2月23日〜2月28日 「物言えば唇寒し秋の風」 |
3月2日〜3月7日 「親思う心にまさる親心」 |
3月9日〜3月14日 「待てば海路の日和あり」 |
3月16日〜3月21日 「夏は日向を行け 冬は日陰を行け」 |
1943年(昭和18年)、海軍から酒石酸を採取するためぶどう酒をつくるよう要請され、マッサンはぜひやりたいという一馬に一任する。 一方、勤労奉仕をするエマは、マッサンやエリーのように夢を持って強く生きていない自分が情けないと一馬に悩みを相談。いつ までも子供扱いするエリーにいらだちを感じていたエマは、大人になったという一馬の言葉に喜ぶのだった。 |
一馬に赤紙が届き、マッサンは残された日々で一馬にブレンド作業を教え始める。熊虎もまた息子を晴れやかな気持ちで送り出そうと壮行会を開く。そんななか、悲しみに暮れるエマにエリーは誰もが苦しみながらも一馬のために耐えているのだと語り、ついにエマも一馬を送り出す覚悟を決める。そしてエリーはエマと熊虎のためにマッサンにあるお願いをするのだった。 |
1945年(昭和20年)、余市を襲う爆撃のなか、マッサンは工場を守らねばと強く誓う。そんななか、一馬の戦死を知らせる通知が。ハナや熊虎、そして誰よりもその帰りを待っていたエマは泣き崩れる。悲しみのなか、白木の箱を前に熊虎は一馬の分まで生きようと気丈に語る。そして、ついに終戦を迎えエリーはようやく自由の身になるのだが…。 |
1948年(昭和23年)、エリーは穏やかな日々を送り、マッサンは新しいウイスキーを開発していた。そんなある日、千加子の息子・悟が突然やってくる。三級酒に心を救われた悟は、それを偽物と呼ぶマッサンに誰のために酒を作っているのかと問いかけ、マッサンは三級酒をつくることを決意する。そんな時、広島から千加子と政志がやってきて…。 |