こんばんは、大島由香里です。
川崎市で中学１年の上村遼太さんが殺害された事件。
警察は、逮捕された１８歳の少年を殺害現場に立ち会わせて、実況見分を行いました。
そして、少年はこのような大きな囲いの中に入って、厳重な警戒態勢の中、現場を移動。
異例な形での実況見分は、２時間以上にも及びました。
多摩川の河川敷に広げられたブルーシート。
組み立てられ、囲いが作られた。
そして。
午後０時になりまして、こちら、上村さんの遺体発見現場は、警察による規制が敷かれました。
上村遼太さんが殺害された事件で、きょう、警察は河川敷周辺を規制し、１８歳の少年Ａによる実況見分を行った。
上村さんが殺害されたこの河川敷に、容疑者の少年が到着しました。
高さ２メートル、横１メートル四方。
箱の中に今、容疑者の少年がいると思われます。
捜査員と共に、ゆっくりと進む１８歳の少年Ａ。
ブルーシートのテントに入り、しばらくすると、ブルーシートごと移動を始めたのだ。
ゆっくりゆっくりと、このブルーシートが動いていきます。
大きなブルーシートは、少年法に基づき、外部から顔が見えないようにするための措置。
少年Ａの供述に基づき、上村さんの遺体が見つかった場所、上村さんのものと見られるパーカーが落ちていた場所、そして、血の跡とカッターの刃が発見された場所を、捜査員と共に回っている。
そうした中、新たな供述から、犯行の状況が明らかになった。
１８歳の少年に、お前もやれ、やらないと殺すぞと言われ、カッターナイフで、上村君の首を切りました。
これまで、１７歳の少年Ｂは、ほおを切ったと供述していたが、リーダー格の１８歳の少年に命じられ、首も切ったと供述したという。
そして。
１８歳の少年から指示され、服を燃やすために、ライター用オイルをコンビニで買ったあと、上村君が乗ってきた自転車を、別の近くのコンビニの裏に捨てた。
事件翌日、本当にごめんななどと書き込みをした１７歳の少年Ｂ。
事件発生当初から、少年グループを取材していた記者は、ＬＩＮＥの書き込み内容から、少年Ｂの矛盾を感じ取ったという。
上村さんと仲がよかったことを知る友人たちは、少年Ｂに同情していました。
一方、翌日に少年Ｂが友人に送ったＬＩＮＥでは、事件の話題を自分から友人に説明しています。
これは、ＦＮＮが入手した、少年Ｂが友人と交わしたＬＩＮＥの記録。
お前は知ってんの？
何が？
多摩川での事件。
知ってるよ。
かみそんらしいよ。
そいつら殺したい。
うん。
かみそんの敵討ちしてやりたい。
かみそんのあだを討っても、それでかみそんは喜ぶかな？
お墓参りしに行こうな。
いいんじゃない。
今思うと、逮捕された少年Ｂは、容疑者として自分が疑われていないかを探っていた節を感じます。
事件から３日後、１７歳の少年は、証拠隠滅ともいえる行動を取ったという。
事件に関わり持ったやつなんで、それで消すって言ってました。
携帯取られて、消されました。
そして。
俺はかみそんを殺したとき、俺は見張りをやってたって。
少年Ｂは探りをして、自分が疑われていないかを確認しました。
そして、親しい友人に秘密を打ち明けることで、心の余裕を作り、上村さんグループの少年Ａの捜索に協力することで、自分は上村さんの殺害に関与していないとアピールする、そんな彼の自己演出を感じました。
午後４時、規制線が外れ、大勢の人が、一斉に献花に訪れた。
きょうの異例の実況見分。
１８歳の少年は、上村さんのスマートフォンについて、多摩川に投げ捨てたと供述していることが、新たに分かった。
上村さんに手向けられた多くの花の前で立ち止まった１８歳の少年は、一体何を思ったのだろうか。
５日夜、京都市で女性４人が車にひき逃げされた事件で、京都府警は、出頭してきた男を先ほど、ひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、京都市のとび職、嶋田克樹容疑者です。
嶋田容疑者は、５日午後１１時４０分ごろ、京都市下京区の市道で、ワンボックス車を運転していたところ、車を急にバックさせて、４０代の女性４人をひき、そのまま逃走した疑いが持たれています。
４人は、夕食を共にした帰りだったということで、顔やひざを打撲するけがをしました。
嶋田容疑者は６日の昼ごろ、警察に出頭し、京都府警は先ほど、嶋田容疑者をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
嶋田容疑者は、気が動転していた。
逃げたことに間違いありませんと、容疑を認めています。
こちら、ひもでぐるぐる巻きにされた幼い子ども。
宇都宮市の保育施設で去年７月、宿泊保育中に乳児が死亡した事件で、この施設では、日常的に虐待が行われていた疑いがあることが分かりました。
専門家は、保育施設への立ち入り調査の重要性を指摘しています。
笑え。
笑えてる。
笑ってるよね。
カメラに向かい、屈託のない笑顔を見せるのは、当時生後９か月の山口愛美利ちゃん。
去年７月、宇都宮市の認可外保育施設、トイズで、宿泊保育中に死亡した。
本当、監獄というか、拷問部屋に毎日、預けに行っていたと。
そのトイズで、新たに、ある虐待の存在が明らかになった。
これは２０１３年に撮られた写真だ。
毛布にくるまれ、ひもで結ばれた赤ちゃん。
縛り具合から、かなりきつく結んでいるのが確認できる。
さらに、ほかの写真にも、ひもで縛られ、身動きできなくなった赤ちゃんたちが写っていた。
施設の元従業員によると、これらの虐待を、少なくとも２０１１年から行っていたという。
トイズに預けられていた子どもは、その様子を目撃していた。
赤ちゃんたち、何してました？
寝っころがってた。
寝っ転がってた？どんなふうだった？
ぐるぐる巻きにされてた。
横になって、動けなかった。
愛美利ちゃんの死因は、熱中症による脱水症状ということが分かっており、当時、何らかの形で拘束されていた疑いもある。
愛美利ちゃんの死亡について、適切に保育を行っていたとしているトイズ。
一方で、常駐の看護師や医師などがいるかのように装っていたことも明らかになっている。
保育行政を所管する宇都宮市は、年に１回、立ち入り調査をしていたが、これを見抜くことはできなかった。
保育事故で子どもを亡くした親たちで作る赤ちゃんの急死を考える会は、立ち入り調査について、抜き打ちが必要だと指摘した。
行く前に必ず、いつ行きますよという形で、予告をしてから入ることになると思うんですけれども、指摘事項がないように、施設の中をある程度、整えたりっていうことができてしまうのでないかなというふうに思います。
順番、順番かわってよ、きょろきょろ。
ここは現在、認可外の保育施設だが、この４月に認可施設となる。
この施設では、保育中の事故について、情報共有をほかの施設と日頃から進めている。
なぜ起こってしまったか、どんな反省をして、今後、どのように生かすかというのを、すべての園で共有していますので。
事故などの被害は、市からファックスなどで送られている。
報告そのものがないと、検証もできませんし、再発防止にもつながらないということで、まずは必ず報告をあげることを、最初にしてもらえたらなというふうに思ってます。
事故などの報告の義務化は、ことし４月から、認可保育施設ではされるが、認可外保育施設などは義務化はされていない。
政府は、安全保障法制を巡る与党協議で、集団的自衛権に関する新たな３要件に当てはまる事態を、新事態と位置づけ、武力攻撃事態法に盛り込む方針を示しました。
与党協議で政府は、集団的自衛権の行使を容認した去年７月の閣議決定に盛り込まれた、武力行使の新たな３要件に当てはまる事態を、新事態と位置づけ、日本が直接、武力攻撃を受けていなくても、自衛隊が武力を行使できるようにしたいとの方針を示しました。
これに対し公明党は、国民を守るために、ほかに適当な手段がないとの内容を、法案に明確に盛り込むよう求め、引き続き協議することになりました。
では、ニュースフラッシュです。
下村文部科学大臣は、みずからの政党支部に、任意団体の会費が流れ、献金として処理されたとされる問題で、領収書のただし書きを年会費としたものが、去年、８１件、総額でおよそ６００万円分あったと明らかにし、不適切だと気付き、年会費との記載はやめたと釈明しました。
理化学研究所の野依良治理事長が、今月で辞任する意向を示したことが分かりました。
野依氏は、２００１年にノーベル化学賞を受賞し、２００３年から理研の理事長を務めていますが、ＳＴＡＰ細胞問題で、経営責任を取り、一部給与を自主返納していました。
群馬大学病院で、腹くう鏡手術を受けた患者８人が死亡した問題で、遺族の弁護団は、カルテへのずさんな記載や、虚偽記載が明らかになった執刀医について、刑事告訴を検討していくことを明らかにしました。
遺族は、同じような犠牲者が出ないようにしてほしいとコメントしました。
６日午前、三重県紀北町の山林にヘリコプターが墜落し、
難病の子供やその家族が気軽に訪れて滞在することができる施設、「こどもホスピス」が大阪市に誕生することになりました。
大阪市鶴見区に建設されるのは「ＴＳＵＲＵＭＩこどもホスピス」です。
先天性の疾患や小児がんなどの難病を抱える子供達は、全国におよそ２０万人いるとされます。
この子供達の家族は２４時間看護に当たっているため、心休まる時間が少ないのが現状です。
こうした家族への負担を減らし、子供へのサポートを充実させるため、大阪市立総合医療センターの医師などを中心に建設を計画。
医師や看護師、保育士などが常駐して子供の成長を後押しし、友だちと遊べる空間や宿泊部屋が設けられ、家族と自宅のように寛いで過ごせる施設ができることになりました。
「ＴＳＵＲＵＭＩこどもホスピス」は１２月に完成する予定です。
世界遺産に登録されている和歌山県の「熊野古道」で土砂崩れが発生し、古道の一部が通れなくなっています。
現場は「小雲取越」と呼ばれる、「熊野本宮大社」と「熊野那智大社」を結ぶ人気の参詣道で、５日、登山者から「古道が崩れ、土砂に覆われて通れない」と通報がありました。
田辺市の職員が確認したところ、高さ４０メートル、幅２０メートルに渡って山肌が崩れ、岩や倒木が古道を塞いでいました。
崩落の原因は分かっておらず、和歌山県によると復旧には１ヵ月以上かかるということです。
田辺市は土砂崩れのあった場所を通行止めにし、代わりに近くの林道を利用してほしいとしています。
2015/03/07(土) 00:23〜01:15
関西テレビ１
ＬＩＶＥ２０１５ニュースＪＡＰＡＮ＆すぽると！[字]
中１殺害…異例の実況見分▽幼児死亡事件で日常的虐待か▽下村氏の追及続く
▽２４：４３〜 すぽると！なでしこジャパン最新情報！▽Ｊリーグ開幕前日情報▽ＯＰ戦
詳細情報
番組内容
【ニュースＪＡＰＡＮ】
１日のニュースが２０分で全てわかる！２０年目を迎えた老舗番組がますますパワーアップします。医療・外交・軍事など本格報道路線はそのままに、生活や天気など身近な話題も独自の視点でお伝えします。月曜の「今週の１分で丸わかり」、金曜の「スマイル天気」など、曜日ごとのコーナーも充実（一部地域を除く）。番組後半には「１０秒映像ニュース・“明日”は何の日？」を好評放送中です。
番組内容２
冒頭から最後まで「速報の嵐」で一瞬も目を離せない２０分間を目指します！
【すぽると！】
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【すぽると！】
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