社会
川崎・多摩川中1殺害:「子ども守る方策研究したい」 横浜・林市長
川崎市の多摩川河川敷で中学1年生の男子生徒が刺殺された事件を受け、横浜市の林文子市長は4日の定例会見で「このような悲しい事件が二度とあってはならない」と述べ、学校や地域など社会全体で子どもを見守る必要性を訴えた。
林市長は「多感な時期の子どもがささいなことでいじめたり、いじめられたりすることがある」とした上で「子どもの心の変化に先生や周囲の大人がいち早く気付くことで、何かできることがあるはず」と指摘。
児童、生徒を支援する専任教諭の市立小中学校への配置や学校・警察連携制度の導入など市の取り組みを挙げて、「学校だけでなく家庭、地域、警察などが連携して社会全体で子どもを見守る体制をつくらなければならない。まだまだ足りていない。さまざまな子どもを守る方策を研究していきたい」と述べた。
【神奈川新聞】