Googleサジェストキーワード取得ツールの便利な使い方!

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google

ブログを書く時やサイトを構築する時、キーワードの選定は必須です。キーワードを選定せずにブログを書いても、せっかく記事を書いたのに全然PVが上がらない・・・となってしまいます。今回はキーワードを縦に深堀するために便利な「googleサジェストキーワード取得ツール」について紹介します。

Googleサジェストの仕組み

googleサジェストは、googleで検索する場合に入力したワードに対して、次に入力される単語を予測して表示してくれる機能です。全ての文字列を入力しなくても、1文字1文字入れる都度予測表示してくれる「インクリメンタルサーチ」と呼ばれるテクノロジーが使われています。

例えば「a」と打ち込んだだけで、「amazon」「au」「ana」などの候補を表示してくれる仕組みです。続けて「p」を入力して「ap」とすると、「apple」「apple id」「apple watch」などが表示されます。

googleサジェストは、このように1文字1文字打ち込むたびに絞り込みがリアルタイムに走るため、検索しようとしているキーワードを全て入力しなくても、途中で目的の検索クエリにすることができるため、タイプミスなどの間違いが減り、入力の手間も省ける仕組みとなっています。

googleサジェストで表示されるキーワード候補は、基本的に検索ボリュームが大きかったりトレンドで伸びているようなワードが多いとされています。他には、地域や直前の検索ワードによってもサジェストに表示されるワードが異なってきます。

googleサジェストに追加で、2011年頃に「インスタント検索」と呼ばれる機能が追加され、入力途中でもサジェストで提案された検索結果が表示されるようになり、「googleインスタント検索」と呼ばれています。

googleサジェストとgoogleインスタント検索の設定

googleサジェストを無効にする設定

実は、googleサジェストは設定で無効にすることができません。通常の検索だと常に表示されてしまいますが、以下のURLでgoogleを開くと、サジェスト機能もインスタント機能も無効にすることが可能です。

https://www.google.co.jp/?complete=0

googleインスタント検索を無効にする設定

googleインスタント検索は設定で無効にすることができます。以下のURLから検索設定画面を開き、一番下の「インスタント検索の結果は表示しない」を選択して一番下の保存ボタンを押すと、インスタント検索機能を無効にできます。また、上記の「https://www.google.co.jp/?complete=0」を利用してもオフにすることができます。

https://www.google.com/preferences

googleインスタント検索をオフにする設定

googleサジェストキーワード取得ツールの利用シーン

Googleサジェストキーワード取得ツールの特徴は、入力したワードのサジェスト候補を「あ」から始まる濁音含む50音全て+アルファベットの「a」から「z」全てについて500ワードから1000ワードほどの一覧にしてくれ、CSVファイルでダウンロードできる高性能なツールです。

adwordsのキーワードプランナーを使って検索ボリュームを調べながらブログのタイトルを考える、といったことを行っている方は多いと思いますが、googleサジェストキーワード取得ツールを使うと一歩踏み込んだSEO対策が可能です。メインワードを決めたら、ツールを使ってサジェストのワードをキーワードプランナーにまとめてぶち込みましょう。その結果を見ながら、検索ボリュームが多いサブワードを意識してブログ本文や見出しに使う事で、効果的にロングテールを拾う事が可能です

googleサジェストキーワード取得ツールの使い方

①検索窓にキーワードを入力して、「キーワード候補を取得」ボタンを押します。一覧の表示まで30秒ほどかかります。
検索窓にキーワードを入力


②こんな感じで50音とアルファベット順にキーワードが並びます。「キーワード候補をCSVでダウンロード」ボタンを押すと、CSVファイルでキーワードの一覧をエクスポートすることができます。
検索結果画面


③googleスプレッドシートを開き「ファイル > インポート」を選択します。
googleスプレッドシートを開く


④「アップロード」タブを選択し、googleサジェストキーワード取得ツールでエクスポートしたCSVファイルを選択して下さい。
CSVファイルを選択


⑤区切り文字から「カンマ」を選択し、インポートボタンを押してください。
インポート画面


⑥するとこのようにカンマ区切りで2列になります。この2列目を選択して、notepadなどテキストファイルに貼付けてCSV形式で保存してください。
カンマ区切りに変換する手順③


⑦adwordsのキーワードプランナーを開き「キーワードの検索ボリュームを取得、またはキーワードを広告グループに分類」を選択し、オプション2のファイルアップロードから⑥で保存したCSVファイルを選択してください。
adwords画面


⑧するとこんな感じで検索ボリュームが一覧で見る事ができます。後は使えそうなワードを選んで記事にうまく使うだけ!
検索ボリューム

まとめ

スマホでアプリが普及してきた今もなお、やっぱりググる回数はなかなか減りません。毎日使う検索機能だからこそ1秒でも短くしたい、そんな目的から開発されたのがgoogleサジェストです。毎日5回ググるとして、サジェストで2秒短縮できるとすると、1日10秒、1年間で3,650秒=約1時間短縮できます。人生の貴重な時間を少しでも短縮してくれる便利な機能ですね!

そして、サジェストを網羅的に一覧取得してくれる便利なツールがgoogleサジェストキーワード取得ツールです。選定したメインワードについて、効率的に複合クエリを拾えるため、SEO対策にはとても効果的です。書いた記事の効果を最大化できるツールですので、使った事がない人は是非利用してみてください。

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