大阪都構想:市議会の野党4会派、住民説明会に出席せず

毎日新聞 2015年03月04日 22時29分

 ◇橋下市長は「議論すべきだ」と批判

 大阪市議会の公明、自民、民主系、共産の野党4会派は4日、大阪都構想の是非を問う住民投票実施の場合、市が計画している橋下徹市長との討論方式の住民説明会に出席しない方針を固めた。「主張の違いを見せるより、市が協定書の中身を説明すべきだ」などの理由だが、橋下市長は「議論すべきだ」と批判している。

 野党は▽市長と冷静な議論ができない▽市長は大阪維新の会代表であり、説明会は市幹部が出るべきだ−−などと主張している。

 橋下市長はこの日、記者団に「一方的にならないように機会を設定した。野党が出ないなら市長として説明する」と話し、説明会を各区の公共施設で開く考えを示した。【寺岡俊、山下貴史】

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