(日本さい帯血バンクネットワークの見解文から)
これは、いざ治療にさい帯血を使用する際、十分な細胞数がなく治療に使用できないリスクを警告する内容です。
つまり、さい帯血の保管をお願いするさい帯血バンク選定の際にはさい帯血に含まれている有核細胞数を必ず確認する必要があります。
ステムセル研究所では、分離・保管した結果について、細胞数を含めて担当された医師や助産師の方およびご契約者様に、必ず文書にてご報告を行っております。
また、ステムセル研究所での一人当たりの平均さい帯血採取量は47.7ml。
平均保管細胞数は4億個※で、十分な細胞数を確保しております。また、保管細胞数の最低基準値を設け、その基準値未満の場合は残念ながら、保管をお断りさせて頂いております。
※ヘス法に換算。当社の細胞分離方法は「フィコール法」を用いているため、公的バンクで用いている「ヘス法」と比べると、目的とする細胞の濃度が3~5倍高いことが知られています。
2009年現在日本でも、さい帯血中に含まれる幹細胞の増幅技術は"臨床"という段階に至っており、数十倍~百倍までの増幅技術は確立されたところまできております。 幹細胞の増幅技術に関してステムセル研究所では、現在いくつかの大学病院と共同研究しております。
さい帯血幹細胞の増幅については、日本も含めて世界各国で盛んに研究されているテーマです。
米国の大学でも増幅した幹細胞を使って臨床研究が行われています。近い将来増幅倍率がさらに高い技術が開発されることは大いに期待されます。
さい帯血を保管しても、細菌が混入してしまい、いざという時に使えなければ意味はありません。さい帯血の保管をお願いする場合、必ず保管体制や分離施設の確認をして下さい。
ステムセル研究所では保管するすべての細胞は第三者機関である外部の臨床検査会社にて「一般細菌検査」を実施し、公平・中立な立場で客観性の高い厳格な細菌検査を行っております。それでも万が一、細菌混入が認められた場合、保管をお断りさせて頂いておりますので、保管幹細胞に細菌混入の危険はありません。
また、当社の細胞分離施設(CPC)は、FDA(アメリカ食品医薬品局)や厚生労働省が定めたGMP(医薬品の製造及び品質管理に関する)基準に準拠しており、非常にクリーン度の高い施設において作業を行っております。
非常に大きなポイントです。現在白血病の死亡者数は、10万人に対して5.6人(2004年国民衛生の動向より)。これは、日本の交通事故死亡者数とほぼ同数です。さらに重い血液疾患の死亡者数においては、そのおよそ4倍となりその数は僅かながらですが年々増加傾向にあります。
ステムセル研究所のようにさい帯血の個人使用を目的として保管する場合、ご本人だけでなく、ご兄弟、親子間での使用も可能です。更に将来的には再生医療(心筋、血管、中枢神経、肝臓等を幹細胞で創製)へのリソースとして応用の可能性があり、ご本人のさい帯血の利用率は今後さらに高くなるものと思います。米国の最大私的さい帯血バンクCBR社の試算では再生医療で将来50人に1人が使用されると言っております。大切な家族の万が一に備えるということで、ステムセル研究所にさい帯血を保管されている方が非常に多いというのも事実です。
ステムセル研究所のような私的さい帯血バンクで保管したさい帯血を、脳性麻痺に対し米国の大学病院で、200例以上の臨床例が報告されております。ジョージア大学ではFDAの許可の下、臨床治験が開始されています。
日本でも難治性血液疾患に対してさい帯血のきょうだい間移植が行われ、また自己さい帯血を用いて、脳性麻痺などの難治性脳障害の臨床研究の開始に向けて努めております。
その他に、骨髄や末梢血の幹細胞を用いた自己移植の臨床研究が多くの施設で行われています。
しかし、骨髄や末梢血の移植は費用や入院期間の負担ばかりでなく、採取時に身体的リスクがあります。そこで痛みやリスクがなく採取・保管が可能なさい帯血保管のメリットは大きいと考えます。
皆さんの大切な家族の将来のために保管をする私的さい帯血バンクに預ける際には、「安心して頼めるさい帯血バンクなのか?」を判断するためにも「経験」と「実績」をぜひ確認してみてください。
最後に ステムセル研究所ではさい帯血に関するお問い合わせを受け付けております。少しでも「さい帯血」について不明な点、知りたい点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。