(相良浩介)堂上が満潤会の傘下に入るなんてもったいない。
森山先生はまだ堂上の将来性に気づいてないんです。
(青柳順平)生体ドミノ肝移植だ。
しかしスタッフが足りない。
(青柳)お前を推薦したいと思う。
(森山卓)淵森拓郎さんの回盲部切除術を始めます。
(淵森秀一郎)面倒かけるなよ30にもなって。
(淵森尊之)あいつが入院するのは珍しい事ではないんですよ。
(森山)親父から見放され兄貴から見下されて悔しいとは思わないのか!
(淵森拓郎)痛い〜。
痛くない。
縫合創を確認してるだけ。
(宮部佐知)きれいに縫えてるから大丈夫ですよ淵森さん。
ありがとう〜。
縫ったのは俺。
今日から動いてよし。
患者にタメ口使う医者ってどうなの?ネットに書きたければ書けよ。
なんだ?その態度。
期待されてないってのはかわいそうだよなあ。
まるで…俺じゃないか。
森山先生って人格的に問題あるよね。
退院されたら仕事に戻られるんですか?淵森さん。
お父様が経営されてる会社にいらっしゃるんでしょう?こんな入院ばっかしてる僕なんてなんの期待もされてないから。
へへへ…。
(瀬戸晃)もう北海道に着いてますかね?相良先生。
(皆川和枝)とっくにカンファレンス始まってるわよ。
あ…お疲れさまです森山先生。
(瀬戸)あっおそば届いてます。
(一同)お疲れさまです。
(佐々井圭)生体ドミノ肝移植って日本じゃまだ50例くらいしかやってないんじゃないの?
(段原保)北海道だけだったらどのぐらいだ?
(高泉賢也)七味どうぞ森山先生。
(千住義郎)ちきしょう〜。
なんか俺たちとは違う次元にいっちゃったって感じだよな相良先生。
(段原)ドミノ移植だもん。
(佐々井)うちらでやった生体肝移植とはレベルが違うよ。
かけ過ぎです森山先生!
(千住)うわっ!おつゆ真っ赤になってますよ!いやいっぱいかけたほうがうまいんだって。
ピザじゃないんだから。
大丈夫ですか?森山先生。
いつから辛党になっちゃったんですか?うううっ!かっ…!ううーっ!相良〜!!生体ドミノ肝移植というのは複数の移植を連続して行う手術です。
こちらの健康なAさんの肝臓の一部を切り取って病気のBさんに移植します。
そしてこのBさんの肝臓は別の病気のCさんに移植する。
今回の場合このAさんにあたるのが真鍋周平さんです。
(真鍋周平)はい。
そしてこちらのBさんがお二人のお嬢さんであるゆりえさんになります。
そしてこちらのCさんが現在東京で暮らしてらっしゃる周平さんの妹さんの真鍋純子さんになります。
生体ドミノ肝移植は一度に2人を助ける手術なんです。
(青柳)じゃあ倫理委員会の承認が下りたら予定どおりの日程でオペをする事になるからな。
僕も東京でしっかり準備しておきます。
よろしくお願いします犬丸先生。
(犬丸健也)相良先生と生体ドミノ肝移植が出来るなんて光栄です…。
あっ!大丈夫ですか!?大丈夫ですか?頭ぶつけてませんか?あっ…大丈夫です。
どこか痛みは?手が…うっ手首が…。
(青柳)ロビーにストレッチャー!手首…!北海道快栄病院の犬丸健也先生が右手首を負傷してオペの執刀が出来なくなってしまいました。
でも患者さんの状態を考えるとオペを延期するわけにはいきません。
そこで堂上総合病院で生体ドミノ肝移植手術を引き受けたいと提案しました。
生体ドミノ肝移植を?うちで引き受ける!?ドナーとレシピエントの親子に上京してもらって色んな準備を考えると予定は2週間後になります。
ちょっと待ってください!我々がドミノ移植なんて…。
いや無理ですよ。
いやでも通常の生体肝移植だったら我々もう何度か経験してるじゃないですか。
ドミノ移植はそれを2つ同時にやるんだって考えればいいんですよ。
考えればって…。
そんなわけには!ドミノ移植…!
(堂上たまき)私も相良先生から相談を受けた時は躊躇しました。
でも挑戦しなければ進歩はありません。
(桃井正一)これはビッグチャンスです。
生体ドミノ肝移植を成功させれば患者さんはみんな戻ってきますよ。
(田村戸紀子)私は賛成。
相良先生がやれると仰るなら…やれるわよ。
私たちもサポート出来ると思います。
(相原亜美)やってください!
(吉川みずき)やりましょう!
(満堂潤三郎)堂上がダメになったから買い取るんですよ。
50億で。
んんんん…!なんだか…やれる気がしてきた。
やろう!生体ドミノ肝移植!出来る!じゃあ僕も参加したいです!僕も!
(桃井)皆さん…!森山先生のご意見は?俺?次期院長のご意見です。
森山先生。
俺は…。
反対だ!
(一同)ええっ?
(和枝)反対?いきなり生体ドミノ肝移植なんて相良先生が無理やり持ってきたんじゃないのか?どうしてもやりたくて!無理やりって…。
北海道なんとか病院の先生が怪我したってタイミングよすぎるだろ犬丸だか猫丸だかそのドクター!あっ!相良先生が突き落としたとか?そんな事しませんよ。
じゃあ足引っかけたんだ!
(机を叩く音)そんな事は反対の理由になりません!やりたくないんですか?森山先生。
生体ドミノ肝移植ですよ?一生に一度あるかないかですよ?やりましょうよ〜!
(瀬戸)森山先生!やりたくない!
(みずき・亜美)どうして〜!どうしてですか?理由をはっきり仰ってください。
俺はもうお前が作った舞台で踊らされるのはまっぴらなんだよ!手術をしないドクターはもう外科医じゃありませんよ森山先生。
んんん…!んんんん…!!相良先生。
森山先生抜きでやってください。
わかりました。
(桃井)森山先生にはがっかりです。
問題はあっても優秀な外科医だと思ってたんですよ。
腹腔鏡のスペシャリストだし相良先生と並ぶうちのツートップじゃないですか。
ドクター続ける情熱すらなくなっちゃったのかしら。
堂上を満潤会グループに売って金にしようとしてるんだ。
もうどうしようもない人間です。
私の甥っ子をそんなふうに言わないで。
申し訳ございません!
(和枝)森山先生はいくらで売ろうとしてるのかしらここを。
噂では50億。
50億!?まあお金だけが理由ではないと思いますけど。
医者のプライドだけは人の10倍も20倍もあるくせに。
そうですよねえ。
森山先生がプライド捨てられるわけがないですもんね。
え?やっぱりこのオペには森山先生がいないと。
堂上総合病院のベストメンバーで臨むべきです。
私…説得してみます。
森山先生を?堂上がどんなによくなったって森山先生が変わらなければこの病院に未来はない。
そういう事でしょう?ええ。
うん…。
もうもんじゃの時みたいな失敗はしないわ。
俺は…猫になりたい。
(「猫の鳴き声」)
(和枝)猫。
前もこんな事がありましたよねえ。
西都大学病院との合同オペの時でしたっけ?フフフ…。
森山先生俺はやらない!なんて最初は言ってたのに大成功したら興奮してらっしゃいました。
フフフ…外科医の醍醐味はやっぱりオペだ!って。
お…覚えてない。
どうしてあれが長続きしないの?どうしてすぐに熱が冷めちゃうの?やめてくださいよ!まるで僕の事全部わかってるみたいな馴れ馴れしい言い方!俺に言わせりゃねいつまでも患者のため患者のためって言い続けられる相良先生みたいなほうがおかしいんですよ!どうしてこんな事にって思ってるんでしょ?相良先生に土下座させたのはついこの前なのにいつの間にか俺が悪者になってる。
今ならまだ遅くない。
改心して森山先生。
私は…責めないから。
俺は悪者じゃないんだよ!うううっ!ああ…ああ〜もう…。
(渋谷翔子)生体ドミノ肝移植を堂上で!?ええ。
2週間後にやります。
すごいじゃないですか!成功すれば堂上は復活間違いなし。
私は大事な得意先をなくさずに済む。
でもその前に渋谷さん。
あなたにお願いが…。
ああこの前仰ってた…。
そう。
堂上総合病院と森山先生の未来がかかった…最大のミッションです。
(尊之)もうすぐ退院か。
(淵森波子)でもね森山先生がベーチェット病は簡単な病気じゃないからこれで治ったって思わないでくださいって。
そのパジャマ嫌いだって言っただろ!大丈夫よ。
お洗濯してふんわりさせたんだから。
ふんわりしててもチクチクするんだよ!いい歳して何言ってんだ?あいつ。
しょうがないでしょ?体が弱いんだから。
お母さんが甘やかしすぎたね。
拓郎はどうにもならん。
パパ。
秀一郎がしっかりやってくれればいい。
(秀一郎)弟を平社員で使うっていうのもきついんだよ父さん。
検温お願いします。
はい。
淵森さ〜ん。
知ってます?森山先生が言ってるそうですよ。
淵森さんは自分と同じだって。
同じ?うん。
そうなんでしょ?宮部君。
はい。
淵森さんってお父さんが経営してる会社にいるんですよね?実はね森山先生もここの経営者一族なんですよああ見えて。
フフ…。
僕と森山先生が同じなわけない!いいじゃないですか淵森さん。
ドクターに親近感持ってもらえたらなんかいい事あるかもしれませんよ。
フフフ…。
まあ僕なんかそんな患者さんいませんけどね。
(体温計のアラーム)
(浦啓一郎)はい。
失礼致します。
(翔子)失礼ですが…。
東京よつば銀行融資係の浦さんでいらっしゃいますね?私『月刊ホスピタル』の目黒と申します。
『月刊ホスピタル』?東京よつば銀行さんは堂上総合病院と取引されてらっしゃいますよね?ちょっとお尋ねしたいんですが。
ちょっと待って。
取引先の事なんて話せないよ。
じゃあイエスかノーでお答え頂ければ結構です。
君ね…。
堂上総合病院が満潤会グループに買収されるかもしれないというのは本当ですか?知らない。
じゃあ堂上で生体ドミノ肝移植が行われるという噂は?何!?超ハイレベルの移植手術です。
ここが堂上総合病院だよゆりえちゃん。
(周平)意外と大きい病院じゃないか。
(真鍋紗江子)よかったわねゆりえ。
(真鍋ゆりえ)うん…。
北海道快栄病院の青柳です。
(小笠原隆史)青柳先生の助手につきます小笠原です。
オペ看2名も北海道から連れて参りました。
(青柳)どうぞよろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いします。
それでは今回の生体ドミノ肝移植の概要を。
臓器提供を受けるレシピエントは真鍋ゆりえちゃん12歳と真鍋純子さん38歳のお二人です。
ゆりえちゃんは出生時のスクリーニング検査でアミノ酸代謝異常と診断されました。
状態は悪化しつつあり肝臓を取り替える事が最善の治療であるという事になりました。
ドナーとなるのはゆりえちゃんのお父さんです。
真鍋周平さんがドナーとなり肝臓の一部を移植します。
ドナーからの肝臓取り出しは青柳先生のチーム。
わかりました。
はい。
そしてゆりえちゃんへの移植手術は僕と段原先生のチームで行います。
了解。
今回はスタッフが必要なので西都大学でオペ看を1年半やっていた宮部君に器械出しに入ってもらいます。
はい。
頑張って。
頑張ってください先輩。
くっ…!2人目のレシピエントはゆりえちゃんの叔母にあたる真鍋純子さん38歳です。
純子さんは肝臓がんが見つかったんですが肝硬変が進行し腫瘍も複数個あるため通常の治療での根治は難しく今回摘出するゆりえちゃんの肝臓を移植する事にしました。
このオペは佐々井先生のチームにお願いします。
了解。
はい。
佐々井先生が!?そしてオペ室間の連絡は皆川先生瀬戸先生相原さんの3人にお願いします。
わかりました。
(亜美)はい。
頑張ります。
くそ…。
(たまき)くそ?何がそんなに悔しいの?伯母さん…。
本当はやりたいんでしょ?本当は。
やりたくない…。
嘘つかなくていいのよ私には。
ね?卓ちゃん。
悪魔のささやきはやめろ!なんで私が悪魔なのよ…。
(猫の鳴き声の着信音)もしもし?「満堂です」堂上総合病院で生体ドミノ肝移植をやるんですか?どうしてそれを?
(二宮敬次郎)そうなんですか?
(満堂)『月刊ホスピタル』?
(浦)そんな雑誌はありませんでした。
(二宮)え?しかしそういう胡散臭い輩が現れる時は大概何かある。
堂上総合病院で生体ドミノ肝移植が行われるんです。
ドミノ肝移植?
(浦)私ども東京よつば銀行はあくまでも公平公正な態度でお付き合いしていきたい。
満潤会グループさんにベッタリというわけにはいきません。
どうしてそんな手術をやるんです?
(二宮)成功したら堂上の評価が上がってしまう。
銀行は結果を見て態度を決めると言ってるんです。
僕は関係ありません。
あれは相良がやってるんです。
相良?相良が北海道でやるはずだったオペをうちに引っ張ってきたんです!満堂さんに伝わったかな?今度のオペの事。
(翔子)東京よつば銀行さんの顔は引きつってました。
満潤会には絶対伝わってます。
渋谷さん…。
(翔子)はい。
実はもう1つミッションが…。
はい。
(ナナ)質問!はいナナちゃん。
この人の健康な肝臓を半分この人にあげる。
そう。
でこの人の肝臓をこの人に。
病気のこの肝臓は捨てちゃう。
それが生体ドミノ肝移植。
でもこの人の肝臓は病気なのよね?それをもらっちゃったらこの人も病気になっちゃうんじゃないの?病気によってはね。
でも今回のアミノ酸代謝異常は発症しない。
へえ〜。
肝臓にがんが出来てるこの人は自分のよりはいい肝臓をもらう事で健康に近い状態になれる。
お医者さんってすご〜い!フフフフフ…。
尊敬しちゃう!だろ?フフフフ…。
でも森山先生はやらないんでしょ?その手術。
もったいない。
簡単なオペじゃない。
ましてやこんなにバタバタと決まって失敗するに決まってる。
そんなの…。
失敗して静かに幕を下ろすのさ堂上は。
満潤会グループに買収されちゃうんだ。
そう。
50億で。
50億は俺のもの。
50億あったら何するの?そりゃあもう悠々自適の生活だよ。
悠々自適って?毎日うまいもん食ってうまい酒飲むんだよ。
あっ伯母さんみたいに世界一周してこようかな。
そうだ!50億あれば民間の宇宙旅行にも申し込んじゃうな!私はパス。
船にも飛行機にも酔っちゃうから宇宙船なんて絶対無理。
ええ〜…。
じゃあ誰と行こうかな…。
チーム森山?あいつらは病院がなくなったら付き合いもなくなるさ。
じゃあ伯母さん。
伯母さんは病院がなくなったら疎遠になるかもな。
じゃあ誰がいるの?一人でいいよ。
誰にも気を使わなくて最高だ。
(ナナ)世界を一人旅。
宇宙でも一人。
かっこいい〜。
で仕事はどうするの?仕事なんかするわけないだろ50億あるんだから。
じゃあもうこれからは余生だ。
(紗江子)ゆりえには元気になってほしいの。
でもあなたの体も心配…。
俺はこれからも節制すれば大丈夫だって。
だって健康な体にメス入れるのよ。
肝臓だって半分近く取っちゃったら仕事だって今までのようには…。
ゆりえを助けるためだぞ。
それより大事な事は他にあるっていうのか?
(紗江子)うん…。
それぞれのオペ室で行われる事を完璧に頭に入れておく事。
完璧に!?はい。
(青柳)ドナーから切り取るのは肝臓の左葉グラフト。
CT検査によるドナーとレシピエントの…。
手順としては肝静脈門脈肝動脈と吻合していき最後に胆道を再建していきます。
(段原)肝静脈は事前に形成しておくんですよね?はい。
左葉グラフトの…。
(高泉)もし総胆管の損傷が起こった場合は胆管空腸吻合ですよね?
(佐々井のため息)佐々井先生。
ん?何?総胆管の損傷が起こった場合です。
ああ…。
佐々井先生!なんでかなぁ…。
問題ない。
採血結果が問題なければ退院だな。
元気になったら俺と2人で宇宙に行く?はあ?旅費は俺が払うぜ。
冗談…。
お大事に。
すごい手術やるんだって?ナースステーションのぞいた時に聞いちゃったんだよ。
ドミノなんとかって手術やるんだろ?ここで。
それがどうしたんだ?森山先生は参加しないんだって?拗ねちゃって。
どこが俺と同じなんだよ…。
俺はそこまで後ろ向きじゃないね。
ここの跡継ぎなんだろ?森山先生は。
俺がそうだったら普通に頑張るよ。
さあすげえ手術やろうかって時に一人だけ拗ねたりしないって。
お…俺がお前と同じだなんて誰が?ああ悪いけど迷惑!傷を舐め合うような友達いらないから。
宇宙旅行とか絶対一緒に行かねえ!お前に言われたくないな。
こんなダメな奴に。
ダメじゃない!僕は体が弱いだけで…。
そんな言い訳するからダメなんだよ!ダメなのはお前だ!お…俺は…ダメじゃないしダメ医者と友達でもない!俺のどこがダメなんだよ!負け犬と一緒にするなー!んん…んんんん…!
(佐々井)相良先生。
はい。
ちょっとぉ〜…いいかな?ええなんでしょう?オペの事なんだけど。
はい。
ん〜患者の事を考えたらうまくいくほうがいいわけじゃないですか。
絶対助かるほうが。
ええそれはもちろん。
つまりベストメンバーで臨まなきゃいけないでしょ?森山先生がやらなきゃ。
今までの生体肝移植じゃずっとチーフだったわけだしそのほうが絶対…。
佐々井先生。
そういう事は本人に直接言ってください。
(拓郎)傷を舐めあうような友達いらないから。
宇宙旅行とか絶対一緒に行かねえ!
(たまき)本当はやりたいんでしょ?本当は。
改心して森山先生。
くそ…。
じゃあもうこれからは余生だ。
余生って…。
(足音)あ…森山先生。
何?やっぱりやりませんか?生体ドミノ肝移植。
堂上の未来がかかったオペですよ?森山先生が参加しなきゃ意味ないです!佐々井先生は…知らないのか。
はい?これから堂上がどうなるか。
100周年を迎えるんでしょ?7年後に。
森山先生がバーンと院長になって!ん?違うんですか?俺が院長代理になってわかっただろ?え?患者が逃げちゃったんだぞ!星5つが星1つになっちゃったんだぞ!経営なんて出来ないんだよ俺は。
それはこれから勉強して…。
フッ…失敗を取り返そうと腹腔鏡で鶴折ってもマイカー通勤やめてもダメなんだよ俺は。
ダメでも…いいんです!確かに森山先生はおかしかった。
それはわかってました。
でも僕らは決めたんです。
どんなに訳がわからない事を言い出しても森山先生を嫌いにならない!気にしない!見ない!聞かない!チーム森山で支えていこうって。
困った事になっちゃったよ。
困った事に?佐々井先生に泣きつかれてさ。
生体ドミノ肝移植にはどうしても森山先生が必要だって。
おお〜!ああ言われたら仕方がない。
気は乗らないが手伝ってやってもいい。
気が乗らないなら無理しないでください。
いや…気は乗ってる。
俺意外とカラッとした性格なんだよ。
もう手伝おうって決めたんだよ。
手伝うっていうのはちょっとひとごと入ってますね。
いや入ってない。
全然ひとごとじゃない。
これは俺の役目だ。
佐々井先生は助手についてもらって俺が執刀する。
俺のオペなんだよ!それは責任を持つという事ですか?えっ?患者さんは自分が絶対に助けるって。
そうだ。
絶対に助ける俺が。
ありがとうございます。
このオペは森山先生がいなかったら危ないところでした。
よろしくお願いします。
それを先に言えよ…。
森山先生が?
(桃井)オペに加わる!?気が変わったそうです。
院長!よかった〜!私の一言が効いたのかも…。
私の一言が効いたのねえ。
森山先生が?
(佐々井)これが本来あるべき姿だ。
(段原)俺もそう思ってたんだよ。
僕だっていつ森山先生に言おうかと思ってたのに。
じゃあ佐々井先生が第1助手で僕が第2助手。
大丈夫なんですか?主砲が戻ってきたって感じだよな。
しばらく見てなかったもんな主砲のホームラン。
ホームラン打てるんですか?森山先生。
どうして気が変わったんだかわかりませんけどね。
そうなんだ…。
森山先生がオペチームに加わったそうです。
相良が引っ張り込んだのか?それはわかりません。
では当日のスケジュールを確認します。
ドナーの真鍋周平さんには8時15分にオペ室に入って頂き10時にオペを開始します。
はい。
(瀬戸)10時開始。
第1レシピエントの真鍋ゆりえさんも同様に8時15分にオペ室。
10時にオペ開始となります。
了解。
はい。
わかりました。
第2レシピエントの真鍋純子さんは少し遅れて9時にオペ室。
オペ開始は10時半となります。
9時に入って10時半。
はい。
(千住)わかりました。
了解。
全てのオペが終了するのは深夜0時を回る頃になりますので皆さんよろしくお願いします。
(戸紀子)はい。
わかりました。
では続いてそれぞれのオペプランについて確認していきます。
(ゆりえ)手術したくない!ゆりえちゃん…。
だって私のせいでお父さん体切られちゃうんだよ?お父さんはゆりえちゃんを助けたいと思って…。
私は…みんなに迷惑かけてるだけ。
みんなゆりえちゃんが元気になってくれる事を願ってるんだよ。
自分が悪いだなんて思わないで。
そうだよゆりえちゃん。
だって自分の娘を自分が助けてあげられるんだから。
自分の肝臓をあげてそれでゆりえちゃんが元気なってくれるんだったらそんな嬉しい事ないでしょ。
それが父親だ。
それが家族だ。
そうよ。
それにねゆりえちゃん。
ゆりえちゃんの肝臓で叔母さんが助かる。
ゆりえちゃんが助けるんだよ。
ゆりえちゃんはみんなに迷惑をかけてるんじゃない。
みんなを幸せにしてあげるのよ。
手術…受けます。
うん。
満堂さん。
嫌いな人も多いが私は好きなんですよ。
病院のにおいが。
私はね実は医者になりたかったんです。
でもうちは貧乏でろくに学校も行かせてもらえなかった。
結局商売で身を興して医者を使う立場になりましたが心の中では思ってるわけですよ。
医者ってのはすごいもんだなって。
人の命を助ける事が出来るわけですから。
そう言って頂けると嬉しいです。
相良先生はここの消化器外科を日本一にすると仰いましたがその夢を私に託して頂けませんか?えっ?もっといい場所でもっといい病院をあなたのためにつくります。
私にはそれが出来る。
その代わりここを私にください。
この病院を立て直すには堂上一族から取り上げるしかないんです。
なかなか魅力的な取引条件ですね。
でもお断りします。
この病院にはここをつくった堂上さんの思いがあります。
僕はそれが好きなんです。
失礼します。
いよいよこの日が来ましたね院長。
堂上が復活出来るか潰れるか。
運命の日。
頑張れゆりえ。
パパが守ってやるからな。
うん。
(戸紀子)では手術室へ。
行きましょう。
(段原)さあ長丁場になりますよ。
(小笠原)よろしくお願いします。
素晴らしいパスが来ると確信してますよ青柳先生。
相良先生も完璧な肝臓を届けてください。
森山先生に。
はい。
よし始まるぞ。
ドナー肝の肝静脈形成にはグラフトを使うんですよね?静脈の損傷に気をつけてな。
心配すんなって!俺が全部指示出してやるよ。
(高泉・佐々井)はい。
これよりドナー手術を開始します。
(一同)はい。
(青柳)摘出した肝臓は保存液を潅流し冷却した後相良先生の手術室に運んでください。
はい。
(青柳)メス。
青柳チームオペ開始します。
(ドアの開く音)了解しました。
予定時間です。
ではこれよりレシピエントの肝臓の摘出。
それが終わったタイミングでドナーの肝臓を受け取り移植手術へと入ります。
(段原)よろしく。
よろしくお願いします。
相良先生…。
お願いしますよ。
では始めます。
メス。
はい。
相良チームオペ開始しました。
(翔子)「堂上総合病院で生体ドミノ肝移植手術なう!」みんな見て!よし行くぞ!時間だ!
(高泉)はい!
(佐々井)よっしゃあ!結紮お願いします。
(段原)はい。
森山先生がオペ室に入られます。
わかりました。
ケリー。
はい。
参りましょう。
これよりレシピエントの病変肝を全摘出。
新たな肝臓を受け取り移植手術に入る。
(佐々井)はい。
(高泉)よろしくお願いします。
はぁ…こっちも始まりますね院長。
森山先生頑張って!バイタル問題ありません。
よし!メス!はい。
森山チームオペ開始しました。
手術が始まって…。
3時間です。
ああ緊張する!特に森山先生ですよね。
森山先生?バックテーブル用意出来てますか?出来てます。
(青柳)摘出します。
ベースンください。
はい。
ドナーの肝臓が摘出されました。
処置してすぐに運ぶからね。
(瀬戸)はい。
まずは保存液を潅流させ血液を洗い流します。
その後肝静脈形成を行います。
ドナーの肝臓バックテーブル処置に入りました。
まもなく届きます。
了解です。
こちらも摘出しますよ。
(段原)バックテーブルお願いします。
(和枝)はい。
(段原)ベースン。
はい。
ドナーの肝臓が届く前に脈管の処置を終わらせますよ。
(段原)はい。
ゆりえさんの肝臓が摘出されました。
段原先生少し急ぎましょう。
はい。
処置が終わり次第こっちに届けるそうです。
千住先生出血は?トータル450。
バイタルは安定しています。
肝臓来るぞ〜。
(高泉)はい。
静脈を処理していくぞ。
ケリー。
(看護師)はい。
ドナーの肝臓です。
(和枝)届きました。
来た!こっちも処置出来た!ゆりえちゃんの肝臓を森山先生へ。
はい。
脈管を確認しますよ。
はい。
よし。
病変肝の摘出!
(佐々井)はい。
ゆりえちゃんの肝臓来ます。
お願いします。
よ〜しタイミングバッチリだ!
(佐々井)高泉先生術野よろしく。
(高泉)はい。
あとは任せてください。
頑張ってください森山先生。
これより全肝グラフトの脈管処理に入る。
はい!ドナーの肝臓をプットインします。
(段原)はい。
段原先生腹部を大きく開けてください。
はい。
うお〜!よし。
まず肝静脈の吻合です。
了解。
5‐0。
はい。
(桃井)よし。
えっ?事務長!ゆりえちゃんの肝臓をプットインするぞ。
(一同)はい。
バイタル安定してます。
大きく開けろ佐々井先生。
はい!オッケー!肝静脈吻合するぞ。
針糸。
よし!あなた…。
ご主人の肝臓はしっかりお嬢さんにリレーされましたよ。
はい。
肝静脈吻合は終了です。
ドナー肝の門脈が随分短いですね。
ええドナー肝の位置をどう動かしても門脈断端同士が離れてしまいますね。
ここままじゃ吻合は難しい。
(男子学生)ドミノ肝移植?何それ?いやわかんない。
今ここでやってるの?
(女性)すごいコメントの数!何?
(男性)2人同時に肝移植だって。
(女性)そういう事出来るの?よし!嘘〜!
(戸紀子)これって今みんなが噂してるわけ?はい。
ほらまたコメント入った!
(戸紀子・みずき)おお〜!時間は?移植開始から13分経過しています。
吻合出来ない。
(桃井)あっ皆川先生。
トラブルですか?ドナーの肝臓の血管とゆりえちゃんの血管が繋げないの。
繋げない!?血圧が下がりました。
60の40!60の40!?このままだと阻血時間が長引いてドナー肝が機能しなくなってしまいます。
(桃井)機能しなくなる!?
(たまき)それはダメ!どうするんですか?相良先生。
無理に血管を引き寄せると裂けてしまいますよ。
自己血管グラフトを使いましょう。
自己血管グラフト?予定を変更して中結腸静脈グラフトを採取します。
その中結腸静脈を離れている門脈の間に置きそれぞれの断端と吻合して繋ぎます。
今から?それがベストの方法です。
わかった。
瀬戸ちゃんヘパリン生食用意して!ヘパ…ヘパリン生食!電気メスください。
はい。
宮部君慌てずにいきましょう。
冷静に動くのが一番早いんだよ。
はい。
はい。
ブルドック鉗子だ。
はい。
大丈夫だよゆりえちゃん。
よかった…。
(桃井)大丈夫だ。
あっ森山先生のほう見てきます。
(たまき)えっ?ゆりえ?ゆりえ?ゆりえ…。
手術はうまくいきましたよお母さん。
ゆりえちゃんはきっと元気になります。
ありがとうございます!ありがとうございます!相良先生。
じゃあ術後管理室へ。
はい。
(みずき)お母様もどうぞ。
(紗江子)はい。
宮部さんもお疲れさま。
よろしくお願いします。
さああとは森山先生だ。
胆管が硬くなってて裂けやすいな。
(和枝)最後のヤマ場ですね。
(桃井)頑張れ…!
(瀬戸)お願いします!卓ちゃん頑張って。
(心電図モニターの音)ここを乗り切れば…。
はい。
よし!全ての吻合完了!もう大丈夫ですね!森山先生。
(高泉)やった〜!
(千住)あれ?なんだよ。
(千住)門脈圧が46です!
(佐々井)えっ!?エコー!
(看護師)はい!門脈圧が高い。
(高泉)高いって…!?どうしてだ…?どうしてだ!このままだと肝臓が鬱血して術後に機能しなくなりますよ!
(瀬戸)肝臓が機能しなくなったら…。
患者さんは亡くなってしまうかも…。
(桃井)ええっ!?森山先生!
(たまき)卓ちゃん…!
(段原)やばいですよこれは。
(青柳)相良…!どうしますか?森山先生!脾臓を摘出しよう。
肝硬変の影響で肥大した脾臓から入る血流を減らして門脈圧を下げれば問題ない!
(佐々井)脾臓摘出!
(高泉)はい!
(佐々井)リガシュアー用意して!
(看護師)はい!
(千住)筋弛緩薬追加投与します!脾臓摘出?
(瀬戸)また時間がかかりますよね。
(桃井)えっ?大丈夫なんですか?
(和枝)脾臓を摘出しても日常生活に支障が出る事は少ないと言われているの。
門脈圧を下げるためには仕方ないわ。
大丈夫よ。
大丈夫!
(段原)森山先生…!
(青柳)頼む!リガシュアー!
(看護師)はい!森山先生のオペで?トラブルがあったらしいの。
トラブル!?脾臓摘出!
(佐々井)門脈圧は?
(千住)まだ高いです!
(高泉)えっ?脾臓を取るだけじゃ足りない?くっそ〜!
(佐々井)移植した肝臓がギリギリのサイズで血流に耐えられないんだ!ダメ…。
どうなるんですか?患者さんはどうなるんですか?卓ちゃんよーく考えて!んんんんん…!
(高泉)森山先生!門脈圧をもう少し下げられれば!
(佐々井)きっと手はある!んんんんんん〜!おい相良!森山先生はあらゆるトラブルを想定してこのオペに臨んだはずです。
そうだ。
大丈夫。
森山先生なら乗り切れます。
絶対に!
(心電図モニターの音)あっ!あああっあああっ…。
まだ手はあるぞ佐々井先生!門脈体循環シャントだ!上腸間膜静脈と下大静脈を吻合して一時的にバイパスを作る。
血液の逃げ道を作って門脈内の圧力を下げるんだ!なるほど。
それなら肝不全を起こさずに急性期を乗り切れるかも。
高泉先生吻合するぞ!はい!千住先生!
(千住)はい!3分ごとにバイタルを教えてくれ!はい!どうだ相良…!素晴らしいです。
森山先生。
この患者を…絶対に助けるぞ!リガシュアー!
(看護師)はい!森山先生…。
ああ…。
(桃井)あんな森山先生…あんな森山先生!卓ちゃん…!サテンスキー!
(看護師)はい!よし…!
(戸紀子)お疲れさま。
はい。
森山先生お疲れさまです。
(戸紀子)よく頑張られました!ケア…お願いしますね。
はい!お疲れさまでした!森山先生〜!素晴らしかったわ!やれば出来るじゃないですか〜!よくやった卓ちゃん。
この成功は大きいわよ〜!ね!フフ…フフフフ…。
(一同)ああっ!
(たまき)卓ちゃん!卓ちゃん!
(桃井)森山先生!森山先生!お疲れさまでした相良先生。
ああお疲れさま。
宮部君。
本当によくやってくれたね。
ありがとう。
ありがとうございました!うう〜…やった!ああ…疲れた。
(携帯電話の振動音)もしもし?「満堂です」生体ドミノ肝移植手術成功おめでとうございます。
いやいや。
まだまだ患者さんのケアは気が抜けませんよ。
諦めますよ堂上は。
そうですか。
(満堂)今はね。
森山先生が病院を継いだらもうちょっとしたミスが命取りだ。
その時は容赦しません。
じゃあ…堂上がいい病院であり続ければ手は出さないと。
そういう事です。
わかりました。
ああ…相良先生。
はい。
いつか私が病気になったらぜひ…先生に診て頂きたい。
もちろん。
ああ…眠い。
(ため息)見てください院長!堂上総合病院の評価が星4つ半!ああ上がった!あと少し!もう少しで星5つに戻ります!そんなネットの評価に一喜一憂するなよ。
7年後には100周年を迎えるんだぞ堂上は。
もっと堂々としてくれよ。
それはこっちのせりふです。
一番堂々としてもらいたいのは森山先生ですよ。
心配するなって。
もう病院を売るなんて言わないよ。
へへへへ!考えてみりゃ50億は安すぎるもんな!そうよ〜。
あなたが堂上の価値をもっともっと上げるの!上げてください。
お願いします。
フフフ…上げちゃうよ。
ドドーン!とね!ハハハハハ!
(PHSの着信音)はい森山〜。
元通りになってきた。
地域の中核病院ですからね。
でもまだまだです。
森山先生にはもっとしっかりしてもらわないと安心出来ません。
ねえ相良先生。
はい。
先生は森山先生の事が好きなの?え?フフ…。
そうとしか思えなくなってきた。
うん大好きですよ。
だってあんな面白い人他にいないでしょう?アハハ…確かに。
皆川先生も好きでしょう?それはありません。
(2人)フフフ…!よし。
じゃあ僕も仕事に戻ろうかな。
よう!よう!じゃないだろ。
大人なんだからちゃんとしろよ。
してるだろ。
働いてるよちゃんと。
親父の会社でか?うん。
兄貴の下でか?そう。
いじめられてないか?俺が面倒くさい事言わなくなったってみんな驚いてるよ。
言わなくなったのか?だって…森山先生だって頑張ったし。
今さらだけど…入院中はお世話になりました。
君の病気は治りにくいんだ。
ずっと付き合っていかなきゃならない。
わかってるよ。
俺も一緒に付き合ってやる。
えっ?付き合ってやるよ。
やっぱり一緒に行ってもいいよ民間宇宙旅行。
フフ…もう金は入ってこない。
いいよ。
僕が出すから大丈夫。
いくら?宇宙旅行代。
2千万?5千万?意外と3億とかいっちゃってもいいけど。
ブラックカード!?お前どんだけボンボンなんだよ!なんだよボンボンは一緒だろ?あっちょっと待ってよ!ついてくるな!
(拓郎)なんだよ!一緒に火星行こうよ!フフフ…患者さんに慕われてる。
いい事じゃないですか〜。
(みずき)昨日日勤帯では入退院なく準夜帯に入り急性腹症で来院され精査目的で入院が1件入りました。
現患数37空床8床で送ります。
では今日も元気に張り切っていきましょう!エスアイ製薬の渋谷です。
田所先生先日ご紹介しました分子標的薬いかがでしたか?
(高泉)森山先生S状結腸がんのオペなんですけど…。
(段原)郭清のほうがいいですよね?
(佐々井)温存して化学療法でしょ。
(千住)色々やり方あるんじゃ…!ああーっ!うるさいうるさい!うるさい!
(亜美)瀬戸先生!603号室の内村さんの術後指示ちゃんと出してくださいね。
オッケー。
任せてよ。
あっ!ああ〜!あっ!うん。
経過良好です。
(男性)ありがとうございます。
わかりました。
給料の40パーセントカットはなしにします。
よっし!マイカー通勤は引き続き控えてください。
えっ!なんでだよ〜!駐車場は患者さんのもの。
じゃあ出前の特上天丼は復活させてくれよ。
(たまき)ダメ。
親子丼ならオーケー。
じゃあカツ丼!細かく線引きしない!未来の院長がそんなにせこくてどうするんですか?んんんんんん〜!卓ちゃん!えっ?宮部君。
602の大塚あいみちゃんもう普通食でいいから。
あ…はい。
か…花粉症でさ!へっくしょん!お大事に。
ありがとう。
ああ〜。
2015/03/05(木) 21:00〜22:09
ABCテレビ1
[終]DOCTORS 3 最強の名医 #9[字]
最終回拡大スペシャル!
堂上総合病院で生体ドミノ肝移植が行われることに!
いよいよ最終回…相良(沢村一樹)が目指す医療とは?医者のあるべき姿とは?
詳細情報
◇番組内容
生体ドミノ肝移植手術という、難易度の高い手術に臨む堂上のドクターたちだが、森山(高嶋政伸)だけは参加を拒否。どうにか森山の心を変えさせたい相良の最後の策略とは…?
相良は森山の心を動かし、堂上総合病院を守ることができるのか?そして、堂上総合病院での生体ドミノ肝移植手術は成功するのか?
◇出演者
沢村一樹、高嶋政伸、比嘉愛未、黒川智花、宮地雅子、正名僕蔵、滝沢沙織、敦士、斉藤陽一郎、尾崎右宗、阿南敦子、浅利陽介、小野武彦、伊藤蘭、野際陽子 ほか
◇脚本
福田靖
◇演出
本橋圭太
◇主題歌
コブクロ『奇跡』(ワーナーミュージック・ジャパン)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日)、三輪祐見子(テレビ朝日)
【プロデューサー】松野千鶴子(アズバーズ)、神馬由季(アズバーズ)
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/doctors/
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0x0818)
EventID:23038(0x59FE)