ハリソン・フォードさんけが 小型機が不時着

3月6日 13時03分

アメリカ西部カリフォルニア州で俳優のハリソン・フォードさんが操縦する小型機がゴルフ場に不時着し、フォードさんはけがをして病院に運ばれましたが、容体は安定しているということです。

ロサンゼルス近郊で５日午後２時半ごろ（日本時間の６日朝７時半ごろ）、俳優のハリソン・フォードさんが操縦する小型機が、ゴルフ場の敷地に不時着しました。
小型機に乗っていたのは、フォードさん１人で、フォードさんはけがをして病院に搬送されましたが、搬送時、意識はあり、容体は安定しているということです。
事故直後に現場を上空から撮影した映像では、黄色と銀色の機体の小型機の前の部分が大きく壊れ、芝生には機体を引きずったような痕も見られます。
現場は、主に小型機が利用するロサンゼルス近郊のサンタモニカ空港に隣接するゴルフ場の敷地です。
フォードさんの広報担当者は、ＡＢＣテレビに対して、「離陸時にエンジンが止まってしまい、緊急着陸をする以外選択肢がなかった。
病院で手当を受けているが命に別状はなく、いずれ完全に回復する見込みだ」とコメントしています。
フォードさんは１９４２年生まれの７２歳で映画「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」などに出演し、アメリカを代表する人気俳優の一人として知られています。
また、複数の飛行機を所有していて、みずから操縦かんを握ることも多かったということです。