我が家の話を漫画で描いてもらいました、第四弾!
今回は、ある食品についてのグラフも作ってみたよ。
フランス人と納豆
2011年、憧れの日本で人生初の一人暮らしを始めた彼女。
料理経験もなかったため、スーパーで買った納豆をそのまま食べていたそうです。
日本にも納豆嫌いな人がたくさんいるくらいですし、「日本食の中でも納豆だけは苦手だ」という外国人も多いようです。僕が知るフランス人男性がそうでした。
それだけに、彼女が納豆が好きでしかも納豆オンリーで食べるという話を聞いて驚きました。
関西人と納豆
ちなみにコウモリは、納豆嫌いのひとが多い関西出身です。
政府の家計調査2012年データからも、西に行くほど納豆消費額が減っているのが分かります。
関西の風土が原因なのかは分かりませんが、コウモリも子供のころ納豆があまり好きではありませんでした。とはいえ親や弟や妹は納豆が好きみたいだったので、不思議なものです。
貧乏と納豆
けれども、今ではコウモリも納豆が好きになっていて、割とよく食べています。
きっかけは、大人になって貧乏な1人暮らしを始めたときに「納豆はコスパが良い!」と気付いたからです(笑)
おろしだれ納豆|あづま食品、約100円で3パック。
僕はこれが好きで、約10年前から頻繁に買っています。
ちなみに家計調査によると、2013年に年間収入251万円未満の僕ら貧乏世帯は、食料品への支出金額が464974円と、総世帯平均の支出額780450円に比べて59.6%しか支出していません。
ただし納豆だけを見てみると、貧乏世帯の支出金額は2001円で、総世帯平均の支出額2912円に比べて68.7%にも上ります。
つまり、貧乏人は他の食品に比べて納豆への支出金額が多め。
貧乏人は納豆に頼りがち!っていうことが言えるのかもしれません。
…微差なのでちょっと強引ですかね、すみません><;
統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103
蓼食う虫も好き好き
好き嫌いは、国によっても様々。
そして同じ国の中でも、地域によって様々。
そして同じ地域の中でも、ひとによって様々。
そして同じひとの中でも、人生の時期によって様々。
色んな場所に色んなひとがいて色んな状態があるんだねと知ることで、自分の中にあるステレオタイプの正しさや可笑しさに気付いていく。
ひとに会いひとを知ることで得られるそういう経験は、いつも楽しいものですよね。
ギャップ効果?
あとね。
僕にとって彼女は、とても上品なフランスのお嬢様という感じだったので―――それ自体は今でもあまり変わらないのだけれど(笑)―――納豆というネバネバした土着的な食べ物が似合うとは思っていなくって。
だから、彼女が納豆をストレートで口にかっ込んでる姿を想像したときには、最初、凄く笑ってしまったのです。
「うそでしょ!!」っていう。
でもそれで、すごく親近感が湧いたのでした。
これがいわゆるギャップ効果なんでしょうかねー?
つづく。
余談
この漫画を描いてくれた石切穂帆さんは、こちらのメアドでイラストやデザインなどのお仕事依頼を受け付けているそうです。興味のある方は是非!
ishikirihinaho@gmail.com
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前回の漫画はこちら。
世界の女性に共通するたった1つの真実 ~フランス人と同棲前1~ - コウモリの世界の図解