竹達彩奈、三森すずこ、内田真礼、遠藤ゆりか＆ポニーキャニオン作品が大集合！『P's Live! 02 ～LOVE＆P's～』 2015年3月 8日 23:25

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昨年、五反田・ゆうぽうとホールで開催され大好評のうちに幕を閉じた『P's Live』のライブ第2弾となる『P's Live! 02 〜LOVE＆P's』が、3月8日（日）に横浜アリーナで開催された。

ライブには竹達彩奈さん、三森すずこさん、遠藤ゆりかさん、内田真礼さんらポニーキャニオン所属のアーティストと、これまでポニーキャニオンが送り出してきたアニメ作品から全11タイトル、総勢27名が出演し、熱いステージを繰り広げた。

竹達彩奈〜「みならいディーバ」

客電が落ち、スクリーンには今回のライブの出演作品＆アーティストの名前が映し出される。観客から歓声が沸き上がる中、トップバッターとして登場したのは竹達彩奈さん。『ライスとぅミートゅー』を元気いっぱいに歌い上げ、観客と息を合わせたコールで会場のボルテージを一気に引き上げる。「今日は一日思いっきり騒いでいこうね！」と呼びかけ『ふぁいっ！』へ続く。

たくさんの人が集まってくれたことと前回より大きな会場で開催出来たことへの感謝と喜びを語った竹達さんは、昨年行なったクリスマスライブのBlu-ray＆DVDが5月27日に発売されることを告知。今回「P's Live!」とDAMがコラボしているということでDAMのカラオケ音源で、竹達さんが「この作品がなければこの場に立っていなかった」というほど大好きだというTVアニメ「カードキャプターさくら」の主題歌『Catch you Catch me』を熱唱。

そして、『齧りかけの林檎』を始めとしたシングルメドレーを一気に披露し、観客のテンションをさらに高める。「次で最後の曲だよ！」と別れを惜しみつつ、『CANDY LOVE』を花道を歩きながら観客のすぐ側で歌い上げた。

2番手を務めたのは「みならいディーバ」から村川梨衣さんと山本希望さんのふたり。ツナギ姿でハイテンションに飛び跳ねながら『Run Diva Run』を披露してくれた。「今日も元気にウイウイウイ♪」とお決まりの挨拶から、今まで生アニメとして放送してきた「みならいディーバ」がニコニコ動画で3月15日まで全話無料で見られるという嬉しいお知らせが伝えられた。

この番組内で作ってきた楽曲から『ぽんこつプリンセス』『放課後怪盗ディーバ』『真面目に作ったはずの歌詞がただのラノベなんだが』の3曲をメドレーで熱唱。とどまるところを知らないハイテンションな歌声に観客は大熱狂となった。

「たまこラブストーリー」〜「SAKURA＊TRICK」〜トークコーナー

続いては「たまこラブストーリー」から洲崎綾さんが登場し、劇場版の主題歌『プリンシプル』を優しい歌声で響かせる。真っ青に染まった客席を見て嬉しそうな表情を見せた洲崎さんは、自分自身の名義として初めて歌ったこの歌への想いを語り、大きな会場で歌えた喜びを口にした。

そんな洲崎さんの思い出がいっぱい詰まった「たまこまーけっと」のBlu-ray BOXが3月18日に発売されるということで、まだ見たことがない人にも見て欲しいとコメントし、『こいのうた』を拳を振り上げ観客を煽って届けてくれた。

「SAKURA＊TRICK」からは相坂優歌さんと五十嵐裕美さんが登場。ピンク一色に染まった客席を目前にセクシーな振り付けを交えて『Won(*3*）chu KissMe!』を妖艶に歌い上げた。毎回言って来たという“終わる終わる詐欺”をもっと続けていきたいと冗談めかしつつ、次の曲も一緒に盛り上がって欲しいと語り『Kiss(and)Love』へ。4人のダンサーとともにピンクのポンポンを振りながらキュートな歌声でステージを盛り上げた。

会場後方にスポットライトが当たりシルエットが浮かび上がると、そこには村川さんの姿が。「エスカ＆ロジーのアトリエ」からOPテーマ『アスイロ』を歌い上げ、歓声を浴びていた。

続いて山本さん、村川さん、洲崎さん、相坂さん、五十嵐さんでトークコーナー『どっちが気が合うんだ対決〜！』へ。ここでは山本さん＆村川さん、相坂さん＆五十嵐さんの各ペアが、どのくらい気が合うかを競い合う。さらにゲストとして、三上枝織さんと大久保瑠美さんも参戦し、3組でお題に挑戦することに。

第1問「今日のライブが終わったら食べたいもの」について。自信満々に語る相坂さんを見て「えっ？」と驚いた表情を浮かべる五十嵐さん。慌てて答えを言い直すも不正解に。山本さんの回答をボケずに正解した村川さんにはなぜか周囲からツッコミが。大久保さんは「焼肉　みかしーの為にじゃないんだからね（ハート）」とツンデレな答えを上げていた。

さらに第2問「旅行に行ってみたい場所」では、三上・大久保ペアに不穏な空気が流れる場面も。第3問「共演作品で一番印象に残っている二人の思い出」については、思い出がたくさんあり過ぎるため、お互いの思い出が一致しないペアが続出。3問が終わり、全チーム同点ということで全員優勝でコーナーは終了となった。

「THE ROLLING GIRLS」〜遠藤ゆりか〜「キルミーベイベー」

爆音の中ステージに登場したのは「THE ROLLING GIRLS」から小澤亜李さん、日高里菜さん、種田梨沙さん、花守ゆみりさん。お揃いの革ジャン姿でエアギターの演奏を交えつつ『人にやさしく』を可愛らしくハードロックに歌い上げた。この4人でステージで歌うのは初めてということで、興奮を抑えきれない様子。「横浜アリーナ、もっといくよ！」と気合いを入れて、『月の爆撃機』を肩を組んで仲良く歌い、熱いパフォーマンスを繰り広げた。

純白のドレスで姿を現したのは遠藤ゆりかさん。リズムに乗って『モノクロームオーバードライブ』を疾走感たっぷりに響かせ、『パラレルスパイラルライン』でさらにステージをヒートアップさせていった。ステージに出た瞬間に赤いペンライトを見て嬉しくなったという遠藤さんは、満席となった客席を改めて見渡して会場の広さを実感したとコメント。

DAMコラボ企画として、遠藤さんが選んだ曲は原作から大好きだったというTVアニメ「夢食いメリー」から『Daydream Syndrome』。「横浜アリーナでのカラオケなんて贅沢」と笑いつつ、クールなボイスで会場を盛り上げる。遠藤さんはデビュー2年目の今年も声優としてもアーティストとしても頑張っていくことを誓い、『ふたりのクロノスタシス』で出番を締めくくった。

ステージ上の扉が開け放たれ、中から飛び出して来たのは「キルミーベイベー」からやすなとソーニャ（赤﨑千夏さん＆田村睦心さん）。おおはしゃぎでステージを縦横無尽に走り回ったかと思うと、ゴンドラに飛び乗りアリーナ席を大移動。さらに客席を半分に割って歓声の大きさを競い合いつつこれ以上ないくらいの盛り上がりをみせた。

ポニーキャニオン新作紹介〜「アイドルクロニクル」〜「えとたま」

新作の映像が映し出されてから赤﨑さんと田村さんが登場し、「アイドルクロニクル」からM・A・Oさん、五十嵐裕美さん、遠藤ゆりかさん、「えとたま」から村川梨衣さん、松井恵理子さん、相坂優歌さん、花守ゆみりさんをを呼び込む。賑やかに作品を紹介したところで、3月15日に「アイドルクロニクル」のニコ生が行なわれること、4月9日から「えとたま」の放送が開始されることが告知された。

「とても盛り上がる曲なので楽しんでください！」とM・A・Oさんが叫び、遠藤さん、五十嵐さんの3人で「アイドルクロニクル」から『誓いのビジョン』を華麗なダンスと一緒に力強く響かせた。

さらに、猫耳姿の村川さんが「えとたま」からアニメのOPテーマ『リトライ☆ランデヴー』を可愛らしいダンスを全身で表現して初生披露した。松井さん、相坂さん、花守さんも加わり次はEDテーマ『blue moment』をこの日限定のライブバージョンで歌い上げた。

「結城友奈は勇者である」〜「デンキ街の本屋さん」〜トークコーナー

ひとりずつステージにシルエットが増えていき、「結城友奈は勇者である」から「讃州中学勇者部」として照井春佳さん、三森すずこさん、内山夕実さん、黒沢ともよさん、長妻樹里さんの5人が登場。神秘的な雰囲気の中、『ホシトハナ』と『Aurora Days』を2曲連続で歌い、美しいハーモニーを奏でた。

ライブ初披露となったこの2曲について、たくさん練習したと話す5人。そして、万一作品を見たことがない人のために作品の良さを「あいうえお作文」でアピール。

P：Peace、すなわち平和を愛する勇者たちの
's：ずっとずっと愛していきたいほど愛くるしい友奈たち
ラ：ラブ
イ：いや、しかし、それだけではなく
ブ：ブァテックス（バーテックス）の脅威に打ち勝った私たちはここにいるよ

キレイに（？）まとまったところで、次は「デンキ街の本屋さん」から「denk!girls」こと高森奈津美さん、津田美波さん、竹達彩奈さん、相沢舞さんがお揃いの黄色いエプロン姿でステージに飛び出す。『two-Dimension's Love』をラブリーなダンスとともに披露し、「エロ本は好きか！」「エロゲーは好きか！」「BLは好きか！」「おっぱいは好きか！」とひとりひとり呼び掛け、会場を沸かせた。

遠藤ゆりかさんがMC、大坪由佳さんが解説を担当し、「讃州中学勇者部」「THE ROLLING GIRLS」を呼び込んで3組のユニットによる『ユニットで同じポーズをとりましょう！対決〜！』へ。

「denk!girls」は『難しい本を読んでいて困った時のポーズ』、「THE ROLLING GIRLS」は「ギターを持ちながら曲の最後の決めポーズ」、「讃州中学勇者部」は『敵を倒した時の勝利の決めポーズ』をそれぞれ披露。大坪さんが感性の趣くままに点数を付け、1回戦が終わって53ポイント、80ポイント、10,000ポイントととんでもない状態に。

2回戦は『メイド喫茶のお帰りなさいませ！のポーズ』、『バイクから降りてヘルメットをとったあとのポーズ』、『うどんを食べておいしい！のポーズ』。ここではいかに大坪さんにアピールするかに焦点が。最後は遠藤さんを含めた全員で『かわいいポーズ』を取ることに。それぞれのポーズを見ながら嬉しそうな大坪さん。これで終了と思いきや、最後は大坪さんが『かわいいポーズ』をせがまれたため、ポーズを披露して締めくくった。

内田真礼〜「七森中☆ごらく部」

ライブもいよいよ後半戦へ。アリーナ後方に登場した内田真礼さんは、アリーナ席の外周をゆっくりと歩きながら『ギミー！レボリューション』をハイテンションに歌い上げる。DAMとのコラボ曲について内田さんはTVアニメ「俺、ツインテールになります。」のEDテーマ『ツインテール・ドリーマー！』を選択。赤﨑千夏さんと相坂優歌さんが加わり、3人で熱い歌声を届けてくれた。

内田さんはもうすぐソロデビューをして1周年ということで、この1年間を振り返り、昨年秋に横浜アリーナで歌った時と違う印象を受けたことを告白。大きな会場でいつかひとりでライブが出来る日が来るように頑張ることを宣言し、『創傷イノセンス』と『からっぽカプセル』をリズミカルに響かせた。

4月1日に発売となる「からっぽカプセル」のリリースイベントが今後控えていることを告知し、デビュー時からとても大切にしているという楽曲『高鳴りのソルフェージュ』で出番を締めくくった。

学校のチャイムが会場に響き渡り、満を持しての登場となったのは「七森中☆ごらく部」。『ゆるゆりんりんりんりんりん』で観客のハートに火を点け、会場は熱狂の渦へ。ひとりずつお決まりの挨拶で盛り上げたところで、前日に行なったニコ生でTVアニメ第3期の制作決定が発表となったことを告げ、会場からは盛大な歓声が上がった。

「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」のOPテーマを歌ったということで、次はEDテーマ『アフタースクールデイズ』と、4人の気持ちを歌ったという『ハッピータイムは終わらない』を連続で披露。「七森中☆ごらく部」を結成してから間もなく5年目を迎えるというだけあり、見事なチームワークでステージを盛り上げた。

会場を改めて盛り上げるべく「アリーナ！」「真ん中！」「スタンド！」と次々呼び掛け、「ゆるゆりが好きな人！」「3期が嬉しい人！」と続けてさらにテンションをアップ。「次は皆の下へ行っちゃおうかな」と叫んで『いぇす！ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪』へ。4人は2手に別れて、下手と上手からアリーナ席の外周を手を振りながらぐるっと一周。

最後に6月6日に『七森中♪やがいふぇす』が行なわれることが告知され、その後に待っているTVアニメ第3期に期待を寄せて欲しいとメッセージを伝えて、「七森中☆ごらく部」始まりの曲『ゆるゆららららゆるゆり大事件』を歌い上げた。

三森すずこ〜エンディング

ゴージャスなイントロが流れ、遊園地をテーマにした賑やかな衣装に身を包んだ三森すずこさんが登場。『グローリー』を力強く歌い上げて、会場は熱気に包み込まれた。DAMコラボ企画では、三森さんは「七森中☆ごらく部」の4人とともにTVアニメ「しゅごキャラ!」のEDテーマ『ホントのじぶん』を熱唱した。

「ゆるゆり」第3期の発表の報に古谷向日葵役として出演する三森さんも嬉しそうな様子を見せる。『せいいっぱい、つたえたい！』では三森さんの熱いパフォーマンスに会場のボルテージは上がりっぱなしに。続けてゴンドラに飛び乗り、観客ひとりひとりの笑顔を確かめるように『ROLLER COASTER（ハート）』を披露した。

衣装の話から、遊園地をテーマにしたファンタージ感溢れる2ndアルバムが4月8日に発売することと、6月27日、28日にソロ2ndライブを舞浜アンフィシアターで開催することを告知。そして、お化け屋敷をテーマにしたという『Heart Collection』を初披露し、妖艶なメロディに乗せた三森さんの歌声が響き渡る。ラストは『ユニバーページ』を歌い、会場をさらに盛り上げてくれた。

5時間に渡ってお届けしてきたライブもいよいよエンディングへ。本日の出演者全員がステージに集結し、ひとりひとり様々な楽曲やコラボを届けられた喜びや感謝の言葉、第3回『P's Live!』開催への意気込みを語った。最後は全員で今回のライブのテーマソング『明日へ鳴らすリフレイン』を合唱し、「これからもポニーキャニオンのアニメ、ラノベをよろしくお願いします！」のかけ声でライブの幕は下ろされた。