ語で教えてよ。
外でいちいち携帯鳴るのうるさいからさ。
鍋なんか用意して俺を待つなって慶の背中が言っていた
ビール飲む?うん。
はい。

(ナレーション)「素早い動きを逃さない」「あなたの一瞬を刻む」「素早い動きを逃さない」なぜ僕はあれを見逃したんだ?
(高柳里子)離婚届サインしてくれました?
(里子)それとこれ。
譲と舞の学費をあなたが支払うという覚書です。
こっちにもサインしていただきたいの。
振込先も書いてあります。

(高柳)こっちはあとで読んでおくから。
(里子)こっちも今サインしてください。
気持ちを落ち着かせてあとで読む。
(里子)もう諦めてよ。
諦めてはいる。
だけどこれだけは聞かせてくれ。
(里子)何?なんでこんな事になったんだ?いつから君は離婚なんか考えてたんだ?君は申し分のない妻だったし子どもたちもいい子たちで僕は自分の家庭が自慢だったんだよ。
君の事も子どもたちの事も大事にしてきたつもりだ。
それなのになぜ?そうね。
本当あなたの言うとおりだわ。
いいお父さんでいい夫だった。
子どもが小さかった時お休みごとに家族で遊びにいって譲も舞も成績はよかったしみんなあなたが与えてくれた幸せだったって私心から感謝してたわ。
だったら…。
でもあなたは変わった。
あなたは私を裏切った。
(里子)可愛くて若い女を手に入れたら私には触れなくなった。
その屈辱は今このマンションであなたが感じてる屈辱の比じゃないわよ。
それは誤解だよ!
(里子)バカ!今更言い訳しても意味ないわよ。
毎日学校で会って週に1度ホテル行って帰りに食事して。
あの女とはもう終わってる。
終わってたらもういいの?私を裏切った事は変わらないわよ。
そんなに苦しかったならどうしてその時言わなかったんだよ。
里子。
(里子)離して!汚らしい!そっちの覚書はサインしたら私の実家に送ってください。
わかった?
(里子)この部屋臭い。
ゴミとホコリとあなたのにおいが混ざって吐きそう!「吐きそう」って…。
ねえ今日夜ご飯どうする?たまには外で食べる?何時に終わるかわかんないからさあとでメールする。
いってらっしゃい。

(プレーヤーからの音楽)
(プレーヤーからの音楽)
(プレーヤーからの音楽)
(プレーヤーからの音楽)
(高柳)ちょっといいかな?
(高柳)ちょっといいかな?なんですか?彼氏活躍してるね。
結婚しないの?返事ぐらいしてほしいな。
結婚はまだ考えていません。
へえ…新しいね。
もう一度付き合ってもらえないかな?そういうのも新しくない?ダブル不倫って案外バランスいいと思うんだ。
フィフティーフィフティーだし君のストレスだって前より少ないだろ。
高柳先生それジョークですか?本気だよ。
本気のお願いだ。
すいません。
それはあり得ません。
学校の中でこんな事言うのいけないのはわかってるんだけど外では会ってもらえないだろうし。
西原先生の事を忘れようと思ってもなかなか難しくて。
僕もこのままだと教師としての本来業務がどうにかなりそうなんだ。
出来ません。
そこをなんとか!人助けだと思ってさ。
だって僕が崩壊しちゃうと困るでしょ?生徒も学校も。
だから西原先生も僕を助ける責任があるっていうか…。
やめてください。
やめられないから言ってるんだよ。
(そら)西原先生。
西原先生昨日私休んじゃったのでこれ。
ああ…。
あなたこんな時間まで残ってたの?
(そら)それ取りに一度帰ったんです。
そう…。
何がやめられないんですか?あなたももう帰りなさい。
鍵閉めるわよ。
先生…。
私もやめられないんです。
えっ?何がやめられないの?行くわよ。
(波留子)あらまだいたの?上田先生こそ。
家に帰ってもさ…。
あっこれ食べる?この間の京都のお土産の残り。
ありがとうございます。
(ため息)どうかしたんですか?このままじゃ器用な振付師で終わってしまいます。
今のままじゃダメなんです。
作品自体が世界に売れるようにならないと。
(山岡)そんなに焦るなよ。
ドイツの10年を思うと人生ってあっという間に過ぎていくと思うんです。
そりゃあ仕事がなかった時の事を思うと今は夢のようですけど…。
これで安心してたらダメだと思うんです。
でもさ俺は外国からカンパニーを呼んでくるプロモーターだからマネジメントはやってないからな。
(電話)ここにケイ・オフィスの電話を置いてくれませんか?山岡さんのところだったら海外の情報もたくさん入るし相談にも乗ってもらえるし。
(山岡)ああ。
それはいいけど電話番は自分で連れてこいよ。
わかりました。
この頃うちあんまりうまくいってないの。
シェフしてる彼と?うん。
25歳の。
うん。
京都に一緒に行ったんじゃないんですか?行く事は行ったけど私の事なんて目に入ってなかった。
ふーん。
仕事に付いてっただけだから。
でも連れてってくれたんでしょ?私なんて一緒に旅行も行った事ないんです。
この間なんて温泉に行きたいって言ったら相手にされなかったんです。
なんとなく彼の中の私の面積が減ってるって感じなのよね。
《わかる!》新しい女が出てきたとかじゃないから戦いようもないし…。
仕事が充実してる時って他の事が見えなくなっちゃうんですよ。
全力で自分のチャンスに立ち向かってるんです。
大人ね。
上田先生の彼はきっと先生の事を忘れたわけじゃなくてそういう時期なんじゃないかな。
やだわ。
私疲れて帰ってきてバタンキューなんて。
寝言だって料理の事しか言わないし。
ああ頭くる!うちも寝言でダンスの事言います。
男って寝言言うわよね女より。
自分たちじゃわからないじゃないですか。
あっそっか。
私も言ってるかもしれないのか。
うん。
やだ。
どうする?変な事言ってたら。
フフフ…。
(守衛)まだいらしたんですか?すいません。
帰ります。
(守衛)最後に鍵かけてってください。
(波留子・結唯)はい。
すいません。
慶の心の中の私が占める面積が少なくなっている
なぜみんなそうなるんだろう?
(野口綾子)指先までね。
(綾子)足もっと上げて。
(綾子)ミュージカルのバックダンサーはイヤだけど振付師にはなれるんだ。
うん。
(綾子)フォルトナーカンパニーの一之瀬佑都見たかったな。
綾子に頼みがあるんだ。
相変わらず人の話聞かないね。
私これから用事あるから。
話ならまた今度にして。
用って何?私ならなんでも言う事聞くと思ってるんでしょ?…うん。
(ドアが開く音)ただいま。
おかえりなさい。
ねえご飯食べた?ああ。
ごめんメール忘れてた。
なんか作ろうか?チャーハンぐらいなら…。
ああいいいい。

こういう時結婚していたら不安じゃないんだろうか
結婚してって突然言いたくなったけどやめた
(慶の声)今どこ?会いたい。
今どこ?一緒に暮らそう。
もう帰るな。

(携帯電話の振動音)おはようございます。
(一同)おはようございます。
(高柳)西原先生。
今晩ご相談したい事があるんですけどもお時間いただけないでしょうか?あの今日はちょっと…。
すいません。
(高柳)そうですか。
今のなんでしょう?学校じゃ言えない話もあるからね。
(間宮)例えばなんですか?
(曽根)知らないよ。
(間宮)高柳先生変ですよなんかここんとこ。
おはようございます。
おはよう。
(そら)先生。
幸せですか?えっ?幸せじゃないですか?なんでそんな事聞くの?
(生徒)おはようございます。
おはよう。
「新しい留守録は10件です」「ケイ・オフィス」?
(綾子)さっきまた連絡があって…。
(綾子)慶の事ダメにしたら私あんたを殺すから。
(綾子)あの人と暮らしてるんでしょ?あの人に電話番頼めばいいじゃん。
マネジャーは身内じゃない方がいいと思うんだ。
それに彼女別の仕事あるし。
(綾子)ダンスの事もわかんないしね。
私電話番だけじゃなくて平慶をプロデュース出来るようになりたい。
もしそうなったら自分が踊る事捨ててもいいや。
フフ…一生懸命頑張るから今日ご飯ごちそうして。
何食べたいの?
(綾子)焼き肉。
高級なの。
マジかよ。
《あんな笑顔…》
(司会者)「問題。
1958年9月19日に長嶋茂雄が打った幻の本塁打で彼が踏み忘れたとされるベースは何?」
(西原真理子)一塁ベース。
(ドアが開く音)こんばんは。
結唯ちゃん。
春物の着替え取りにきたの。
ああそう…。
うん。
結唯ちゃんご飯食べていきなさい。
なんにもないけどママ今卵焼き作るから。
はい出来た!だし巻きだ。
食べていこうかな。
何が「食べていこうかな」よ。
結唯ちゃんのために今焼いたんだから。
ねえ。
ほら早く手洗って。
はいはいほらほら。
ねえ。
いただきます。
どうぞ。
そんなに見ないでよ。
あらごめんなさい。
フフフ…。
おいしい。
あいつとうまくいってないのね。
ほら見なさい。
ママの思ったとおりじゃないの。
帰ってきなさい。
帰ってきなさい。
ここが結唯ちゃんのお家なんだから。
だって泣くほどつらいんでしょ?だって泣いてるじゃないの。
お母さんの作った卵焼きがおいしいから泣いてるの。
嘘!これ今月分。
こんなものいらないわよ。
結唯ちゃんが戻ってくればこんな風に恵んでもらう事もなくなるんだから。
あんなダンサーよりママといる方があなたは健全です。
将来もわからない収入も不安定。
結唯ちゃんとの結婚は考えていないってあいつママに言ったのよ。
バカにするのもいいかげんにしろって思わない?一緒に暮らしながら結婚する気はないって堂々と言うんだから。
その不誠実さずうずうしさ。
わかるよね?結唯ちゃん。
好きになっちゃってものがよく見えなくなってたってわかるよね?ごちそうさまでした。
おいしかった。
ありがとうお母さん。
帰ります。
結唯ちゃん。
ちょっと…待ちなさい!こんなの…もう持っていく事ないじゃないの。
結唯ちゃん!どこ行くのよ!マッコリ飲みすぎた。
気を付けて帰れ。
(綾子)うん。
明日からよろしく。
君この女なんだ?どういう関係?誰?この人。
あっ慶の女の不倫相手だ!あんたこの男のなんだ!?あなたに関係ありません。
(綾子)元カノでマネジャーですけど。
不倫先生。
幸せにするって言っただろ。
元カノと何やってんだよ?こんな焼き肉くさい姿で彼女のところに戻るのか?無神経!
(綾子)だったら私が脱がせて着替えさせますけど。
やめろ!おい。
おい待てよおい!はあ…。
大丈夫かよ。
今の男に返しなよ。
何を?彼女を。
だって彼女に慶の気持ちはわかんないよ。
いずれお荷物になるだけなんだから。
つらい時結唯に救ってもらった。
だけどもう今はいらないでしょ。
いるいらないじゃない。
好きなんだよ。
前にもこの話したよな?同じ事何度も言わすなよ。
やめた!私こんな仕事やってられない。
(電話)はいケイ・オフィスです。
あっ…。
ロンドンのS&Nダンスカンパニーの芸術監督ジェイミー・バーチ。
新作の振り付け頼みたいって。
ThankyouverymuchMr.Birch.Goodbye!ロンドン行くぞ。
西原先生僕離婚するんだ。
だから結婚しよう。
あの男はダメだよ。
浮気してる。
見ちゃったんだよ。
元カノとイチャイチャしてた。
焼き肉食ってマッコリ飲んで。
ダンサーか振付師か知らないけどあいつは君を愛していない。
短い時間だけど僕は全力で君に向かった。
あいつは一緒に暮らしてても浮気してる。
それを知ったら…。
やっぱり君には僕しかいないと思ったんだよ。
結婚しよう。
もう独りだから今からでも一緒に暮らせる。
長い間すまなかった。
結婚しよう。
1年前に言われたらうれしかったかもしれません。
でも今は愛する人がいますから。
その男は君が愛するに値しない。
今も女といるんだ!もし万が一彼が愛するに値しないとしてもすぐには嫌いになれないです。
それほど好きになっちゃったんです。
だから高柳先生とは結婚出来ません。
もう卵ないから成功して…。
いい感じ…。
おかえりなさい!ただいま。
ご飯は食べてきたのよね?ビールぐらい飲むでしょ?だし巻き卵作ったから。
ああ…それねもう少し広いところに引っ越したら1部屋をケイ・オフィスに出来ると思って。
これから英語もドイツ語も勉強して相手の名前ぐらいは聞き取れるようになるから。
授業も週に13コマだから電話は私の携帯電話に転送すれば学校でも対応出来る時は対応するし。
それはもういい。
オフィス作ったから。
それに学校で電話取るなんておかしいよ。
俺たちそれぞれ別の仕事があってさ。
私の事はもういらないの?え?あんなに激しく求めたのに女神とまで言ったのに…。
今どこ?今どこ?ってあんなに電話してきたのに…。
あなたが私を引きずり込んだのよ。
静かに暮らしてた私をあなたが恋に落としたの…。
それなのにもういらないの?あの頃の慶君はどこへいっちゃったの?私の事好きだ好きだって言ってた慶君はどこいっちゃったのよ!ここにいるじゃん。
いない!私なんかいてもいなくてもどっちでもいいみたい。
そんな事ないけど…。
そんな事ある。
抱いて。
抱いてくれないと…。
飲む?ううん。
慶君の背中キレイ。
ロンドンに行くから。
しばらく。
え?ロンドンのカンパニーで新しい振り付け頼まれてさ。
これはすごいチャンスかも。
ドレスデンで10年頑張って一度地に落ちて今また飛べるかもって大事な時なんだ。
なんでロンドンまで行かないとならないの?今日本でこんなに振り付け頼まれて寝てる間だって振り付けしてるのに…。
急いで外国まで行く事ないじゃない。
日本でやればいいじゃない。
どうしたの?怒ったの?日本だけに納まりたくない。
ダンスってさ言葉じゃないから国境を超える事出来るんだ。
年齢からしても今きた波に乗らないわけにいかないんだ。
今頑張らないんでいつ頑張るんだって時なんだ。
それぐらいわかれよ。
わかんないよ。
なんでわかんないんだよ。
だって私学校の先生で世界に羽ばたく人じゃないしダンサーでもないしそんなのわかれって言われたって無理だよ。
じゃあ結唯はどうなりたいの?ないの?結唯の目標とか。
目標?目標は…。
結婚。
慶君と結婚する事。
《失敗した》明後日ロンドンに発つから。
支度する。

才能のある人は普通の人にとって残酷な存在なんだという事が初めてわかった
いってらっしゃい。

ロンドンに旅立った慶はこの部屋には戻ってこなかった
このドラマの主題歌KAT‐TUNが歌う『KISSKISSKISS』のCDを抽選で100名様にプレゼントします
詳しくは番組ホームページまで
(山岡)平慶は一体どこへ向かっていきたいのかね?私は自分に自信がない。
そういうのがつらいんだよ。
わかるわけないでしょ。
男心なんて。
(綾子)慶の気持ちはよくわかってる。
これが俺の愛情だし俺のプロポーズ。
夢のような時間をありがとう。
2015/03/07(土) 00:24〜01:24
ABCテレビ1
セカンド・ラブ #5[字]

すれ違い始める慶と結唯、そして泥沼の四角関係!“激愛崩壊の第5話”亀梨和也×深田恭子×脚本・大石静の強力タッグが仕掛ける大人のためのラブストーリー!

詳細情報
◇番組内容
才能を持ちながらステージに立つ機会を失ったコンテンポラリーダンサー・平慶(亀梨和也)と、同僚との不倫関係から抜け出せない高校教師・西原結唯(深田恭子)。二人が運命の出会いを果たし、捨て身の激愛に溺れていく…。
振付師として脚光を浴びるようになった慶に対し、結唯は少しずつ遠く感じるようになっていた。そんな折、結唯の元不倫相手・高柳(生瀬勝久)は結唯への執着心からとんでもない行動に出てしまう…!
◇出演者
亀梨和也、深田恭子、早見あかり、小芝風花、大貫勇輔・秋山菜津子、寺島進、麻生祐未、生瀬勝久
◇脚本
大石静
◇演出
片山修(テレビ朝日)
◇音楽
得田真裕
【主題歌】KAT−TUN『KISS KISS KISS』(ジェイ・ストーム)
【挿入歌】MISIA『白い季節』(Ariola Japan)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】中川慎子(テレビ朝日)、中沢晋(オフィスクレッシェンド)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/secondlove/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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