「これまでにない過激さ」 深田恭子、低迷するドラマで起死回生の激しい濡れ場
深田恭子(32)と亀梨和也(29)がW主演を務めるドラマ『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系)の第5話が6日に放送され、ネット上で「これまでにない過激さだった」と話題になっている。
過去の放送分でも急展開するストーリーの中で何度も唇を重ねて肌を合わせてきた深田と亀梨。初回放送から深田の下着姿や2人の濃厚なラブシーンを見せたドラマには「最初から飛ばすな」といった声が上がり、多くの視聴者もその後の展開に期待を膨らませた。しかし2話以降ではなかなか初回を超えるようなインパクトのあるシーンは登場せず、消化不良の思いを抱いていた視聴者も多かったことだろう。
そんな視聴者の気持ちを察知したのか、第5話ではかなり刺激的なシーンを披露。亀梨演じる年下のダンサーと高校教師で同僚男性との不倫関係に悩む深田の"溺愛"を描いたドラマの終盤に差しかかり、2人は濃密にカラダを重ね合わせた――。暗い部屋のベッドの中で亀梨にキスを迫る深田。「私を抱いて」と言わんばかりに何度も亀梨の唇に自らの唇を重ねる。その深田の愛情に亀梨も応じ、やがて2人はベッドの上で激しく揺れ始める。そして深田と亀梨は対面座位になりお互いを強く抱きしめる...。
第5話の冒頭で繰り広げられた2人の艶めかしくも情熱的なベッドシーンには、「深キョンやっぱり最高」「こんな子とラブラブしたいわ〜」「亀梨、うらやましすぎ」といった声が寄せられることとなった。中には「諦めずに見続けてよかった」といったコメントまであり、これまでの鬱憤を晴らすかのような過激なシーンに興奮した視聴者も多かったようだ。
「放送開始前から"夜メロ"として話題を集めたドラマですが、その注目度とは裏腹に視聴率は伸び悩んでいます。平均視聴率は第1話から8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、7.4%、6.3%、7.3%と推移しており、これだけネットニュースなどで2人の濡れ場が取り上げられているにもかかわらず、結果にはなかなか反映されていません。中だるみしているというのが正直なところです。ただ、ドラマの構成は最初から決まっていたはずで、数々の人気作品を手がけてきた大石静さんの脚本ですから、ドラマの中盤といえる第5話での過激な描写は予定通りなのでしょう」(芸能関係者)
深田恭子と亀梨和也というビッグネームを揃え、大人のラブストーリーをウリにしながら、いまのところ大きな結果を残せていない『セカンド・ラブ』。第5話での過激描写には、クライマックスに向けて弾みをつけたいという関係者の思いが反映されていたのかもしれない。しかしそんな話題作りも今後の視聴率には結びつかないのではないかという声もある。
「局サイドの都合によるものでしょうが、このドラマが始まったのは2月に入ってからでした。通常の連ドラ開始時期からひと月ほど遅れたタイミングで、ほかの作品が中盤を迎えたころに始まった『セカンド・ラブ』にはネット上から『まだやってなかったんだ』『これから放送するのか』といった声が上がっていました。その開始時期には、さまざまなメディアによって深田さんと亀梨さんの熱愛疑惑が報じられましたが、視聴者の反応は『どうせ番宣だろ』と冷めたものが多かったですね。期待が高かった分、待ちぼうけを食らわされたような感じになってしまった。今後も刺激的な描写で話題になることはあるでしょうが、視聴者の中に"いまさら感"が強く残っているとすれば、大幅な視聴率アップというのはなかなか難しいのではないでしょうか」(テレビ関係者)
午後11時台の放送で8%前後の視聴率を取れれば上出来といった声もあるが、主演2人のネームバリューとドラマの内容を考えれば、少し物足りないといった印象は否めない。第5話で再び官能シーンが話題となった勢いで終盤での巻き返しに期待したい。
(文=峯尾)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)