2015年3月6日07時30分
愛媛県砥部町の県立とべ動物園で2月に生まれたライオンの赤ちゃんが5日、報道陣に初公開された。同園のライオンの出産は8年ぶり。7日から一般公開が始まる。
しま太郎(16歳)とリリー(7歳)の間に2月12日、4頭の子どもが生まれた。3頭の雌のうち2頭は親元で順調に育っているが、1頭は母乳がうまく飲めずに死んだ。雄1頭も低体温症になったが、人工保育ですくすくと成長している。
この日公開されたのは人工保育されている雄で、報道陣のカメラによちよち歩いて近づいたり、飼育担当の清水和真さん(35)が持った哺乳瓶からミルクを懸命に飲んだりしていた。生まれた直後は体長約15センチ、体重約1キロだったが、ミルクを毎日5~6回、各100ミリリットルほど飲んで身長は2倍、体重は3倍ほどに育ったという。
一般公開されるのも、この雄。園内の子ども動物センターのレクチャールームで、平日は午後2時から30分間、土・日曜と祝日は午前11時からと午後2時から各20分間。体調によっては時間の短縮や中止がある。
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