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中国 尖閣諸島は固有領土と主張の日本語HP3月4日 19時09分
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中国政府は、沖縄県の尖閣諸島について、中国固有の領土だと主張する日本語のホームページを4日から新たに設けました。
中国国営の新華社通信によりますと、このホームページは、中国の国家海洋局が設けたもので、現在中国が使っている呼称の「釣魚島」というタイトルで、沖縄県の尖閣諸島について「中国固有の領土だ」と主張しています。
また、尖閣諸島を海や空から撮影した写真を載せ、「中国政府の基本的主張」として「釣魚島およびその付属島しょをすでに数百年にわたって管轄してきた」などと記しています。
さらに、その根拠として15世紀以降の文献や地図を掲載しているほか、国営の中国中央テレビの関連ニュースを見ることができるようになっています。
中国政府は、尖閣諸島は中国固有の領土だと主張する以前からあった中国語のホームページを去年12月に刷新して公開していて、その日本語版と英語版の運用を4日から始めました。
また、尖閣諸島を海や空から撮影した写真を載せ、「中国政府の基本的主張」として「釣魚島およびその付属島しょをすでに数百年にわたって管轄してきた」などと記しています。
さらに、その根拠として15世紀以降の文献や地図を掲載しているほか、国営の中国中央テレビの関連ニュースを見ることができるようになっています。
中国政府は、尖閣諸島は中国固有の領土だと主張する以前からあった中国語のホームページを去年12月に刷新して公開していて、その日本語版と英語版の運用を4日から始めました。
官房長官「厳重に抗議し削除を求めた」
菅官房長官は午後の記者会見で、「去年の年末にウェブサイトが開設された際、外交ルートを通じて中国側に厳重に抗議し、即刻、削除するよう求めた。
今回も、改めて北京の日本大使館を通じて中国外交部に厳重に抗議した」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、「尖閣諸島は歴史的にも外交的にも、わが国固有の領土であり、現にわが国が有効に支配している。
ウェブサイトで、中国側は事実関係をわい曲して独自の主張を改めて述べているが、政府としては全く受け入れられない」と述べました。
今回も、改めて北京の日本大使館を通じて中国外交部に厳重に抗議した」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、「尖閣諸島は歴史的にも外交的にも、わが国固有の領土であり、現にわが国が有効に支配している。
ウェブサイトで、中国側は事実関係をわい曲して独自の主張を改めて述べているが、政府としては全く受け入れられない」と述べました。