2015-03-06
久谷女子の岡田育さん「オトコのカラダはキモチいい」Amazonサブカルチャーベストセラー1位おめでとうございます。
岡田育さんのことは「嫁に行くつもりじゃなかった」の連載をしばらく読んでいたので知っていました。連載中に掲載されていたプロフィール画像の横顔に懐かしのオリーブ少女の繊細で可憐な雰囲気があり、またわたし自身「嫁に行くつもりじゃなかった」経緯での結婚だったので、岡田育さんがなぜ結婚にいたったのか、それをどう感じているのかに興味がありました。
岡田育さんがテレビやラジオに出演されていることを知ったのはつい最近です。「Twitter界のアフロディーテ」というニックネームをもらって以来、ご自分でも本の帯などにそのニックネームを愛用されているとのこと。Amazonの著者紹介ページにも堂々としたお写真があり、「嫁に行くつもりじゃなかった」の他にも「ハジの多い人生」など数々の著書を出されていることを知りました。
さて、わたしが今回ブログを書こうと思ったのはそんな岡田育さんにぜひ聞いていただきたいことがあるからです。岡田育さんのTwitterを見るとご自分の著書への言及にとても敏感な方なので、読んでいただけるのではないかと思いました。
他でもありません。岡田育さんが参加されている久谷女子が先ごろ発行された同人誌の中で、真偽不明の寄稿が記事にされ、匿名で掲載されたそうですね。岡田育さんご自身もTwitterの中で言及していらっしゃいましたし、この話ははてなブックマークで話題になっているので、id:okadaicとしてこちらで現在もはてなブックマークをご利用中の岡田育さんはきっとご存知だと思います。
内容は昨年あるオフ会で知り合った男女のことで、男性が女性にホテル代を借りたまま踏み倒しているという女性の主張に対し、男性側がそれは真っ赤な嘘だと主張するものだったようですね。どちらもわたしにはまったく面識のない方の話ですが、岡田育さんにとってこの寄稿文は、これまで誇りを持って続けてこられた大切な同人誌に掲載し、有料で販売するだけの文学的価値のある、思い入れ深いものだったのだろうと思います。
この記事に対して現在女性の側から男性の主張は誤りであること、その旨を次号に掲載し、謝罪訂正してほしいという要望が久谷女子宛に出ていることはご存知でしょうか。女性は主張を裏付ける証拠を明らかにすることも出来るとのことです。
男女の仲は複雑ですから、いかなる事情で女性が男性のホテル代を立て替えるに至ったか、その経緯を明快にするのは難しいことです。それに比べてお金のやりとりはとても明快で、決着をつけやすいものではないでしょうか。女性が嘘を言っているなら彼女は男性を泥棒呼ばわりしているということですし、男性が嘘を言っているなら彼は女性からお金を踏み倒した上、強請であると主張していることになります。男女間の揉め事は民事の問題ですが、窃盗、強請の詐称となればこれは刑事事件です。
女性は「久谷女子」宛に内容証明を送りたい、ついては住所を教えてほしいと連絡したそうですが、このような深刻な事態であるにも関わらず、「久谷女子」からは久谷女子には代表者もなく、所在地と言える場所もない、メールでやりとりが出来れば内容証明と同じだという趣旨の返信が来たそうです。女性はかなり待たされたあげくのこの返信にとても落胆しており、見ていてたいへん気の毒です。
「久谷女子」が訂正記事を紙面に掲載し、またwebで訂正と謝罪が出来ない理由は記事を寄稿した男性側の主張と女性の主張に食い違いが見られるからだそうです。しかし窃盗か強請かといった深刻な話題を真偽も確かめず、紙面に掲載して有料で無差別に売り、訂正も謝罪もしないことがいかに非常識なことかは、編集者として働いてこられた岡田育さんには申し上げるまでもありません。
「久谷女子」のこのようなメールを送信前にお読みになっていたならば、これまでに何冊もの本をお書きになり、校正された文章を何度もチェックしてこられた岡田育さんが平気でいられるわけはない。もしかしたら岡田育さんはこの状況をご存知ないのかもしれないと思い、はてなの後輩としてこうしてブログを書くことにいたしました。
久谷女子メンバーとされる方々の中で、わたしが個人的にもっともアクティブで有名な方として知る方といえば岡田育さんです。また「人生ソロ活動」が口癖の岡田育さんならば、横繋がりや馴れ合いの内輪ルールに流されることなく迅速に問題に向き合い、常識的な判断をなさるのではないかと思いました。
岡田育さんが当該の「久谷女子」編集後記に並々ならぬ思い入れをお持ちであることをTwitterでつぶやいておられたのも読みました。お忙しいお仕事と主婦業の合間を縫って、コツコツと久谷女子を作ってこられた岡田育さんならば、きっと「久谷女子」として恥ずかしくない対応をなさるだろうと思います。また何年も集まり合ってきたメンバーのことをよくご存知の岡田育さんであれば、どなたに内容証明を送ればみなさんの手に届くのかをご存知でしょう。そして「久谷女子」の、まるで中学生同人グループのような無責任で幼稚な対応を、大人の女性として恥ずかしくない対応へと正してくださることと存じます。
わたしははてなブログユーザーですが、このブログがはてな界隈だけでなく、より多くの岡田育さんファン、また久谷女子ファンの目に留まることを心から祈っています。今日明日では難しいとしても、ブログを封鎖しない限り、そしてはてなが存続する限り、ネットのテキストは残るのですから。
なお年始から話題の岡田(斗)の方と検索が紛らわしくならないよう、文中はすべて岡田育さんとさせていただきました。これからも同人活動がんばってくださいね。
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