大部俊哉
2015年3月8日06時47分
大阪府高槻市が、オーストラリアの姉妹都市から受け入れている英語指導助手(AET)とトラブルになっている。AETが「玄関の鍵が閉まらない」「トイレの水が漏れてくる」などと訴えて指定のアパートから転居。それを発端に、長年続いたAET受け入れが中止される事態になっている。
高槻市などによると、同市は1994年から毎年、「国際交流員」として姉妹都市のトゥーンバ市からAETを受け入れてきた。のべで約70人。今年度も22~40歳の男女8人が市内の41小学校を回り、英語の授業をサポートしている。
AETは、ト市と交わす合意書の中で、高槻市中心部にあるアパート3カ所への入居が指定されている。アパートはいずれも築30~40年。2LDKで家賃は月6万円。敷金・礼金はかからない。
昨年4月に着任した8人もこのアパートに入居したが、うち6人が5月に別のアパートに引っ越した。AET側は昨年7月、市側に住環境の改善などを求める要望書を提出。玄関の鍵やトイレ問題のほか、「カビがひどい」「流しから悪臭がする」などの不具合が絶えなかったと主張。「安全や衛生面で不安が大きく、地震に耐えられるかも心配」として、家主に補修を求めたが「一向に改善されなかった」と訴える。
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