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北朝鮮 韓国系カナダ人牧師を拘束か3月6日 7時14分
北朝鮮で人道支援活動に当たっていた韓国系のカナダ人の牧師とみられる男性が、北朝鮮の当局に身柄を拘束されたことが分かり、カナダ政府が対応に当たっています。
カナダのメディアなどによりますと、拘束されたとみられるのはトロントの韓国系のプロテスタント教会に所属するヒョン・スー・リム牧師(60)です。
リム牧師は北朝鮮北東部の養護施設で人道支援に当たるため、ことし1月に中国から北朝鮮に入国しましたが、その後、連絡が取れなくなり、5日までに北朝鮮側からカナダ政府に牧師を拘束したという情報が寄せられたということです。
カナダ外務省の報道官はNHKの取材に対し、詳細は明らかにできないとしながらも「北朝鮮でカナダ人が拘束された事実を把握しており、家族と連絡を取っている」と説明しています。
カナダは5年前から北朝鮮との外交関係を停止していますが、リム牧師は頻繁に北朝鮮を訪れて孤児院などで支援活動を行っていたということで、教会の関係者は拘束された理由が分からないとしています。
北朝鮮ではこれまでもアメリカ人や韓国人の教会の関係者がスパイ容疑などで拘束されています。
リム牧師は北朝鮮北東部の養護施設で人道支援に当たるため、ことし1月に中国から北朝鮮に入国しましたが、その後、連絡が取れなくなり、5日までに北朝鮮側からカナダ政府に牧師を拘束したという情報が寄せられたということです。
カナダ外務省の報道官はNHKの取材に対し、詳細は明らかにできないとしながらも「北朝鮮でカナダ人が拘束された事実を把握しており、家族と連絡を取っている」と説明しています。
カナダは5年前から北朝鮮との外交関係を停止していますが、リム牧師は頻繁に北朝鮮を訪れて孤児院などで支援活動を行っていたということで、教会の関係者は拘束された理由が分からないとしています。
北朝鮮ではこれまでもアメリカ人や韓国人の教会の関係者がスパイ容疑などで拘束されています。