監督と大モメ、視聴率最下位…フジ蘇らず
2015年03月06日 06時30分
フジテレビは先月13日放送したスペシャルドラマ「黒い看護婦」で、放送時間をフジ側に18分短縮された平山秀幸監督ら制作スタッフが、エンドロールなどへのクレジット(名前表記)を拒否していたことが判明した。亀山千広社長(58)は同月27日の定例会見で「いただけない。十何分を切るのは簡単なことではない。交渉に不備があると認めざるを得ない。モノを作っている人間にどう向き合うか。視聴者と向き合うのと一緒。礼儀がなってない。(監督と)話し合ってコンセンサスがとれたかどうか。我々の調整の稚拙さとしか言いようがない」と非を認めた。
視聴率でも今年は、のっけから大惨敗を喫した。年明け1月第1週(昨年12月29日から1月4日)のゴールデン帯&プライム帯の平均視聴率で、フジはテレビ東京にも敗れ、最下位となった。これは視聴率調査が始まった1963年以来、初のことだった。
亀山社長は1月末の定例会見で「正直悔しい思いの1月5日(年末年始の視聴率の発表日)でした。この事実は視聴者が我々に対して今、思っている心境でしょう。今あるブランドをうまく利用しながらやっていくのが今の時代。それを全て新しいものにしたら、視聴者はどうしていいかわからなかった。チャレンジャーすぎて討ち死にした」と語っていた。2004年から10年まで7年連続で視聴率3冠王だったのも今や昔となってしまった。
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