(最終回)BOSS #11 2015.03.06


野立!?
(真実)今の車に野立さんが!?
(山村)総監も!?大澤より至急。
対象者を乗せた3号車。
A方向追尾願います。
至急お願いします!
(真実)どういうこと?総監が危ない。
(花形)誘拐された!?間違いない。
野立さんも!?
(銃声)さっきのバイクのやつ誰だ?
(佐山)5年前爆弾魔に仕立て上げて罪をかぶせた男です。
うまく利用したんですがその後しつこくて。
殺しとけよ。
(丹波)大山警視総監が誘拐されました。
(どよめき)
(丹波)首謀者は反政府組織黒い月。
なお同行してた野立参事官補佐も誘拐されたもようです。
小野田さんは?
(片桐)4カ所刺されていて意識不明の重体です。
今警察病院にいます。
(片桐)この2〜3日は予断を許さない状況だと。
また狙われるかもしれないから気を抜かないように。
(片桐)はい。
(山村)今の話だとそれも野立さんが?
(片桐)おそらく野立さんとつながってる黒い月のメンバーだろう。
「野立さん」じゃなく野立。
(片桐)小野田さんは裏金汚職の証拠をつかんだ。
それで刺された。
(花形)それも裏金疑惑を隠ぺいするため?
(片桐)ああ。
野立さんも黒い月のメンバー?「野立さん」じゃなく野立。
(花形)僕らをだまして対策室をつくり汚職していたと!?
(真実)信じられない。
分かったわね。
誰か1人幹部に協力してもらわないと司令部の情報がこっちに入ってこない。
屋田さんを呼んだから。
(屋田)どういうことだ?お呼び立てして申し訳ありません。
でもここじゃないと話せないことなんで。
野立は黒い月とつながっていました。
この裏金全てに野立君がかかわっていたと?
(片桐)まだ確証はつかめていません。
ただ今までの証拠を総合して考えると…。
作業員のユニホームがホールの機械室にあったそうです。
黒い月のメンバーはその格好で会場に入った。
作業員を呼ぶように命じたのは野立さんでした。
《すぐ直させろ。
業者に連絡だ》
(岩井)当日の警備を減らしたんも野立さん。
間違いないですね。
「野立さん」じゃない。
野立。
個人的にも金をプールしてるはずです。
銀行口座さえ調べることができれば…。
よし。
じゃそれは俺がやろう。
無駄ね。
きっと海外のタックスヘイブンの銀行にでも預けてる。
たどりようがない。
警察官がテロリストと手を握るなんて。
許せません。
とにかく総監拉致特別チームが組まれた。
指揮を執るのは丹波部長。
そしてわたしが野立に代わって君たちの指揮権を持つことになった。
君たちには働いてもらう。
分かりました。
(警察官)黒い月から電話です!
(丹波)つないでくれ。
もしもし。
(高倉)黒い月だ。
(丹波)刑事部長の丹波だ。
君たちの要求は何だ?
(高倉)調布刑務所に入ってる伊藤仁小田切秀夫肥後淳の釈放だ。
期限は24時間。
明日の4時までに3人を釈放しろ。
場所は追って連絡する。
待て。
総監が無事だという証拠は?メール送ったよ。
(警察官)メール来てます!
(どよめき)
(警察官たち)総監!総監!幸い肋骨が2本折れてるだけだそうよ。
この書類は何?
(健吾)俺は5年前の無実を晴らす証拠を集めているんだ。
自分の手でな。
あのホールの騒ぎも俺のせいになっているのか?俺は警察なんて信用していない。
自分の手で無実を証明する。
だからこんな目に遭ったんでしょう?何だと!?信用した結果が5年の懲役だろうが!5年前の捜査にわたしはいなかった。
今度はわたしがいる。
それが全て。
素人は黙ってて。
(真実)ボスは池上健吾が無実だと?5年前からね。
わたしも何とか探ろうとした。
でも捜査の壁は厚かった。
もしかしたらそのころから黒い月とつながっている警察幹部の妨害があったのかも。
はい。
(高倉)大澤絵里子さんか?そうだけど。
(高倉)交渉の窓口はあんたにした。
高倉龍平ね。
ああ。
釈放の準備は?わたしは知らない。
知らないわけないって。
その程度の嘘しかつけねえようじゃまあ大したことねえな。
わたし根が正直だから嘘つけないの。
フフッ。
顔が見たい。
見せてあげるわよ。
逮捕のときにたっぷりと。
面白い。
気に入った。
で?法務大臣の許可も必要。
時間もかかってる。
とても24時間じゃ無理。
あんたに俺からプレゼント贈っとく。
えっ?時間あんだろ?ゆっくり楽しんで。
横の眼鏡にもよろしくな。
じゃ。
(通話の切れる音)番号調べますか?おそらく無理。
どうかしました?小野田さんが危ない。
(真実)えっ?
(銃声)
(岩井)こらぁ!
(岩井)ううっ!?
(花形)待て!
(岩井)うっ…。
うっ。
(片桐)岩井!?おい頼むぞ!
(花形)岩井さん!やってもうたな…。
(花形)しっかり。
花形…。
今まで悪かったな…。
色々乱暴して。
(花形)何言ってんすか!ポケット…。
(花形)えっ?ポケット見てくれ。
(花形)あった。
俺の…夢や。
(花形)夢?果たせへんかったけどな…。
(花形)岩井さん。
残念や。
もうしゃべらなくていいですよ。
「本命野立。
愛人片桐。
アバンチュール花形」何ですかこれ?
(岩井)俺のパラダイスや…。
い…岩井さん!
(真実)何やってんですか?
(岩井)あれ…。
(真実)何もなってないじゃないのよ!
(岩井)嘘!?えっ?
(花形)えーっ?
(岩井)あっ?ぬれてる思うたら脇汗やこれ。
(笑い声)
(真実)アホか?
(岩井)返して。
(花形)アホか?アホです。
(片桐)小野田さんに反応があったっていうんで来てみたんですが…。
黒い月の手下でした。
でも無事でよかった。
(蹴る音)
(岩井)あ…ああっ!
(花形)ああーっ!はい。
(山村)ボス。
大変です!東京中央変電所で爆発物とみられる不審物が発見されました!
(隊員)何だ!?
(隊員)こんなの見たことがない!
(タイマー音)これが爆弾!?
(玲子)これ燃料気化爆弾よ!
(山村)燃料気化爆弾!?
(真実)アメリカやロシアが核兵器の代わりに所有してる爆弾です。
(花形)ええっ!?
(玲子)ウラニウムのような特殊な材料を用いずに作れる。
これは爆弾というよりむしろ兵器よ。
威力は?大きさは自由自在。
タイマーは残り2時間切ってます。
(真実)彼らの目的は首都圏制圧!?いや。
大パニックや。
そのすきに乗じるつもりや。
(片桐)そうですか。
燃料気化爆弾の解除経験のある者は日本にはいません。
(丹波)解除できない!?くそ!半径5km以内の住民を全員避難させましょう。
(野垣)何の用だ?貧乳。
むしろ巨乳。
肩凝っちゃって。
これが仕掛けられた爆弾。
この爆弾の製造方法仕組みについてはあなたしか分かる人がいないと思います。
俺が協力すると思うのか?お願いをしています。
お前にはプライドというものがないのか?俺は死刑になる。
交換するものが何もない。
爆弾の製造に関してあなたはナンバーワン。
その誇りは守られると思います。
じゃあお前も守ってみるか?お前のプライドを。
命を懸けて守ってみるか?あなたはそんなことはしない。
殺すなら爆弾で殺す。
それがあなたのプライド。
殺人犯だろうが事件解決のためなら頭を下げる。
それがわたしのプライド。
(笑い声)気の強い女だ。
ふん。
泣いてる顔を見てみたかったがな。
この前もお前にはだまされた。
まんまと。
ふん。
敵ながらあっぱれというやつだ。
そうだと思ってました。
野垣さんわたしのこと好きだろうなって。
言うねぇ。
似た者同士ですもんねわたしたち。
ふん。
これで少し面白くなってきたな。
お前の泣いた顔を見たかったがまあいいや。
コーヒー。
お茶でも飲みながらゆっくりやりましょう。
さて始めましょうか。
(野垣)まあしかしこんなにややこしいもんよく作ったな。
ええ。
(野垣)ややこしい上にちょっとでも扱いを間違えると瞬時に爆発だ。
なあ?ホントに俺でいいのか?信じてます。
あなたのプライド。
(野垣)解除の方法はタイマーから出ている導線のうち中央と右を切れ。
タイマーから出ている導線のうち中央と右を切断。
待て!
(真実)待ってください。
危ねえ。
頼むよおい。
おいいくぞ。
タイマーから出ている導線のうち中央と左を切れ。
訂正です。
中央と左を切断。
ひ…左だね?タイマーから出てる導線のうち中央と左を切断。
(野垣)よし。
次に切ったタイマー側の導線を直列に結べ。
(真実)切ったタイマー側の導線を直列に結んで。
タ…タイマー側の導線を直列に結んで!いいーっ。
(野垣)よし。
次に切った爆弾側の導線も直列に結べ。
(真実)切った爆弾側の導線も直列に結んで。
切った爆弾側の導線も直列に結んで!
(野垣)さていよいよだな。
本体側にふたが見えるはずだ。
そのふたの中身が起爆制御装置だ。
ふたを外せ。
その中に赤と青の導線が見えるはずだ。
本体側の…。
(野垣)本体側のふたを…。
ふたを…。
(野垣)外してください。
外してください。
(野垣)そう。
(山村)ふふふふ…ふたふた…。
はは…外して。
赤の導線と青の導線が見えます。
赤は爆薬の入った筒につながり青はすぐそばの黒い箱につながってる。
さていよいよ最後だな。
赤の導線を切れば解除だ。
(真実)赤の導線を切れば解除。
赤の導線切ってください。
(隊員)確かですか?
(隊員)時間がないぞ!待って!
(真実)待ってください。
(山村)待って!待って!赤じゃない。
青!赤だ!青!赤だ!早く!
(野垣)赤だ!青!切断!
(山村)青です!は…早くー!
(山村)あっ…。
解除…できました。
(息遣い)
(真実)解除できました。
ふうーっ。
ああー。
わたし分かっちゃった。
最後にだまそうと思ったら途中は不自然なほど真剣なふりをする。
これわたしも使いますから。
ごめんなさい。
似た者同士で。
お前の泣き顔が見たかっただけだ。
ありがとうございました。
カワイイ。
(ノック)
(ため息)何!?釈放された時点で交換場所を教えるだと?
(屋田)運転手に大澤絵里子を指名してきました。
そして交換場所の半径3km以内に黒い月のメンバーを配置し警官を見掛けたら即取引を中止すると。
大丈夫か?
(片桐)この調布刑務所から出てくることを考えれば取引場所は限定されます。
取引場所に近づかせないと思う。
だったらなおさら危険やな。
でも燃料気化爆弾を作るような連中ですよ。
まんまと乗っかったら何が仕掛けてあるか分からない。
大丈夫。
最高幹部が一緒よ。
車も警察車両を使う。
少なくとも取引場所までは安全だわ。
(片桐)どう出ますか?野立の猿芝居に乗るしかない。
総監が殺される前に救い出しやつを殺す。
そのワンチャンスに賭けるしかない。
交渉は木元とわたし。
それから屋田さんお願いできますか?分かった。
みんなはフォローをよろしく。
(一同)はい。
やっぱりあなたの友人は黒い月とつながってたわ。
わたしが捕まえるから。

(屋田)池上健吾が脱走した!?警備の裏をかかれました。
一瞬のすきを突いて…。
(屋田)何をやってるんだ!おそらく黒い月を追い掛けると思います。
黒い月…。
あしたの交渉に支障は?交渉の話をしました。
話したのか!?つい…。
バカな。
すいません。
対策室のメンバーで何としても捜し出して捕まえます。
彼の足はバイクしかない。
分かるはずです。
絶対に交渉の邪魔はさせるな。
総監の命が懸かっている。
はい。
間もなく調布刑務所です。
(伊藤)行こうか。
ドア。
(小田切)運転手だろ?
(笑い声)
(テロリスト)うわっ!手と足引っ込めてください。
ケガしますよ。
(ドアを閉める音)
(高倉)西多摩第3倉庫跡地だ。
ただし…。
半径3km以内には誰も入れんな。
見つけたら即総監を射殺する。
いいな?ずいぶん用心深いのねぇ。
(高倉)ああ。
ホントはビビってんじゃないの?
(高倉)怒らせようとしても無駄だ。
(警察官)車両30台。
警官100人で追尾させてますが。
(丹波)半径3km圏外周に非常線を張れ。
(警察官)はっ。
(丹波)やつらの指示に従う。
総監の無事救出が最重要事項だ。
後は対策室の連中に任せよう。
高倉!
(高倉)フフッ。
高倉龍平。
最後に聞かせて。
どうしてこんなことを?
(高倉)腐った日本をたたきつぶす。
こんだけ国がでたらめで暴動ひとつ起きない国は日本だけだ。
この国のやつらはひっぱたかないと目が覚めない。
変えてやるよ。
俺がこの国を。
そのために誰かが犠牲になっても?革命に犠牲は付き物だ!雑魚が死ぬのはしょうがねえんだよ。
確かにあなたは雑魚じゃないものね。
雑魚に失礼よ。
雑魚にすらなれない想像力のないただの卑劣な犯罪者。
ふん。
見解の相違だ。
残念だ。
大澤絵里子。
総監。
待って。
同時に。
あの男…。
「俺がこの国を変える」という表現を使った。
(真実)それが?普通ある種の組織の人間は「俺が」ではなく「われわれが」という表現をあえて使うもの。
高倉の本当の目的は幹部たちの釈放じゃない!
(銃声)総監。
(銃声)野立!
(屋田)総監!木元フォロー!
(真実)はい。
(高倉)お前ら頭悪いんだもん。
引き継がしてもらうよ。
(銃声)
(銃声)総監。
野立追って!
(真実)はい。
総監!?総監…。
(屋田)どうだ!?心臓いってる…。
脈が…。
総監!救急車呼びます。
(屋田)うん。
俺は野立を。
はい。
(バイクの走行音)
(佐山)池上?・
(タイマー音)
(高倉)待て。
爆弾が仕掛けられてる。
おい。
(サイレン)マル被大沢班の車両を奪い西多摩第3倉庫から逃走中。
(警官たち)止まれ!おい!止まれ!うわっ!第2検問ポイント突破されました!野立!
(銃声)あっ…。
ああ…。
あっ…。
(銃声)あっ…。
あっ…あっ。
あ…あっ。
絵里…あっ…。
ホントに彼が裏金を?今となってはもうどうでも…。
木元行くよ!はい。
(ため息)
(屋田)「総監を殺すから命だけは助けてくれ」か。
哀れな最期だな。
屋田さん。
ところで今の何ですか?スイスの銀行預金の口座番号。
裏金がプールしてある。
何言ってんだ?君は。
野立のポケットに入れたでしょ?そっから見てましたから。
ってか本人見てましたから。
もういいですよ。
野立さん。
いいから。
ああー。
もう長いよこの芝居。
ふうーっ。
ヘヘヘ。
これ動かぬ証拠ってやつ。
撮った?
(真実)はーい。
ばっちりです。
いい絵撮れました。
バ…バカな。
あっこれはねこうなってるんだ。
(真実)わたしが科捜研に行って作ってもらったんですよ。
まだまだ仕込んであるんですよ。
マミリン。
もういいって。
もうもうもうもう…。
(銃声)あっ。
痛…くなかったなぁ。
さっき痛かったんだよ。
そしてこれは空砲。
(銃声)さっき取り換えました。
最初から分かってた。
ホールで擦れ違ったときの野立のサイン。
あれはねバディ時代のサイン。
「ヤバいかも」っていうね。
でわたしが「了解」って。
笑ってるからさ相当ヤバいんだと思って。
その後片桐に裏金汚職の話を聞いた。
そのときに片桐が気が付いた。
野立会のちらしに。
俺の部屋があんたに盗聴されていたのは気付いていましたよ。
それであのちらしを渡したんです。
声出せなかったからね。
そこで木元に調べさせた。
対策室もひそかに調べたらやっぱり盗聴器が仕掛けてあった。
ということは当然黒幕がいる。
野立の部屋と対策室に盗聴器を仕掛けられるのはあなたしかいない。
俺も調べてた。
黒幕が警察の内部にいることも分かってた。
だけど確証がなかった。
黒い月とつながっている証拠も。
だけどあんただとしたら次に狙うのは総監だ。
だからあんたが用意をした警備の警官たちを当日に減らしたんだ。
念のためにな。
だけど予想外のことが起こったわけだ。
《行ってくれ》
(高倉)《了解です。
ボス》だから大澤に合図を送ったんだ。
分からないようにな。
そこで考えた。
野立を犯人だと思ってる芝居をしようって。
《野立は黒い月とつながっていました》そうしたら当然あなたは高倉に連絡をする。
《利用しない手はない》しばらく生かしておけって。
(高倉)《あんたはしばらく殺さないことにした》全部芝居だったと?
(真実)もちろん。
盗聴されてから屋田さんがいないとこでもしっかりやりました。
みんな乗り乗りで。
(花形)《この高倉と野立さんがつながってるってことですか!?》《「野立さん」じゃない。
野立》
(真実)《本当に許せない》一方で裏金汚職の確固たる証拠を何としてもつかもうと動いてた。
でもなかなかつかめなかった。
おそらく野立が死ねばあなたは何らかのしっぽを出すだろうなぁって思ってたの。
《野立さん。
芝居してください》《えっ?》《道具ありますから仕込んでください》《どういうこと?》面食らったよ。
いきなり芝居しろって言われても。
まっ臨機応変な俺だから対処できたけどな。
おっと危ないねこれ。
しかしお前…。
そ…総監撃ったじゃないか!・
(大山)確かに撃たれた。
いやぁ面白かったなぁ。
撃たれる芝居ってのは。
(笑い声)総監はわたしに裏金汚職の黒幕を何としてでも捕まえろと命じられた。
だから危険を犯して狙われているのを承知の上であえてあのホールに来られたんだ。
人質交換の場で総監は殺される。
だから命ごいするふりをして大山総監を俺が殺すことにした。
《俺にやらせてくれ》《その代わり俺の命だけは…》俺を服従させて優越感を感じたのか1発だけ弾を入れて渡してくれたよ。
何だそうだったんだ。
あれは驚いた。
でも総監に駆け寄ってすぐに分かったけどね。
いや。
しっ…しかし胸を撃たれて…。
あっ!これかい?ああーっ!?大事な大事なレイラちゃんからもらった名刺入れが台無しになってしまった。
ああー。
ハハハ。
(笑い声)いやいやロビンフッド君のね射撃の腕は信じてはいたが頭にリンゴを載せる人の気持ちもしみじみ味わったよ。
気を付けてください。
肋骨いってるかもしれませんよ。
大丈夫ですか?総監。
あっ嘘嘘。
いや…。
(笑い声)いいかい?警察は市民の命と財産を守る盾だ。
その警官がテロリストと手を組むとは。
しかも私利私欲のために。
厳罰を覚悟しなさい。
お久しぶりです。
(大山)いやぁ。
君はますます頼もしくなるな。
「刑事は芝居ができてなんぼ」新人のとき総監に教わった言葉です。
(大山)うん。
それも詐欺師をだませるくらいのな。
いや今回の君はパーフェクトだったよ。
(笑い声)
(大山)あっ。
君たちもだ。
ありがとう。
ご苦労さん。
高倉は?もう大丈夫ですね。
待て。
(佐山)えっ?・
(タイマー音)
(高倉)タイマー音聞こえねえか?まさか。
この車にまで!?いいから止めろ。
(佐山)はい。
逃げましょう!
(高倉)俺が解除してやる。
バーン!すいません。
僕時限爆弾。
誰だ?お前。
(片桐)動くな!
(岩井)あら。
ええ男。
もっと早く会いたかったで。
ヤマムーのGPS携帯で居場所もばっちりや。
お前の頭吹っ飛ぶぞ。
(笑い声)思ったとおりね。
あなたはちゃんと逃げる方法を確保してると思ってた。
あなたは猜疑心の強い自分しか信じない男。
それがあだになったわね。
この国をよくしようと思ってんだろ?当然。
俺と一緒だよ。
また会うよ。
必ず。
すぐにな。
病院移ってもらって悪かったわね。
でもあなたの協力のおかげで逮捕することができた。
これからあなたの無実は証明されていく。
この弁護士の先生はわたしによく似て正義感が強くてかなりの切れ者。
5年間の冤罪の名誉を回復。
補償はきっとこの先生が力になってくれるから。
(健吾)色々ありがとう。
あなたのおかげです。
ううん。
警察のおかげ。
(笑い声)1つ言っとくけどこの間宮先生ものすごい美人だから。
しかも巨乳。
いや爆乳かもしれない。
わたしと一緒で普段隠してんのよ。
巨乳っていうのはね隠せるの。
しかるべき方法を取れば。
(丹波)このたびの空前の裏金汚職をかんがみ人事を一新し新たな体制で不祥事を真摯に検証…検証する所存であります。
(リポーター)今後の体制とは!?
(リポーター)責任は?責任問題は!?
(丹波)ああーっ!
(リポーターたちの質問する声)
(川野)すいません。
取り逃がしました。
(小野田)何やってんだ!?バカ!
(森・川野)すいません。
痛っ。
痛たたた。
あっいたぞ!
(川野)えっ?あっ…ああっ!?待て!こら!待てー!
(森)待てこら!ちょっと何やってんの?ちゃんと捜してよ。
写真?誰の?
(岩井)あ…ああっ。
あっ…。
どうしたの?いったい。
(岩井)俺気付いたんや。
(山村)えっ?もしかしたら俺が出会った中で一番の男前はこの人ちゃうかなぁと思って。
確かに。
男の中の男だよ。
それやったらいっそありかなと思ってな。
何か1周してる気はすんねんけど。
なるほど…ってそんなことどうでもいいよ!さっさと捜査しろよ。
このおしゃれな猪八戒が!急に強気になりやがって。
このしおれた沙悟浄が!何だと!?
(岩井)やんのか!?こら!
(山村)かかってこい!
(岩井)よし。
来い!
(山村・岩井)やっ!やっ!やっ!
(山村)いでよ小ヤマムー!ふうーっ。
(岩井)分身か!?分身使うのか!?
(真実)この微少残留物調べといてください。
あとこないだの蒲田の事件の毛髪。
まだ分からないんですかね?
(玲子)たぶん男性のだと思うんだけど。
男に決まってますよ。
あの件は。
駄目ですねぇ。
玲子さんも。
もっと人間知った方がいい。
幅が広がるから。
幅が。
あなただんだんボスに似てきたわね。
そうですか?
(玲子)褒め言葉じゃないけど。
むしろ逆?
(2人の笑い声)わたしもチョウになりますから!
(笑い声)ったくよ。
何で俺が無事帰ってきたっていうのに参加はお前1人だけなんだよ?まあまあそう言わず楽しみましょうよ。

(片桐)あっどうも。
おつ…お疲れサマンサターバサ。
いい線いってる。
でもまだ詰めが甘い。
顔が硬い。
すいません。
不器用なんで。
不器用なんて言ってる場合じゃねえよ。
ケンちゃんじゃねえだろ。
いいか?俺が今から見本見せる。
よく見ときな。
あっお疲れサマンサターバサ。
おおっ。
(片桐)勉強なります。
エレベーターガールは?いるよ。
上に参ります!かなりヤバいな。
はい。
(浩)俺だ。
うん。
ありがとな。
弟の無実証明するべく動いてくれて。
当然。
こっちこそお礼言っといて。
弟さんの脱走ブラフのおかげで黒い月を逮捕することができたって。
黙って行くつもりだったのか?ごめん。
だってわたしの顔見たら泣いちゃうでしょ?バーカ。
(笑い声)今度は何年だ?さあ分からないなぁ。
今度こそ待っててくれなくていいから。
そうだよな。
頑張れよ。
うん。
ありがとう。
あなたもね。
じゃ。

(真実)ホントに行っちゃったんですね。
(岩井)ホンマやなぁ。
何かこう張り合いがないなぁ。
張り合いってそういう意味じゃないです。
何かさみしくなりましたねぇ。
(花形)すごい存在感でしたもんね。
でも何かまたすぐ戻ってきそうな気がするな。
あのドアから「事件だから」って入ってきたりして。
2015/03/06(金) 15:53〜16:48
関西テレビ1
[終]BOSS #11[再][字]

「衝撃の最終回…裏切りの果て」
天海祐希 竹野内豊 戸田恵梨香 溝端淳平 吉瀬美智子 ケンドーコバヤシ 温水洋一 玉山鉄二 武田鉄矢 反町隆史

詳細情報
番組内容
 大澤絵里子(天海祐希)は刑事たちに、野立信次郎(竹野内豊)と警視総監・大山源蔵(津川雅彦)を乗せた車の追尾を指示すると、自身も木元真実(戸田恵梨香)、山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)とともに車を追いかける。
 その頃、丹波博久(光石研)は警視庁の幹部たちに、誘拐の首謀者は、反政府組織「黒い月」のメンバーだと伝えた。
 また、絵里子は片桐琢磨(玉山鉄二)から小野田忠(塩見三省)が
番組内容2
重体に陥っていると聞く。小野田は、警視庁の裏金汚職の証拠をつかんだために命を狙われたのだ。
 そんな中、絵里子は司令部からの情報を対策室に入れるため、屋田健三(相島一之)の協力を得ることに。絵里子は屋田に、裏金汚職に関わっているのは野立で、その隠ぺいのために総監を殺害することが「黒い月」の利害と一致しているのだと明かす。
 やがて、司令部に「黒い月」の高倉龍平(反町隆史)から電話が入る。
番組内容3
高倉は服役中の3人の幹部を釈放することを要求。それを聞いた絵里子は、小野田周りを再度洗うように指示する。
 そんな折、爆発物が見つかったと連絡が入る。現場に向かった処理班は、爆弾を見て言葉を失った。処理方法がわからないというのだ。奈良橋玲子(吉瀬美智子)はそれを、日本にはまだ解除した者がいない燃料気化爆弾だと言う。絵里子は、それを解除できるのは、服役中の野垣泰造(武田鉄矢)だけだろうと言い…。
出演者
天海祐希 

竹野内豊 

戸田恵梨香 

溝端淳平 

吉瀬美智子 

ケンドーコバヤシ 

温水洋一 

玉山鉄二
原作・脚本
【脚本】
林宏司
監督・演出
【演出】
光野道夫 

【プロデュース】
村瀬健 
三竿玲子
音楽
【主題歌】
『My Best Of My Life』
【OP曲】
『Alright!!』 
Superfly

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:25341(0x62FD)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: