Apple%E3%80%81iPhone%E3%81%AE%E9%98%B2%E6%B0%B4%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%82%92%E6%A8%A1%E7%B4%A2%E4%B8%AD

Apple、iPhoneの防水方法を模索中


Appleは、iPhone等の電子デバイスを防水にする複数の方法を記載した特許を、USPTO(米国特許商標局)に申請していた(via AppleInsider)。特許には、主要回路基板等の内部部品に疎水性のコーティングを施す方法が書かれており、Liquipel等の会社が用いているプロセスと同様のものと思われる。この防水レイヤーのためのコーティングは、厚さ1~10 ミクロンにしかならないとAppleは書類に書いており、これはデバイス筐体の内部に殆ど追加スペースを必要としないことを意味している。

Appleの特許には、同社のiPhone、iPad、MacBookのいずれにも使用されている電磁シールドを付けたまま、部品を防水加工できるとしている。コーティングは組み立て済みの基板に適用され、電磁シールドが防水加工の妨げになる可能性があるため、特殊な処理が必要になる。

コネクターのハンダ付けされる側の端を保護するために、内部回路とデバイスの間によく使われている、基板とフレキシブルケーブルをつなぐ部分にシリコーシールを使うことも資料には書かれている。

Appleは、自社のスマートフォンやタブレットを防水にすることに、今のところさほど興味を示していないが、Sony等のスマートフォンメーカーは、防水をハードウェアの中核機能に据えている。昨年SamsungはGalaxy S5を防水にしたが、今年のGalaxy S6では取り止めており、GS5やSony端末の実績を見る限り、消費者の購入判断における防水機能の重要性は定かではない。

Appleが将来のスマートフォンやタブレットの目玉機能の一つとして「防水」を謳えば、注目されることは間違いない。この特許は昨年3月に申請されたもので、比較的最近の発明であることから、Appleが商品化の意思もなく特許を押えにかかっている、と決めつけるにはまだ早い。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Tags:

広告

blog comments powered by Disqus

コメント

浅田信介
明らかに法律違反。タクシー成り立たない。白タクだから強盗や性犯罪の温床になるね。必ず悪人が参入する。…
Sean Osawa
本文中のリンク先が原文と異なるのは何か理由があるのでしょうか?
通りがかり
”Facebookのユーザーは13億9300万人となり、対前年比で3.18%” → "前期…
フォロー

新しい投稿をメールで受信しましょう。

Join 165 other followers