週末に楽しむパスタ作り
イタリア料理の本を見てたら、どうしてもチーマ・ディ・ラーパのオレッキエッテが食べたくなってしまいました。
どうせならオレッキエッテを作るところからやろうじゃないの!って事ではじめたら楽しいのなんのって、すっかりハマってしまい、結局3日間続けて食べるハメに…。
イタリアのおばちゃんのような達人技は無理ですが、そこそこ早く作れるようにもなりました。皆さんもやってみてぇ〜、絶対ハマります!
チーマ・ディ・ラーパはイタリアの野菜で直訳するとカブの頭(つまりは花蕾…)って意味です。イタリアでは冬から早春にかけ、なくてはならない存在です。英語ではターニップ・トップ…同じ意味ですね。
日本ではなかなかお目にかかれないと思うので、手に入らなければ菜の花やブロッコリーで作るといいと思います。パスタと野菜を一緒に茹でるのでとっても楽に早く出来ますよ。
材料
〈チーマ・ディ・ラーパのオレッキエッテの材料1〜2人分〉
- チーマ・ディ・ラーパ 100g
- オレキエッテ 1〜2人分
- アンチョビペースト 小さじ1/2
- ニンニク(みじん切り) 1片
- 赤唐辛子 1本
- オリーブオイル 大さじ1
- パルミジャーノレッジャーノ 適量
〈手打ちオレッキエッテの材料4人分くらい〉
- セモリナ粉 125g
- 強力粉 125g
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 小さじ1
- ぬるま湯 100㏄強
作り方
〈手打ちオレッキエッテ・4人分くらい〉
- ① ボールにセモリナ粉と強力粉・塩・オリーブオイル・ぬるま湯を入れ混ぜ合わせ、まとまるまで捏ねる。
- ② ①を板の上などで延ばしては捏ねを繰り返しまとまりやすくなったら、ラップをして冷蔵庫で20〜30分寝かせる。
- ③ ②をいくつかに分け太さ1.2〜1.3くらいのひも状に延ばして1㎝くらいの長さに切る。 (ひとつずつでも、まとめて切ってもどちらでも良い)
- ④ ③の切り口を上にして切り口が少し見えるくらいのところに食事用ナイフを右手で置き押し付ける。
- ⑤ ナイフを手前に引きながら、切り口の部分が丸まって来るので、それ以上丸まらないように左人差し指で押さえながらナイフを引く。
- ⑥ 丁度良いくらいに引けたら、左手の親指を生地の下から入れて、抑えた人差し指と親指で生地を摘み、裏返しして親指に被せ形づける。
- ⑦ あまり重ならないようにして少し乾かす。
〈チーマ・ディ・ラーパのオレッキエッテ1〜2人分〉
- ① 鍋にたっぷりの湯を沸かし(2〜2.5ℓ)塩大さじ1を加える。
- ② 湯を沸かしている間に、フライパンにみじん切りのニンニクとタネを取った赤唐辛子をオリーブオイルで炒め、香りがしたらアンチョビペーストを加え炒める。
- ③ ①の鍋にチーマ・ディ・ラーパとオレッキエッテを加え4分くらい、オレッキエッテがアルデンテになるまで茹でる。
- ④ ②のフライパンに③のチーマ・ディ・ラーパとオレッキエッテ、およそレードル1杯の湯で汁を加え混ぜ合わせる。
- ⑤ ④を器に盛り、パルミジャーノを削って、または粉にしてかける。(無ければ粉のパルメザンチーズでも良い)
オレッキエッテをナイフで作るのが難しいと思う人は、親指で押し付けて作る方法もあります。ただし、あんまり作り過ぎると指が痛くなるかも…。
あまりに楽しくって「作り過ぎちゃったぁ〜」って場合も大丈夫! 乾かして保存袋に入れれば冷蔵庫で保存できます。茹で時間が短いパスタなので、あると何かと便利です。
ロングパスタと違い、オレッキエッテ作りは特別な道具も要らないので、家庭でも気軽にチャレンジできます。
いつもは手伝いを嫌がるうちの娘もよほど楽しかったのか、この日は率先してやってました。外出するよりズッと安上がりだし、週末に家族で手打ちパスタを楽しんでみてはいかがですか?
チーマ・ディ・ラーパの過去記事です。昔の記事なので恥ずかしいのですが、よかったらご覧ください。