米大使襲撃事件 韓国検察トップが真相究明を指示

【ソウル聯合ニュース】韓国の金鎮太(キム・ジンテ)検事総長は6日の検事長懇談会で、リッパート駐韓米国大使が前日、ソウル市内で男に刃物で切りつけられた事件について、警察の捜査を徹底して指揮し、事件の真相を究明するよう指示した。

 金氏は社会の平和と安全を脅かすテロなどの犯罪に積極的に対応していくと述べた上で、責任のある人については厳重に処罰するとの方針を示した。

 また、テロやサイバー犯罪、通り魔事件などは誰でも被害者になる可能性があり、社会的な波紋も大きいと指摘。韓国は先進国と違い、こうした犯罪を予防するための法的手段が十分備わっていないが、あらゆる手段と知恵を用いて積極的に対応する必要があると述べた。

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