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可睡斎ひなまつり
(撮影:常葉大学映像部)
中日春秋(朝刊コラム)中日春秋「ヘイトウオッチング」という言葉があると聞く。最近の俗語だそうだ。直訳すれば「憎悪の観察」。「ヘイトスピーチ」とは関係ない。絶えず文句を口にしながらテレビを見る行為を意味する ▼どこの家にもいらっしゃるか。テレビに向かって「くだらん」とか「笑えない」と悪態をつく。本気で怒っているわけではなく、何となく出る「合いの手」のようなものだろう ▼筆者にも症状が出ている。あるCMを見るたびに「本当か」と口に出る。大学受験予備校のCMのようだ。十八歳から八十歳まで年齢を横軸にしたグラフがある。「現役合格した皆さん、おめでとうございます。その合格はずーっと先の人生までつながっています」とナレーションが入り、矢印が八十歳に向かう。人生の成功が約束されたか ▼高校三年間の継続的な勉強が大切といっているのだろう。それでも十八歳の合否がその先の人生を「ずーっと」左右するかの宣伝文句にどきどきする。志望校へ現役合格しない場合は、どうなるというのか ▼長い人生で一度もつまずかない人はおるまい。つまずいて立ち上がる。痛手の悲しみを知る。そこから知る人の優しさや味もある ▼「その合否は人生にはつながらないさ」。そうテレビに言い返す。現役合格が成功を約束するほど甘くはないだろう。これでは、高校生を勉強に発奮させる広告にはなるまいが。 PR情報
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