Bloom〜途切れない言葉〜
高校も冬休みを迎え、主人公の長瀬光一は両親の経営する花屋の手伝いをしながら慌ただしい日々を送っていた。
そんな彼には悩みがあった。一ヶ月ほど前に、幼なじみの真理から告白を受けていたのだった。
昔からの付き合いのため、真理に対しての恋愛感情はほとんどない光一だったが、拒んでしまうことで真理が傷つくことを恐れ、ちゃんとした返事もできず、先延ばしにしていた。
ある日、真理が花屋に遊びにやってくる。街まで出て、買い物に付き合って欲しいということだった。
だが、タイミングよく両親から商品の配達を頼まれてしまう。光一は家の手伝いを優先させることにした。
そして、配達先の住所と客の名前を見て驚いてしまう。
客の名前は結城玲奈。
彼女は幼い頃に仲良くしていた少女の名であり、光一の初恋の相手でもあった。
だが、怜奈は何年も前に引っ越してしまい、ずっと会っていない。
なぜ、いまになって戻ってきたのだろうか? 光一は驚きつつも、懐かしさに感動してしまう。
だが、怜奈が街に戻ってきたことによって、光一は苦悩の日々を送ることになる……。
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