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原発反対を訴え大規模な抗議集会3月8日 19時17分
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東京電力福島第一原子力発電所の事故から4年になるのを前に、都内で原発に反対する人たち2万人余りが参加する大規模な抗議集会が開かれ、事故の記憶の風化に警鐘を鳴らすとともに、脱原発の推進や再稼働への反対を訴えました。
この集会は、福島第一原発の事故以降、毎週金曜日に総理大臣官邸前や国会の周辺などで原発に反対する活動を続けている市民グループなどが、毎年3月11日前後に開いています。
東京・千代田区の日比谷公園の会場では、元宇宙飛行士で、福島県で農業を営んでいた秋山豊寛さんが、「私も原発事故で住むところを追われた1人です。この怒りを、デモや集会を通じて国会にぶつけましょう」と訴えたあと、参加者たちが霞が関周辺をデモ行進しました。
主催した団体によりますと、ことしの集会の参加者は2万3000人と、2年続けておよそ1万人ずつ減っているということですが、原発の再稼働に向けた動きもあるなか、粘り強く脱原発を訴え続けたいとしています。千葉県から参加したという69歳の女性は、「都市部を中心に関心が薄まり、風化しているのを感じます。若い世代の参加が少なく、気がかりです」と話していました。
主催したグループのミサオ・レッドウルフさんは、「原発ゼロの政策が見直され、参加者も減るなど活動は転換点を迎えています。原発事故は、今も収束していないことや、救済されていない人が大勢いることを訴え続けていきたい」と話しています。
東京・千代田区の日比谷公園の会場では、元宇宙飛行士で、福島県で農業を営んでいた秋山豊寛さんが、「私も原発事故で住むところを追われた1人です。この怒りを、デモや集会を通じて国会にぶつけましょう」と訴えたあと、参加者たちが霞が関周辺をデモ行進しました。
主催した団体によりますと、ことしの集会の参加者は2万3000人と、2年続けておよそ1万人ずつ減っているということですが、原発の再稼働に向けた動きもあるなか、粘り強く脱原発を訴え続けたいとしています。千葉県から参加したという69歳の女性は、「都市部を中心に関心が薄まり、風化しているのを感じます。若い世代の参加が少なく、気がかりです」と話していました。
主催したグループのミサオ・レッドウルフさんは、「原発ゼロの政策が見直され、参加者も減るなど活動は転換点を迎えています。原発事故は、今も収束していないことや、救済されていない人が大勢いることを訴え続けていきたい」と話しています。