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当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
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≫川崎、逮捕の少年立ち会いで実況見分。
中国全人代の裏で無差別切りつけ発生。
ハリソン・フォード操縦する小型機墜落で重傷。
≫こんばんは。
≫金曜日の「報道ステーション」です。
≫供えられた花々を前に何を思ったのか。
移動する銀色のビニールのボックス。
中には川崎市の中学１年生上村遼太君が殺害された事件で主犯格とみられる１８歳の少年がいる。
今日、現場でおよそ２時間半にわたり行われた実況見分の様子だ。
このボックスは、容疑者が未成年であることなどから今回、特別に神奈川県警が用意したもの。
前側だけは、下半分が開き足元が見える。
中には、捜査員も一緒に入っていたという。
更にブルーシートのテントも用意された。
捜査関係者によると、少年はここで切りつけたなどと淡々と話したという。
そのまま、河川敷を移動するテント。
警察は残りの２人の少年についても実況見分を行う予定だ。
≫続いて、中国でなんですが広州の駅で利用客が２人の男に刃物で襲われ１３人が怪我をしました。
容疑者の１人は射殺され、１人は身柄を拘束されているんですが発生から１２時間以上経っても容疑者の身元は明らかにされていません。
≫事件の瞬間を捉えたとみられる映像。
画面の奥にいる男が何かを振り下ろしている。
警官が棒を振り回しながら近づくと左のほうへ逃げ出した。
そのとき右手に持つ物体がきらりと光る。
≫映像は、駅の建物に向かって数人が走っていくシーンで終わる。
事件があったのは中国南部最大の鉄道ターミナル、広州駅。
朝８時過ぎ春節の休暇を終えた人でごった返していた。
≫２人の容疑者はこの辺りから駅の方向に向かって刃物を持ちながら旅行客を次々と襲ったということです。
≫新華社通信によると１３人が怪我をして病院に運ばれた。
容疑者２人のうち１人は現場で射殺されもう１人は、身柄を拘束された。
≫地元警察、中国政府ともに今回の事件の容疑者の身元や動機などを明らかにしていない。
北京では中国の国会にあたる全人代・全国人民代表大会が昨日開幕したばかり。
犯行に、政治的な背景はあるのだろうか。
実は去年も全人代直前の３月１日に雲南省の昆明駅で、利用客らが刃物で襲われ３１人が殺害されている。
このときはウイグル族の容疑者４人が現場で射殺された。
≫中国政府による抑圧政策を背景としたウイグル族との対立は解決のめどすら立っていない。
人権団体によると去年、おととしの２年間に新疆ウイグル自治区で対立によって命を落とした人はおよそ７００人に達している。
≫続いてのニュースなんですがハリソンさんと呼ぶのもフォードさんと呼ぶのもハリソン・フォードさんと呼ぶのもちょっと、しっくりこないので申し訳ありませんが今回は敬称を略してお伝えさせていただきます。
ハリウッド俳優のハリソン・フォード。
自らが操縦する小型機が墜落してご本人は重傷を負っています。
≫墜落直前の小型機の様子を、偶然近所の住民が撮影していた。
もう一度。
小型機が緩やかに下がっていく様子が映し出されている。
映画「インディ・ジョーンズ」や「スター・ウォーズ」で知られるハリウッド俳優ハリソン・フォード。
自らが操縦する飛行機が、墜落した。
機体の後ろには芝生がえぐられた跡。
折れ曲がった先端部分からは衝撃の強さがうかがえる。
墜落直前エンジンの故障を告げるハリソン・フォードと管制官との緊迫したやり取りの音声がある。
≫事故は離陸直後に起こった。
飛び立ったサンタモニカ空港から墜落したゴルフ場は目と鼻の先。
すぐそばには住宅街が広がっていて一歩間違えば大惨事になっていた可能性がある。
≫ハリソン・フォードは頭部に傷を負ったものの搬送されるとき、意識ははっきりしていたという。
≫大の航空機好きで１９６０年代から操縦かんを握ってきたというハリソン・フォード。
かつて、遭難者の救助にヘリで関わったこともあるほど。
これまでにも今回墜落した小型機と同じ型の機体を飛ばす姿が見られていた。
これは、第２次世界大戦中の単発エンジンの２人乗り訓練機つまり、作られたのはおよそ７０年前ということになる。
航空機の専門家によるとこのような古い飛行機は日本の基準では飛ぶことは難しいという。
古い機体は不具合が出てくる可能性があるがそれを整備するのは困難だからだ。
ハリソン・フォードは現在も入院中だ。
息子がその状態についてツイートしている。
≫続いてはこのニュースなんですね。
今まで、与党である自民党と公明党はいろいろな安全保障について話し合ってきているようですが今日はいよいよ安保の本丸といってもいいかもしれません。
後ろにあります集団的自衛権について話し合いが始まったというところなんですが今日はこれに関して２つの法律が改正に向かうようなのでそれをちょっと見てみたい。
まず、１つ目が武力攻撃事態法という法律。
今まではというか今はどうかといえばですねこれ、専守防衛の国ですから現在の日本は。
こういうタイミングまでこないとこういう局面にならないとこの武力攻撃というのができないんだという縛りがある。
どう変わっていくのか。
それから、もう１つの法律も見ていきます。
周辺事態法。
これは、朝鮮有事の際を見据えて周辺で、あることが起きた場合にここまでは武力行使はできませんよという縛りがあった。
今後どう変わるのかこの２点に絞って今日は、考えてみます。
≫専守防衛に徹する。
日本が戦後７０年守ってきたものが変わるのか。
今日、政府と与党は他国に対する攻撃でも自衛隊が武力行使する集団的自衛権について話し合った。
これまで自衛隊が武力行使に出る際の対応について、定めていた法律の１つが武力攻撃事態法だ。
具体的に、自衛隊が武力行使に出られるとしているのは２つのケースだけだ。
日本への武力攻撃が発生した事態と武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態。
専守防衛の原則を踏まえ他国の軍隊が日本に迫ってきていたとしても明白に攻撃されると判断できない限り自衛隊は武力行使できなかった。
これが今回、大きく変わる。
政府は今日、集団的自衛権を使えるようにするためにこの武力攻撃事態法の改正を提案したのだ。
つまり、基本的に日本が攻撃を受けたときだけ認めていた武力行使について日本が攻撃を受けていなくても密接な関係にある他国が攻撃を受けた場合に可能とするのだ。
政府は集団的自衛権を使う例として日本への攻撃準備をしている他国軍に領域外でアメリカ軍が応戦した場合自衛隊がそのアメリカ艦船を守るために反撃すること。
また、アメリカに向けて発射された弾道ミサイルを撃ち落とすための軍事行動などを取り上げてきた。
また、安倍総理は中東・ホルムズ海峡での機雷除去にも前向きで条件次第で自衛隊を派遣する考えを示してきた。
≫これまで一度も自衛隊は武力行使を行ってこなかった。
今後、具体的にはどういうときに集団的自衛権を使って、自衛隊が武力行使することになるのか。
公明党からは具体的な内容について注文が出た。
≫更に、集団的自衛権を使えると判断する条件を明確に法律に盛り込むよう要望した。
≫今回の一連の法改正で他国軍の戦闘支援の在り方についても変わる。
これまでは、周辺事態法によって事実上、日本周辺に限ってアメリカ軍の戦闘支援だけを認めてきた。
この周辺事態法も改正され世界中どこでもアメリカ軍に限らず、他国軍の支援が可能となる。
また、武器の使用についてもこれまで正当防衛だけだったものが与えられた任務を遂行するためにも使用できるよう広がる可能性がある。
日本の危機だけに対応してきた自衛隊の形は大きく変わろうとしている。
≫公明党が歯止めをなんとかという流れになってはいるようですけれどもどう変わっていくか。
これについては、今日のゲストの古賀さんにも、後ほど伺うんでその前に、いいですか。
もう１つ集団的自衛権プラスこの文官統制というのがありまして簡単に言えば防衛省の中でいうと背広のほうが制服より決定権に関して優位というのが例の文民統制シビリアンコントロールのほうを支えているという考え方あったわけですがこれが閣議決定でどうやらなくなるということですね。
≫今日、政府は防衛省設置法の改正案を、閣議決定した。
文民である政治家が自衛隊についての決定権を持つ文民統制シビリアンコントロール。
これを支える仕組みの１つとして防衛省では自衛隊幹部よりも背広組といわれる官僚が優位だとする文官統制がなされてきた。
官僚が、一定の歯止め役を果たしてきた形だ。
今回の改正案では、これを見直し自衛隊幹部と官僚が対等な立場となる。
政府は、ミサイル対応などで時間のロスがなくなると意思決定が迅速化するメリットを強調する。
中谷防衛大臣は…。
≫安倍総理は…。
≫政府は今の国会で法改正を目指す考えだ。
≫というように、これ以外にもいろいろあるわけですがいろいろな項目やいろいろな文言がどんどん動いてきているわけですね。
古賀さんは、全体を見渡してどんなご意見をお持ちですか。
≫安倍政権が始まってから最初、国家安全保障会議っていうのができましたよね。
それから特定秘密保護法が出て武器輸出もほぼ全面解禁に近いような形で解禁して、今はＯＤＡでも軍関係に使えるようにしようとかどんどん進んで、今は本丸の集団的自衛権の議論を細かく始めているという感じなんですけど。
１個１個、出てくるんですね。
それで、それぞれが非常に難しくて、言葉の定義の話になってきますね、常に。
だから、なんかよくわかんないなと思う人が多いと思うんですよ。
気づいてみたら要するにできないといっていたことができないのができるできないのができるというふうにずっと１個１個、１から２０まであれば今は１から１０くらいまできましたとそういう感じでずっといって憲法改正もあるし、本当はもっとその先まであるかもしれないなということ。
だけど、その先に私たちはどういう国を目指しているのかなというそこの議論があまりないなという感じだと思うんです。
だから、すごく不思議な感じがするんですけどもそこが、実はもう、変わっちゃっているんじゃないかなって日本という国が。
そういう話があって。
ある総理経験者の奥様が、こういうことをおっしゃってたっていうんですが中東の大使館の大使のご夫人とかとお話をしていて、日本はとってもいい国だったのにねという会話があるらしいんです。
で、いい国だったというのは日本というのは、世界有数の経済的繁栄を誇っているしなんでもほしいものがあるし非常に高い文化的なレベルというのがあるしそれから、ヨーロッパやアメリカと違ってイスラムとかアラブ人に対する偏見が非常に少ないと。
住んでいて、非常に気持ちいいし何よりも安全で、テロなんか全然心配しなくていいという国で一方もちろんヨーロッパやアメリカもすばらしい国なんですけどやっぱり、中東の方々が住んでいて、テロが怖いとかあるいは差別があるとか。
そういう、いろんなことを感じながら、日本にいるってラッキーねという感じがあったらしいんです。
ところが、それがだったになった。
それは、やっぱりそういう人たちから見て、日本というのが変わっていますよと。
なんで、そういうことが起きたかっていうとやっぱり安倍総理がエジプトで、ＩＳＩＬと戦う周辺各国への支援という言葉から始まって、そのあと、とにかく外から見ていると日本はアメリカと一緒なんだと。
アメリカと一緒に世界に出て行くんだと。
アメリカと一緒に戦争をするんだというイメージばかりが伝わってくるっていうんですね。
そうすると非常に心配になってくるのが日本はもう、アメリカと同じなんだというふうに思われちゃって。
ということは、アメリカの敵が日本の敵になっていくと。
日本というのはテロにあまり慣れていない国ですからアメリカはテロに慣れていますけどもそういう意味だと日本って実は一番、危ない国になっちゃうんじゃないのと。
そういう国の大使館の中には警戒レベルを上げているというような話も出てきているということで。
世界はそういうふうに見ているのかなというのが非常に心配なんですね。
そういう話をたくさん聞くんですがじゃあ、一体私たちはそれを目指しているのか。
でも、全然違う国を目指しているのかと。
そこの議論がないじゃないですか。
≫１つ１つの非常に難しいディテールがどんどん積み上げられていくという印象ですね。
≫そうですね。
その中でじゃあ、安倍さんはどういう国を目指しているのかなといろいろ今、どんどん政策が矢継ぎ早に出ていますけれどもそれを見たときにですねちょっと、この間の２月１２日の施政方針演説で安倍さんがこういうことを語ったんです。
これは非常にいいことが書いてあるんです。
ここには。
日本は非常に小さい国かもしれないけれども国民みんなが心を１つにして国力を盛んにするならば世界で活躍する国になることは決して困難ではない。
岩倉具視の言った明治時代の話です。
そのときにいった言葉。
これを見ると、そうだな。
俺たちも頑張らなくちゃとみんな思うかもしれない。
明治の日本人にできて今の日本人にできないことはありませんと。
だから、みんなで頑張りましょうよという。
まあ、なるほどなという感じがするんですが、実はこの前に、安倍さんの言葉でこういうのが入っていまして。
明治国家の礎を築いた岩倉具視は近代化が進んだ欧米列強の姿を目の当たりにした後このように述べていますということなんですね。
こういうのにつながっているんですけど。
ということはですね明治時代に富国強兵、殖産興業で欧米を夢見てああいう列強になるんだと。
あの帝国主義のものすごい争いの中に自分たちも入っていける強い国になるんだと。
それを夢見て心を合わせてやっていた。
あの時代はすばらしかったじゃないかと。
あれを思い出そうよというのが安倍さんのあの呼びかけなのかなというふうに理解したんです。
ですから、そういうふうに考えたら怖いなというふうにも思ったんですけど。
もちろん、そういう国を目指したいという人もいるのかもしれないですね。
ですけど、私は日本人の大半はそういうことを望んでいるというふうには思えなくて。
やっぱり、国民にもし心を１つに頑張ろうって呼びかけるのであればもっと違う時期があったと思うんです。
敗戦の廃虚の中からもう、飢え死にするぞっていうくらい苦しい中から国民が本当に心を１つにしてずっと頑張ってきた。
そうしたら気がついてみたら日本は世界でも有数の経済大国。
大国がいいわけじゃないですけど国民の生活も非常に豊かになりましたよね。
それがすばらしい。
しかも、これが一番すごいんですが７０年間、１回も戦争をしないでしかも、世界で１回も、もちろん人を殺したことがないと。
これだけの大国でそんな国はないですね。
アメリカはもちろん年中やっていますがイギリスだってフランスだってあちこちで戦争しています。
そういう大国の中に日本も入れてくれということを安倍さんはやりたいのかなというふうに見えちゃうんですね。
で、でもそういうふうに考えると確かに今やっていることは全部、必要だよねと。
イギリスと同じようになりたいんだったら必要だよねと思えるので。
やっぱり、そこをちゃんと議論をしてほしいなというふうに思うんですね。
また、こういうことを言うと官邸とかそういうところからいろいろ怒られちゃったりしてご迷惑がかかったりするのかなと思うんですがやっぱり、日本が目指すべき道は安倍さんのように列強を目指す道なのかそれともいやいや、そうじゃない。
今までやってきた、日本の平和大国としての僕は平和大国といえばいいと思うんですけど。
平和大国としての歩みをそこに誇りを持ってむしろそれをもっともっと強化していくんだという道を選ぶのか。
その間もあるかもしれないですけど。
そこをちゃんと議論してほしいな。
ですから安倍さんの道がいいという人はアイアム・アベですよ。
だけど、全然違いますよ。
平和大国を目指すんですよという人は僕はこの間、言ったらものすごく怒られちゃったんですがアイアム・ノット・アベと。
世界に発信しないと。
世界はもう、安倍さんを見ているわけですよ。
アメリカと一緒になるんだと思っているので僕は今手遅れに近いかもしれないですけどそのイメージを崩すのは簡単ですけどももう１回戻したいなというふうに思ってるんですね。
そういうことを皆さんで議論してほしいなと思います。
≫こちら、大手コンビニ各社の売上高を示したものなんですがこちらの３位のファミリーマートと４位のサークルＫサンクスが一緒になるようなんです。
これで、売上高は、単純に計算してなんですけども一気に、２位に躍り出ます。
名前はどうなるんでしょうね。
≫ファミリーマートと斜め向かい側にサンクス。
ファミリーマートと通りを挟んだ向かい側にまた、サンクス。
統合すれば、近くにあるこのコンビニ全てが同じブランドになる可能性があります。
≫出店競争の過熱で飽和状態にあるコンビニ業界。
再編の流れが加速する中大きな動きがあった。
業界３位のファミリーマートと４位のサークルＫサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスが経営統合を視野に協議を進めていることが明らかになった。
統合すれば、コンビニの店舗数は１万７６００店になる。
業界トップに躍り出る。
ただ、売上高ではおよそ２兆６２００億円と首位のセブン‐イレブンを下回ることになる。
気になる店名は一本化することも協議される見通しだ。
今、コンビニ業界はトップのセブン‐イレブンが一人勝ちの状態だ。
規模の力で大量仕入れを行いコストを削減。
そして、利益率の高いプライベートブランド商品の開発を強化し売り上げを伸ばし続けている。
一方、去年４月の消費税増税以降ほかのコンビニではマイナスが続いている。
サークルＫサンクスの１日１店あたりの売上高を見るとセブン‐イレブンとの間には２０万円以上の開きがある。
こうした状況からサークルＫサンクスでは西日本を中心にフランチャイズ店が相次いでセブン‐イレブンやローソンに鞍替えする事態となっていた。
生き残りをかけ統合による規模拡大に踏み切った両社。
物流や商品開発を共通化することで収益力を高めセブン‐イレブンを追撃したい考えだ。
コンビニ業界の再編は３強時代という最終局面を迎える。
≫今日、お昼の「ワイド！スクランブル」を見ておりましたら司会の橋本大二郎さんのひと口メモ的なところでいいことをおっしゃるなと思ったんですけど。
やっぱり、こうやって統合に向かっていって１つになったら規模が大きくなっていろんな納入業者の方に交渉しやすくなる。
交渉がすごくうまく進むというニュースを伝えるんだけどじゃあ、反対側から見たら交渉される下請けの方々は更に厳しく絞り込まれるんじゃないかという不安がありますよね。
はい次、徹子さんって≫群馬大学の医学部附属病院に関してですけど今日、遺族側の弁護士の方々が会見を開きました。
この前の大学側の会見とは随分と違います。
≫群馬大学医学部附属病院での腹腔鏡手術で２０１０年から去年の６月までに患者８人が死亡した問題。
今週火曜日には病院側が過失を認め調査報告の内容を公表した。
それから３日。
遺族側弁護団は、今日病院側の調査報告に対し多数の問題点を指摘した。
例えばインフォームド・コンセント。
手術の際の事前説明と合意については…。
≫これは、遺族から提供を受けた２人の手術の同意書。
本来は手術の方式の説明や注意事項などもっと多くの記載があるはずだという。
そこには、手術方式の腹腔鏡という文字はない。
一方の同意書にはうっすらと手書きで記載されているだけだ。
これで、十分な説明がされたとは考えにくい。
遺族側弁護団は何よりも、事実を明らかにする更なる調査が必要だとした。
現在、当該の医師や診療科長に直接話を聞く機会を設けるよう病院側に申し入れているがまだ、実現はしていない。
最終的には、刑事告訴も視野に入っているという。
≫一方、病院側は今回の会見の内容を精査していないのでコメントできないとしている。
≫今後、さまざまな動きになってくると思います。
また、そうじゃなきゃいけない事案ですよね。
≫妻子ある議員と仲のいい写真が週刊誌に掲載された中川郁子農水政務官が入院していることがわかりました。
≫先月２３日の夜妻子ある自民党門博文衆院議員と路上でキスした写真を一部週刊誌に掲載された中川郁子農水政務官。
昨日から入院したことがわかった。
≫この日は、西川前農水大臣が辞任した日で農水政務官として当事者意識に欠けている。
更迭して当然だと、野党側は辞任を求めている。
中川政務官は私の職責を尽くすことには特段の支障がなかったなどとしたコメントを出していて政府や与党内からはとりあえずは療養するんだろうと声が出ていて静観の構えを見せている。
≫今日は太平洋側を中心に雲が多い１日となりました。
今、日本付近は長い雲の通り道になっていて特に、太平洋側に雲がかかりやすくなっています。
この週末もぐずついた天気となりそうです。
土日の天気、まずは西日本です。
明日は高松や大阪ではにわか雨がありそうです。
ただ、あさってには青空が戻って気温も１５度前後まで上がるでしょう。
鹿児島は夜遅くから雨が降り出しそうです。
東京は土日ともにすっきりしません。
特に明日は、１日中冷たい雨が降ったりやんだりです。
日中でも７度までしか上がりません。
一方、日本海側は日差しが出る時間もあるでしょう。
明日雨の東京は花粉も少ない予想になっています。
この週末、注意が必要なのは西日本です。
特に日曜日は、広い範囲で非常に多く飛びそうです。
春を感じた今週とは変わって、来週は冬に逆戻りしそうです。
というのも、月曜日になると真冬並みの寒気がじわじわと迫ってくるんですね。
火曜日には、一気に西日本まで流れ込みます。
これほど強い寒気がくるのは１か月ぶりのことなんです。
更に、水曜日になると日本列島をすっぽりと覆ってしまいます。
寒くなりますのでまだ、冬物はしまわないようにしてください。
≫ここでスポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
こちら、２０１２年の甲子園で春夏連覇を達成した大阪桐蔭高校です。
このときにバッテリーを組んでいた、この２人がオープン戦で初対決。
真っ向勝負です。
≫阪神・藤浪と西武・森のプロ入り後初対決が甲子園で実現。
注目の初球。
１５３キロのストレートに森がフルスイング。
いきなり、球場を沸かせると…。
２球目。
藤浪自己最速タイとなる１５７キロ。
更に、３球目も１５７キロ。
森も必死で食らいつきます。
そして、４球目。
なんと、３球連続１５７キロをたたき出し、結果はレフトフライ。
森はマウンドの藤浪に思わず…。
≫楽天・松井裕樹。
今シーズンは中継ぎ。
抑えにつなぐ重要な役割を任される。
先頭の今浪。
空振り三振。
続く荒木。
２者連続で空振り三振。
そして去年、セ・リーグ最多安打をマークした山田。
フルカウントからの７球目。
３者連続空振り三振。
これまでオープン戦３試合に登板し防御率はいまだゼロ。
大久保監督の期待に応えている。
工藤新監督のもと２年連続の日本一を狙うソフトバンクの激励会。
王会長や主力選手がそろう中孫オーナーから投手王国を目指してほしいと熱い指令を受けた工藤監督。
キャンプ最終日、開幕投手は決めたといっていたが…。
≫正式な発表ですか。
オーナーよろしいんですか？≫レンジャーズのダルビッシュがオープン戦に初登板。
メジャー４年目で初の開幕投手を務めることが有力となり注目された。
先頭打者にヒットを許すも後続をレフトフライ。
更に、変化球で三振を奪うなど無失点に抑えた。
しかし試合前から右腕の張りを訴えていたダルビッシュ。
わずか１回１２球で降板となった。
≫そしてここで来週の予告をさせてください。
メジャーリーグを取材している稲葉さんなんですが今日の取材中に予想外の出来事が起こったんです。
≫稲葉が会いたかった男は公式な会見を除けばテレビカメラの前でほとんどしゃべらない。
だから、まさかだったのだ。
≫ひと言もらえればそれで十分のつもりだった。
≫来週放送、独占イチロー。
≫イチロー選手の計らいで急遽決まりました。
３０分以上もいろんなお話じっくりしてくださっているので皆さん、来週を楽しみにしていてください。
≫イチロー選手、どんどんエスカレートしていますよね。
稲葉さんのあの感じだとじゃあ、やりましょう。
インタビューしましょう。
受けますよってなるんでしょうね。
≫北海道の小さな町下川町についてなんですがお隣の古賀さんもよく知ってらっしゃる町なんですけどそこが、バイオマスこれを盛んにやっていてすばらしい目指しているプロセスと大きな課題もあるぞというのをドイツと比べながら見ていただきます。
≫スキージャンプ葛西紀明選手をはじめ多くのメダリストを輩出してきた北海道下川町。
人口３５００人。
町の９割が森林という過疎の町。
しかし、今森林資源を生かした町づくりに多くの若者が魅了されここへ集まってきている。
この町の取り組みは２年前番組でも紹介した。
≫下川町は、木を使ったバイオマス自然エネルギーでの自立を目指してきた。
森林資源を使いお金と雇用を生み出す。
減り続けてきた人口も歯止めがかかっている。
あれから、２年。
この取り組みは着実に進んでいる。
バイオマスの暖房設備を備えた町営住宅は入居者が殺到。
暖房費はこれまでよりもはるかに安くなった。
≫暖房費が最大で３分の１まで減ったという。
ここでは林業などで出た廃材を燃料にしているためコストは大幅に下がるからだ。
更に、集合化することで雪かきの予算削減そして、高齢者の孤立も防ぐことができるのだ。
≫町が目指すエネルギーの自立。
下川町は来年バイオマスの発電事業に着手する。
町内に電気を供給し、いずれは周辺自治体の分も発電していきたいと考えている。
この日は住民らを集めた説明会。
≫説明会では、自然エネルギーの発電事業で村を再生させたドイツ・アシャ村の村長を招き成功への道筋を聞いた。
≫アシャ村では村の使用する電力の倍の量を発電し電力会社に売電することで村の収益を増やしてきたという。
下川町の取り組みを引っ張ってきた春日本部長。
≫しかし下川町が発電所建設に向け盛り上がる中、政府は突然その芽を摘みかねない制度を打ち出した。
≫電力会社に自然エネルギーの全量買い取りが義務付けられている固定価格買取制度。
しかし、政府は１月太陽光やバイオマスの買い取りに制限をかけるとした。
一方、原発などに制限はかからず優先的に電力が使われる。
自然エネルギーに制限がかけられれば事業計画も頓挫する可能性がある。
果たして下川町は大丈夫なのか。
成功したドイツのアシャ村を取材した。
首都ベルリンから車で５時間。
人口１５００人ほどの小さな田舎町だ。
まずは村長を訪ねる。
すると、開口一番こう話した。
≫村長は、日本政府の制度変更は決定的な間違いだと指摘した。
そもそも、固定価格買取制度は自然エネルギーを増やすための制度。
それに制限をかけ原発などが優先されることは矛盾していると話す。
ドイツでは長年、この制度を確実に行い自然エネルギーを最優先で使ってきたことで一気に拡大したのだ。
村は、発電による収入で潤い更に投資を続ける予定だ。
≫その言葉どおり、町にはいく先々に発電所がある。
≫ここは、４００世帯が賄えるバイオマス発電所。
そして、バイオガス発電所。
更に、メガソーラーもある。
この小さな村に５つの発電所があるのだ。
村の電力使用量の倍を発電し売り上げは３億円を超えている。
町には自然エネルギーの関連会社が次々と集まってきた。
この２０年で、アシャ村の雇用人口ともに３割増えた。
ここは、もともと公共事業に依存する村だった。
しかし、それはいつまでも続かない。
そのため、ＥＵが進めた電力自由化をきっかけに、自然エネルギーで自立できる村を目指したのだ。
≫ドイツでは、アシャ村のように自治体で発電などを行うケースが９００を超えているのだ。
更に、送電網まで買ってしまった町がある。
南西部の町シェーナウ市。
ここは、その市民らが共同で立ち上げた会社だ。
≫この会社の創業者ウルスラ・スラーデクさん。
ここで扱う電力は自然エネルギーのみ。
以前は、大手電力会社がこの地域を独占し原発の電気が使われていた。
≫自然エネルギーだけで完全に自給するには送電網の購入しかなかったのだ。
しかしそこには壮絶な戦いがあった。
≫電力会社は官僚、政治家メディアと手を組み激しい圧力をかけてきたのだ。
≫戦いの果て無事、送電網を購入。
今では発電、電力の小売も行う売り上げ１７億円というこの町最大級の企業へと成長した。
ドイツは福島の事故をきっかけに２０２２年までに全ての原発を停止させると決めた。
現在、政府は自然エネルギーを推進しシェアは２８％だ。
更に２０５０年には８０％にまで高めるとしている。
おととしまで駐日ドイツ大使を務めていたシュタンツェル氏。
大使時代には福島の事故を経験しドイツの外務省ではエネルギー政策の広報を担当した人物。
≫そして日本。
最近、下川町の周辺の町も自然エネルギーの導入を始めている。
ドイツのように、地方ではこの動きが加速してきた。
更に、下川町はその先を見据える。
発電のあとはシェーナウのように送電網まで持ち完全なエネルギーの自立を考えているのだ。
しかし、その足を引っ張るような制度変更。
国は、この動きを止めていいのだろうか。
≫びっくりしたのは、ドイツで経産官僚が出てきてまさに逆古賀さんみたいなキャラで。
ああいうのをガンガン討論している結果、そういう場があってそれを公開しているんですね。
≫本当に日本とドイツで随分違うなって。
時間の流れっていうのが随分、日本は遅れちゃったんですけど。
この時代、さっきシュタンツェルさんという前の大使が出てきましたがあのシュタンツェルさんとそれから、当時の大統領がですね日本に来られたときに私、呼ばれて話をしたことがあるんですけど非常に印象的なことを言われたんです。
ドイツと日本を並べてみましょうと。
イメージとしてはドイツというのは科学技術で自然を克服し管理して、それで豊かになると。
日本は科学技術よりもどちらかというと自然というのを信じる国じゃないんですかと。
石ころ１つ１つにも神様が宿るっていうじゃないですかと。
そういうイメージを持って。
その２つが福島の事故を見て普通に考えると、ドイツは更に技術のレベルを上げて、絶対事故を起こさない原発を造ろうと。
日本は、いや、やっぱり技術なんて信じちゃだめだと自然エネルギーに特化しようというほうに行くんじゃないかと思ったら、全然逆でしたよねと。
なんでこんなに違うんでしょうという問いかけをされたんです、私。
≫神道、日本の精神的なものはいろいろなものに神、精霊が宿る。
この考え方はどこかで断ち切られたんでしょうか。
≫それを、ドイツ人から見て非常に不思議だったというんですね。
本当にこのビデオを見るとどれだけやる気を持てばいいのかって。
その前提として哲学、生き方日本人の生き方を僕はもう１回思い出したらいいんじゃないかという気がするんですね。
バイオマスというのはまさにそれで昔の山村というのはエネルギーを生産していたわけですよ。
木と炭で。
それがなくなっちゃったから貧しくなるは当たり前なんですが今、これでまた、エネルギーと農林業で再生しようという動きになっているわけですから。
さっきの安保法制で世界の列強を目指すのか平和大国を目指すのか。
エネルギーで原発大国を目指すのか自然エネルギー大国を目指すのかというのは、すごく対になっているなという感じがするんです。
≫いろんな考え方があると思うので、例えば燃えているじゃないかＣＯ２を出すんじゃないかと。
バイオマス、出すんじゃないかとお思いになる方もいらっしゃるかと思いますがこれはカーボンニュートラルといって木ですから二酸化炭素を全部懐に取り入れてそれを使っているのでプラスマイナスゼロ。
ゼロといかなくても一応、理論としては、ゼロで勘定に入らないということですよね。
≫しかもどんどん切って燃やしちゃうんじゃなくて６０年計画で１年分切ったらそこに植林すると。
６０年で回していくという。
要するに、持続可能性それをやっていくという哲学もあるし。
でも、ドイツと同じように大変な苦労がこれから待っていると思うんです。
現にそういう動きというのは下川町でも出るんですね。
これだけ長い道のりだから無理してやって大丈夫なのか、それより公共事業のほうがいいんじゃないかとかあるいは、国に補助金の制度がこんなのあるよとかそっちにいきたいみたいなそれは、町長も春日さんたちも、ものすごいそこを住民に説得しながらやっていくというのをやっているんですけどドイツの事例を見ればやっぱりいかに続けるということが大事か。
下川町は昔財政破綻する直前に、そのときの町長が国有林、有り金はたいて買ったというその財産が今生きてるんですね。
≫そういうことなんですか。
いろいろあるな…。
2015/03/06(金) 21:54〜23:10
ＡＢＣテレビ１
報道ステーション[デ][字]

集団的自衛権の行使へ…法案協議の歯止めは？▽ハリソン・フォードの自家用機墜落…でも無事▽葛西の故郷・下川町…バイオマス発電なるか？ドイツに学ぶ成功への取り組み！

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
【コメンテーター】
恵村順一郎（朝日新聞論説委員）
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
◇おしらせ
☆番組ＨＰ

http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース／報道 – 定時・総合
ニュース／報道 – 特集・ドキュメント
ニュース／報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード（ステレオ）
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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