秘密保護法:秘密監視評価基準の問題点を指摘

毎日新聞 2015年03月04日 19時04分

 ◇民主が参院議運委で「情報監視審査会」をめぐり

 参院は4日午前の議院運営委員会で、特定秘密保護法の運用をチェックする「情報監視審査会」をめぐり、事務局を担当し特定秘密を取り扱う国会職員の適性評価基準に関する質疑を行った。民主党の福山哲郎氏は「審査会が特定秘密の提供を求めたとき、政府側が随時提出するのか不明確だ」と、審査会の問題点を指摘した。

 質疑終了後、自民、民主両党は、基準を了承する議決を4日は見送ることで合意。与野党は今後の進め方について、議運委理事会などで引き続き協議する。

 衆院は2月26日の議運委で適性評価基準を了承した。

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